新生転生 ヒヒュドラード
年末情報特番にて、ヒヒュドラードの新生転生情報が発表されました!
ヒヒュドラードはごう慢な構えで魔力かくせいと素早さアップで、2ターン目に先制で破壊の魔砲ズドーンが楽しいモンスターでした。
体技反射の特性も持っているので、デスタムーアの封印の霧を反射して自分だけバフをキープする戦術もありましたね。ちなみにこれは前回の魔王調整で封印の霧が反射不可になったので出来なくなってしまいました。
ただ、ヒヒュドラードは耐久力が低くあっさり落とされてしまうのが欠点で、環境でメインに立つことはありませんでした。
そんなヒヒュドラードは新生転生でどのように強くなるのか考察します!
奇襲の邪弾(MP58)
ランダム6回の無属性呪文ダメージを与える特技で、ラウンドの最初に発動します。
さらに、命中した相手を呪文ダメージ減少状態にします。
レジェンドゲマの闇撃ちの魔弾に似た特技ですね。自身にみかわしアップ効果はついていませんが、かわりに回数が5回→6回になっています。
おそらく1発の威力はゲマと同じくらい(サイコマータ相当)だと予想されます。
ラプソーンの暗闇の流星やら超ムーアの呪いの爆炎やら、強力な呪文が飛び交っているので、呪文ダメージ減少の効果はけっこう刺さりそうです。
もしくはラプソーンと組んで、暗黒の流星で呪文防御を下げつつ、構えからの先制でぶっ放すのも楽しそうです。
レジェンドゲマ、ディアノーグエース、マデサゴーラなどと組み合わせて速攻呪文パーティを組むのも面白いですが、マホカンタ持ちには要注意です。
真・ごう慢な構え(MP48)
素早さと賢さが上がり、アタックカンタ状態になり、呪文ダメージ2倍がなります。
ここまでは新生前のごう慢な構えと同じですが、さらに味方全体にも呪文ダメージ1.3倍が付与されます。
構え系は先制発動なので、1.3倍魔力かくせいを最初に付与できるのが強いです。
メイヴの海冥のはどうみたいな感じですが、あっちは自然系にしか付与することができず、活かしきるのはちょっと難しい感がありました。
それに対して真・ごう慢な構えは系統を選ばず使えるのが便利なところです。超ゾーマの滅びの呪文だろうと、ラプソーンの暗黒の流星だろうと、超ムーアの呪いの爆炎だろうとなんでも1.3倍です。
クエストでは灯火のふえと似た役割で使うことができますが、フレイシャのように鈍足からの素早さ2段階アップができるわけではないので、その辺は使い分けですね。
その他の特技
- 破壊の魔砲(MP101)
- 醜悪な暴風(MP99)
- 混沌の爆炎(MP52)
- 天地鳴動(MP51)
ヒヒュドラードは新生転生前に覚える特技がどれも優秀です。
破壊の魔砲は無属性の全体呪文で、賢さアップ+魔力かくせいが乗ると全体に1000ダメージとか出せるロマン砲です。
醜悪な暴風は反射不可のバギムーチョに混乱が付いたもので、混沌の爆炎はマインド付きのイオマータの回数が5~7回になった版です。(高速爆裂呪文のイオ耐性ダウンがマインドになった版ともいう)
3つとも使える特技ですし、2つしか引き継げないのは本当に迷いますね。
呪文に片寄るとマホカンタに弱くなってしまうので反射無視の醜悪な暴風は欲しいし、超魔王1体が残った時に集中攻撃できるランダム属性呪文の混沌の爆炎も欲しいです。
無属性は奇襲の魔弾があるので、もしかしたら一番使わないのは破壊の魔砲かもしれません。
ただ、使い手系の特性は持っておらず、属性持ちといってもそこまで通りは良くない気もします。サイコピサロと組んで醜悪な暴風はありですね。
全て呪文で固めてしまうと攻撃手段がなくなる可能性もあるので、天地鳴動が欲しくなる場面は出てくるはずです。
この辺りは、パーティの組み方やコンセプトによっても運用方法が変わってくるので、使いながら調整していくしかないでしょう。
特性
AI2回行動と、奇怪なオーラ(いきなり体技反射、マインドと封じ無効)はそのまま残ります。
奇怪なオーラは上位はどうでしか剥がすことができず、体技反射で青の衝撃が通らないのは強いです。まぁオルゴの天崩邪弾は反射無視なんでダメですが・・。
また、同時に新生するエルギオスが踊りの上位はどうを持ってるので、それで剥がされることも多そうなのが上手くバランスとってる感じですね。
秘めたるチカラがしんせいのチカラに強化され、MP大回復が追加されます。ネオ・ドークのものと同じで、持久戦でもMPが枯れにくくなるのはいいところです。
いきなりリザオリクはかみさまが持っているのと同じで、上位はどうでしか剥がせない上にHP満タンで復活するやつです。
奇襲の邪弾で先制攻撃できるので、自動復活系の特性とは相性がいいんじゃないでしょうか。
そしてHP+200が付いて耐久力も大幅アップです。といっても元が低かったので標準に追いついた程度です。
多くの魔王が持っているダメージ軽減特性は付かないので、他の魔王に比べるとまだちょっと柔らかい感じはあるかもしれません。
☆4 | ☆4+4 | |
---|---|---|
HP | 865 | 886 |
MP | 442 | 455 |
攻撃 | 501 | 517 |
防御 | 402 | 415 |
素早さ | 478 | 493 |
賢さ | 504 | 521 |
特性込みで☆4だとHPが800後半まで上がるので、数値的にはけっこう高いですね。
素早さがウルノーガレベルであることを考えると、速攻パーティ向きのモンスターでしょうか。
しかし、先制呪文を持っていることや、構えて素早さアップからの2ターン目先制ムーブもできると考えると、HPアップパーティに入れても使えそうな印象です。
耐性
新生転生することで、ヒャド半減が無効に変更されます。
ヒヒュドラードは物理攻撃には強いですが、呪文・息・儀式は素通りなので、ヒャドが効かなくなるのはいいですね。
特にジェマです。ジェマ。
リーダー特性
- 全系統の素早さ10%・賢さ20%アップ
ヒヒュドラードはS10リーダーとしても使えます。
賢さアップは呪文ダメージアップに比べると恩恵を感じにくいですが、賢さキャップが高い呪文だとそれなりに効果は得られるはずです。
まとめ
ヒヒュドラードは奇襲の邪弾が先制発動で行動保障されていて、さらにリザオリクで復活することによりもう1回先制攻撃ができます。
1ターンで2回倒されたり上位はどうでリザオリクを剥がされることも考えられますが、HPが大幅に上がって耐久力が高くなっているし、青の衝撃は体技反射で効かないので、わりと生き残りそうな感じはします。
ごう慢の構えによるアタックカンタと、奇怪なオーラの体技反射は前から持ってましたが、呪文であっさり倒されることが多かった印象があります。
真・ごう慢な構えでは味方にも1.3倍魔力かくせいを付与できるので、もしあっさり倒されたとしても味方を強化する仕事をこなせるので無駄にはならないです。
レジェンドゲマ・ディアノーグエースの速攻で畳みかけたり、ラプソーン・超ゾーマでゴリゴリ攻めたり、メゾラゴンで魔改造した系統パーティなんかで使っても面白いんじゃないでしょうか。
構えなのか速攻呪文なのか、それとも状態異常なのか、色々と選択肢があるので相手にとっては行動を読みづらく、面白い展開を作れそうな魔王ですね!