ゴア・しんりゅうおう
公式生放送にて、深淵の魔王 ゴア・しんりゅうおうの情報が公開されました!(実装は9月25日です)
深淵の魔王といえばサイコピサロに始まり、ジェノシドー、アスラゾーマ、どれもDQMSLオリジナルのゴア化デザインが秀逸で、性能も高く人気のモンスターです。
今回は星降りの生誕祭に絡めてあることもあり、運営としてもかなり気合の入ったモンスターに仕上がっているのではないでしょうか。
事前に発表されている内容から、ゴア・しんりゅうおうがどのように強いのか考察します!
ゴア・しんりゅうおうの特徴
深淵の魔王といえばラストスタンドを持っていて、ある程度の行動保証があるのが特徴でした。
ゴア・しんりゅうおうはラストスタンドがなく、代わりに破壊衝動の特性を持っています。
この特性は、倒されてもHP最大で復活しつつバフがかかり、さらに確率で再度自動復活状態になる効果です。
つまりはジャハガロスやジャガンみたいなやつですね。倒されても何度も復活し、バフで次のターンに先手を取れる非常に強力な特性です。
このタイプの特性を持っているモンスターは素早さが低めでバフがかかっても確実に先手を取れるほどではないことが多いですが、ゴア・しんりゅうおうは普通に素早さも高速帯なのがヤバいです。
それだけでなく、息・踊り反射の効果まであります。従来の自動復活は上位はどうで剥がされてしまうため、エルギオスに弱いのが欠点でした。
ゴア・しんりゅうおうの場合は踊り反射があることで極光の舞いが効かない、っていうのが強いところですね。
ただ、青の衝撃や神のはどうなど体技やダメージなしの上位はどうは普通に通ってしまうので注意です。
もう1つの欠点は蘇生封じで、自動復活が発動しなくなると根本から戦い方を否定されてしまいます。
ゴア・しんりゅうおうの特技
ゴア・しんりゅうおうはメラと物理に特化した性能です。
攻撃力が非常に高く、無☆で552もあります。ゴア・アスラゾーマや超ピサロすら凌駕する攻撃力の高さです。強い・・。
特技はメラ儀式、無属性斬撃、無属性体技、メラ息を打ち分けることができます。
メラと物理に片寄りすぎているため、メラ耐性があって高防御力のモンスターとは相性が悪いですね。
焦熱の儀式(MP56)
- ランダム5回のメラ系儀式ダメージ
- 弱点倍率が1.8倍
- 命中した相手を蘇生封じ状態にする
深淵の魔王シリーズが主力とする弱点1.8倍の儀式です。
蘇生封じ効果があるため、復活を前提とした耐久パーティに強いのはもちろんのこと、アレフガルドの王女の愛対策にも使えます。
蘇生封じはゴア・しんりゅうおうミラーの時にも使えそうと思いましたが、儀式反射があるので自分が蘇生封じされてしまいそうです。
昏睡のカギ爪(MP67)
- 全体に無属性の斬撃ダメージ
- 命中した相手を確率で眠り・マインドにする
- 破壊衝動で復活後は追加でもう1回発動(MP消費なし)
状態異常付きの全体斬撃です。
おぞましい一閃の眠りバージョンみたいなものだと思われますが、消費MPから言ってさらに高倍率・高確率の可能性があります。
そして、破壊衝動で復活した後だと、AI行動後にさらに追加でもう1回昏睡のカギ爪が発動します。
1ターン目に1回倒され、2ターン目に偶数ラウンドちからためがかかると、実質4回分の破壊力になります。眠らせるとか以前に火力で押し切れちゃいそうです。
虚無の剛拳(MP61)
- ランダム4回の無属性体技ダメージ
- 命中した相手の状態変化を解除(上位効果)
- みかわし不可
簡単に言ってしまえば、デュランのはやわざの1回増えたバージョンです。
剥がし効果だけでも十分に強いですが、高い攻撃力や偶数ラウンドちからためも組み合わさり、高火力にも期待できそうです。
