深淵の魔王
深淵の魔王は期間限定でしか手に入らない限定モンスターです!
昔は新たな深淵の魔王が追加された時しか手に入れるチャンスがなく、かなり貴重なモンスターでした。
4体とも出揃ってからはアニバーサリーなどでも普通に排出されるようになり、比較的手に入れやすくなっています!
性能的な特徴としては
- 魔王と同じウェイト32
- 属性付きの儀式系の特技が主力
- 儀式反射を持っている
- 味方に使い手を付与できる
このあたりが共通点となっています。
深淵の魔王がそれぞれどのように使えるのか、まとめて紹介します!
ゴア・サイコピサロ
クエスト | ★★☆☆☆ |
---|---|
GP | ★★★☆☆ |
インヘーラーと相性抜群 |
実装日:2020年6月24日
初めて実装された深淵の魔王はサイコピサロでした。
サイコピサロって原作だとデザインがあまり評判が良くなかったんですが、ゴア化してかなりかっこよくなりましたね!これも人気の理由のひとつです。
サイコピサロが出た当時は、儀式反射でジェマのさくせん行動を封じられるのが強くて、ラストスタンド持ちの上に素早さも高く、かなり動かしやすかったです。
暴風の儀式は初の乱打儀式で弱点1.8倍補正で火力が高く、暴風の儀式でマヒ、カオスサイクロンで混乱と体技封じで状態異常を使い分けでき、禁忌の左腕で自己バフも可能とハイスペックな性能になっていました。
味方に風の使い手を付与できるのが強くて、インヘーラーと組むと魔壺の暴風がとんでもない強さになっていました。
防壁反転で聖なる防壁を消してから魔壺の呪縛で体技封じを入れられるのも相性が良かったです。
風の使い手付与は、クエストでマジェス・ドレアムと組み合わせることで、バギ無効の相手に無理やりテンペストエッジで斬撃防御を下げるのにも使えたりします。
他の深淵の魔王も使い手付与ができますが、ちゃんと使われてるのって意外とサイコピサロくらいなんじゃないでしょうか。
今でも属性付きの儀式は超魔王対策にも使えて強いことは強いんですが・・。
超ピサロが強くなりすぎてしまったため、裂空の一撃でワンパンされないようにバギ耐性を持つモンスターが増えてしまい、サイコピサロにとっても動きづらくなっています。
特に超竜王が調整でバギ無効になったのが痛いですね。
そのため、今は制限が厳しめのルールじゃないとなかなか出番がないです。
ゴア・ジェノシドー
クエスト | ★☆☆☆☆ |
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GP | ★★☆☆☆ |
状態異常&カウント |
実装日:2020年8月31日
ジェノシドーは状態異常に特化した鈍足耐久型で、シドーの性質を受け継いだ性能となっています。
個人的にはけっこう好きなモンスターなんですが、深淵の中ではあんまり人気がある方ではないですね。
ジェノシドーならではの強みは漆黒の儀式でカウントダウンを進められることです。ラザマナスと組み合わせることで、ホラーブレス後にカウントを進めて2ターン目開始時に即死させるという恐るべき戦術が使えるようになりました。
その後も、超ウルノーガやジェノシドーなど相性がいいモンスターが登場しましたが、超魔王、超伝説などカウント戦術が通用しないモンスターが増え、結局そっち方面ではあまり目立った活躍ができませんでした。
ジェノダークは破壊神の痕跡による闇の使い手付与と相性が良くて、サイコピサロ&インヘーラーみたいなベストコンビになりそうな気配はあったんですけどねぇ。
自分はどちらかというと状態異常付与率が高いカオスフレイムの方が強かった印象があります。オムドパーティに入れて、盾役に次元のひずみで上位50%軽減をかけて、リバース後にカオスフレイムで状態異常を入れまくるのが好きでした。
儀式反射で童子や深淵対策になるので、耐久パーティとの相性は良かったですね。
今では全く使われなくなってしまったので、深淵の魔王に新生転生を追加するならジェノシドーをお願いしたいです!
