スマグロレビュー

ドラクエスマッシュグロウのβテストが始まって5日目になりました!
初日はどんなもんかと試すためにガッツリ遊んで、だいたい理解したつもりで2日目はそこまでやってなかったのですが、3日目くらいから「あれ?これって面白いのでは?」と楽しくなってきて、すっかりドはまりしてしまいました。
序盤の「よくあるローグライトね~」って段階を抜けて、育成要素や高難易度チャレンジが増えていくと、かなりやりごたえのあるゲームになっていきます。
どんなところが面白いと感じたのかレビューしていきます!
ストーリークエスト:ジェム大量でやめ時が見つからない

ストーリークエストは1ステージクリアするごとに初回報酬で300ジェムもらえます。
1章が10ステージ、2章が20ステージ、3章が20ステージあって、それぞれにノーマルとハードがあるので、全部で100ステージです。
つまりクリアするだけで30000ジェム=100連分のガチャが回せるってことです。ガチャが回したくてどんどん次に進みたくなって、やめ時が分からなくなります。
後半になると推奨レベルがかなり上がっていきますが、スマグロはターン制コマンドバトルのドラクエと違って敵の攻撃に当たらなければ死なないので、プレイングスキルでどうにか突破できるのがいいですね。
ただ、ちょっと普通のソシャゲでは考えられないジェムの量なので、もしかしたら課金機能がないβテスト限定の報酬なのかもしれません。
序盤の装備が揃わない段階でのジェム回収はモチベ継続に非常に効果的なので、ぜひとも正式版でも維持して欲しい部分です。
全力組手:無限に遊べるスコアアタックは中毒性あり

冒険ランクが7になると全力組手クエストが解放されます。
次々とせまってくる敵をひたすら倒すクエストとなっていて、より長く生存し、より効率的にダメージを与える必要があるため、編成もテクニックも重要になります。
なんか難しそうだし最初は手を出しにくいと思いますが、ある程度スコアが出せるようになってくるとめっちゃ面白いです。
また、合計スコアを他のプレイヤーと競うランキング機能もあるので、ついつい順位を上げるために頑張りたくなってしまいます。
スタミナ0で遊べて、累計スコアによる報酬もあるので、スタミナがなくなってやることがない時にコツコツ進められるのもいいところです。

通常のクエストがステージクリア型のアーチャー伝説風なのに対して、全力組手は制限時間が来るまでひたすら戦い続けるダダサバイバー風となっています。
通常のクエストでは敵殲滅時に自動的にグロウ結晶が回収されますが、全力組手では自分で拾い集めないといけないのもダダサバイバーと一緒です。
スマグロはローグライト要素が物足りないと思っていましたが、全力組手は1ステージが長めなので、後半になるほどスキルが重なって強力になっていきます。
基礎能力が強くなるほど殲滅スピードが上がって、グロウ結晶回収スピードが上がるとスキルがマシマシになって、攻撃範囲や威力が上がっていくと爽快感抜群です!
しかも、通常では出ないような強力なスキルも出るので、運に左右される部分もある、ってのが中毒性を増す理由になってると思います。
これぞ求めていたローグライト要素です!
ほこらクエスト:限定メモリが手に入る高難度バトル

冒険ランク10でほこらクエストが解放されます。
最初はほのおのせんしだけですが、ランク15でアイスゴーレム、ランク16であくましんかんが解放されます。イベントのキングスライムもここに追加されています。
挑戦するのにスタミナのかわりにほこらのカギが必要になるくらいで、内容的には通常のクエストとそこまで大きくは変わりません。
敵が強いかわりに、ここでしか手に入らない強力なメモリがドロップすることがあります。
そう、このメモリってのがかなり面白い要素なんですよ。(ウォークとほぼ同じシステムではあります)
メモリシステム:シナジー構築が沼るビルド要素

序盤で手に入るメモリは大した効果がないのでステータスを底上げできるだけですが、特殊効果を持ったメモリが登場してくると面白くなってきます。
例えば、「クエスト開始時に追撃のつるぎ+1」と、「つるぎ系の発生数2倍」を組み合わせれば、最初から追撃のつるぎモリモリ状態でスタートできるわけです。
他にも、装備品と組み合わせられるメモリもあります。「こおりの杖」を装備して、「杖の通常攻撃が貫通」のメモリを付ける、みたいな感じですね。
こういうシナジーを考えながら構築していって、それが実戦でハマるとめっちゃ楽しいです。
メモリにはコスト、ランクがあるので、このメモリを使いたいけどコストが足りないからレベルを上げたい!ランクアップで効果量を上げたい!という感じで周回する目的に繋がっていて、いつの間にか沼にハマります。
気になるところ:電池爆速消耗&熱暴走問題
ゲーム内容はかなり面白くなってきましたが、気になるところもないわけではないです。
バッテリー消耗が異常に早い

スマグロはバッテリー消耗がやたらと激しいです。
機種にもよると思いますが、自分の場合は1時間遊んだら30~40%減ります。
これだけ減りが早いと、外出中の待ち時間で暇つぶしに…、なんて使い方は現実的ではありません。
スマグロのためにモバイルバッテリーを持ち歩かないといけなくなります。
バッテリー消費が大きいスマホゲームの特徴としては、3Dでグリグリ動くグラフィックが重いゲーム、常時通信が発生するオンラインゲーム、演算や処理が多くCPU負荷が高いゲーム、位置情報を使ったゲームあたりですかね。
スマグロはどれにも当てはまらないのに、なんでこんなに電池食うんでしょう。
マルチでスマホが熱暴走

マルチプレイで遊んでいたら、iPhoneがめちゃめちゃ熱くなって使用できなくなりました。
この表示、熱中症になりそうな真夏に屋外で直射日光に当たった時くらいしか見たことがないので、空調が効いた部屋の中で出るとは思いませんでした。
充電しながらプレイしていたのもあるとは思いますが、ゲームで熱暴走したのは初めてなのでビックリしました。
当然ながらマルチクエストからは追い出されてしまったのですが、復帰して最初からやり直すことはできました。
他のプレイヤーはどうなったんだろう?という疑問は残りましたが、Wi-Fiに斜線がついたマークが出てたので、回線落ちした時の対策はしてあるっぽいです。
エフェクトが派手過ぎる

武器を巨大化して、複数化して、跳ね返りにして…、とスキルを組み合わせていくとものすごい広範囲を一気に攻撃できて気持ちいいんですが、エフェクトが派手すぎてわけがわからなくなってきます。
敵の攻撃が見づらくなってしまうのが致命的で、いつの間にか被弾して死んでる、ってことが度々起こります。
スマホに負荷がかかって電池消耗や発熱の原因になってるのでは?という気もします。
演出の簡略表示や、バッテリー負荷軽減モードが搭載されればだいぶ遊びやすくなるんじゃないかなと思います。
まとめ
スマグロはローグライトというイメージが先行していたのですが、普通にアクションRPGとして面白くなってきました!
職業・装備・メモリの最適な組み合わせを探してカスタマイズしていくのが楽しいですね!
職業パネルを進めていくとより職業ごとの個性が強くなっていくし、武器も高レベルになると職業ごとの固有効果で付くので、凸するほどに尖った性能になっていくはずです。
育成要素としてはドラクエウォークとかなり似ているので、ウォーク面白くてやりたいけど歩くのしんどくて無理、って人にはすっごいハマると思います!
▼続きです