灼熱の息吹(MP55)
- ランダム5回のメラ系息ダメージ
転生前のSランクから引き継げる特技です。
威力は獄炎の息吹の弱点1.8倍がないのと同じくらいだそうです。基本的には焦熱の儀式の方が使える場面は多いはずです。
灼熱の息吹が有効になるのは儀式反射があって攻められない時、もしくはヴェルザーと組んで息防御ダウンを狙える時くらいでしょうか。
クエストの息アタッカーとしても使えそうです。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 700 | 817 |
MP | 284 | 334 |
攻撃 | 552 | 649 |
防御 | 411 | 484 |
素早さ | 435 | 510 |
賢さ | 154 | 186 |
ゴア・しんりゅうおうのステータスは全体的にかなり高水準です。必要ない賢さを切り捨てて、攻撃力と素早さに振り切ってますね。
無☆で攻撃力552は全モンスターの中でもトップを争う高さで、素早さはエルギオスよりもわずかに上です。
ただ、深淵の魔王は手に入れにくく、☆4+4どころか☆4でも作るのは大変です。
このくらいの素早さ帯だと、☆の数で抜ける相手が全然変わってくるので、使用感は大きく変わります。
特性
- AI2-3回行動
- 破壊衝動
- 偶数ラウンドちからため
- 竜王の痕跡
(儀式反射、マインドバリア、メラブレイク、味方にメラの使い手)
破壊衝動で付与される息・踊り反射は、通常はどうで解除することができます。
つまり、ロケスタいてつく眼光で踊り反射を解除されると、極光の舞いも普通に通ってしまうわけですね。
竜王の痕跡は他の深淵の魔王と同じく、色んな効果詰め込みのモリモリ特性です。しゃくねつゲモンやフレイムドックと組み合わせて使い手を活かしても面白そうですね。
深淵の魔王は共通の特性も多いですが、それ以外にも個性的な特性を持っています。(サイコピサロ→いきなり冥界の霧、アスラゾーマ→飛燕脚)
ゴア・しんりゅうおうならではの特性は偶数ラウンドちからためですね。
デュランやダイが持っているものと同じですが、破壊衝動で生き返った後ならバフがかかって先手を取れるし、昏睡のカギ爪は追加発動になるしで、ゴア・しんりゅうおうと相性が良くめちゃくちゃ強いです。
リーダー特性
- メラ・息ダメージ+20%
メラダメージと息ダメージがそれぞれ20%ずつ上がり、メラ系の息なら40%上がります。
メラ息に限っていえば新生レジェンドおろちのリーダー特性よりも強力で、なおかつ他属性の息ダメージを上げることもでき、リーダー・サポートとして非常に使いやすいです。
アスラゾーマみたいにクエスト運用も想定されたモンスターですね。
まとめ
ゴア・しんりゅうおうは今までの深淵の魔王とは少し戦い方が違います。
ラストスタンドだと耐えさえすれば行動できますが、自動復活だと行動前に落とされてしまうとただ何回も復活するだけの人になってしまいます。
そのため☆を重ねて素早さを上げることが重要になるわけですね。
踊り反射で極光の舞いに強いのはいいですが、青の衝撃、はやわざ、神のはどう、もしくはミラーでの虚無の剛拳など上位はどう特技も色々とあります。
蘇生封じにも弱いし、対策手段は色々とありそうです。
理想的な動きとしては、1ターン目に虚無の剛拳で相手の素早さバフを剥がし、敵の攻撃で倒されてバフ付きで復活、2ターン目に先手を取ってちからための乗った昏睡のカギ爪で壊滅、という感じでしょうか。
耐久パーティや、アレフガルド入りに対しては焦熱の儀式で蘇生封じも狙えるし、状況に応じて立ち回りを変えられるのは使いやすそうですね!