ゴア・アスラゾーマ
クエスト | ★★★★☆ |
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GP | ★★★★☆ |
ヒャド特化の儀式&体技 |
実装日:2021年3月19日
深淵の魔王はGP特化のモンスターが多い中、アスラゾーマは絶氷拳が使えるのでクエスト体技パーティに組み込めるのが強みのひとつです。
ヒャド体技といえばアリーナが最強でしたが、夏ピサロ以降は系統バフが乗るアスラゾーマの方が有利になりましたね。
最近はそもそも体技が有効なクエストがあまりなく、出番がないのがさみしいところではあります。
マスターズGPでも実装時から強かったです。
素早さ帯はサイコピサロとほぼ同じで、サイコピサロはミラーになると暴風の儀式を反射されて自分がマヒしてしまう欠点がありましたが、氷華の儀式は反射されてもマインドバリアで防げたりします。
みかわしきゃくを持っているので心砕きのヤリでラストスタンドを割られにくく、いきなりピオラで2ターン目に先手を取れるのも優秀です。
味方に氷の使い手を付与できるようになることで、ディアノーグなどロケスタ持ちにダイヤモンドダストを付けて、ヒャド無効にも強引に眠りを狙えるようになるのが強いです。
ただ、修羅の闘技で上位はどうを撃てるのはいいんですが、これがアンカー発動なのが使いづらい時があります。
行動順特技がヒャドしかなく、超ゾーマや暗黒の魔人のような耐性相性が悪い相手は突破しづらく、状態異常もマインドしかないので防がれやすいです。
サイコピサロとは一長一短なので、パーティ構成や環境によってどっちがいいかは変わってきますね。
今はヒャド儀式が超竜王に刺さるので、アスラゾーマの方が使いやすいでしょう。
ゴア・しんりゅうおう
クエスト | ★☆☆☆☆ |
---|---|
GP | ★★★★★ |
蘇生ループの高速アタッカー |
実装日:2021年9月25日
最後の深淵の魔王として登場したのがゴア・しんりゅうおうです。
儀式反射に加えて踊り反射と息反射を持っていて、当時速攻リーダーの主流だったエルギオスに極光の舞いで剥がされないのが強みでしたね。
また、2021年といえばアレフガルドが大暴れしていた時期で、せっかく倒しても王女の愛で完全回復してしまうのはよくあることでした。
そこへ焦熱の儀式で蘇生封じを入れることにより、王女の愛による復活を阻止できるようになったわけです。
昏睡のカギ爪で眠りを狙えるのも、アレフガルドや超ウルノーガを意識した性能とえいますね。
そして、他の深淵の魔王のようにラストスタンドではなく、破壊衝動で蘇生ループできるのがゴア・しんりゅうおう最大の特徴です。
こういった蘇生ループの特性を持つモンスターは素早さがそれほど高くない傾向がありますが、ゴア・しんりゅうおうは非常に素早さが高く、速攻型でありながら蘇生しまくれるのがヤバいです。
この速さからの虚無の剛拳で上位はどうを使えるのも強いし、偶数ラウンドはちからためがかかって火力もすさまじいことになります。
速度も火力も化け物級で、最近はメラが通りにくい超竜王やら、速度で上を取れないエスタークやらで厳しくなってきたのは否定できないですが、それでも殿堂入りで制限モンスターなるくらい人気です。
クエストで使われることはまずないですが、偶数ラウンドちからため持ちだし、獄炎斬りでも付けたらけっこう強そうな感じはしますね。
GPでは体技よそくか斬撃よそくが標準なのか、っていうくらい搭載してる人が多いので、クエスト用に遊びで特技を付ける余裕はないのですが。
まとめ
深淵の魔王で最強といっていいのはゴア・しんりゅうおうでしょう!
やはり速攻モンスターは素早さこそが正義で、深淵最速のゴアしんこそ最強です。
メラ儀式+蘇生封じと、無属性体技+上位はどうの組み合わせも使いやすく、状況に合わせて対応できるのも強みですね。
個人的には1回復活してから偶数ラウンドちからためが乗った昏睡のカギ爪を2連発するのがけっこう好きだったりします。
アスラゾーマとサイコピサロは素早さが互角で属性違いみたいな感じはありますが、ピオラ・みかわし・ヒャドの差で環境的にアスラゾーマの方が有利でしょう。
サイコピサロは冥界の霧で回復封じをできるので、ルビスパーティに神獣王の防壁を誘いつつ、防壁反転を狙ったりできて面白そうではあるんですけどね。
ジェノシドーはなぜか漆黒の儀式に弱点1.8倍補正が付いてなかったり、ラストスタンドがあるとはいえ防御系の特性が通常はどうで剥がれるダメージ30%軽減ってのもなかなか厳しいです。
深淵の魔王も登場してまもなく3年なので、そろそろ新生転生が来てもおかしくないと思います!