塔モンスター
不思議の塔は2018年7月に実装されたバージョン5で登場しました。
昔はDQMSLのメインコンテンツのひとつに位置付けられていて、ふくびき券をもらうためにがんばって周回して毎月40万ポイント稼いでましたね。
当初は半年に1本ペースで新しい塔が入れ替わっていくような感じでしたが、今では新しい塔が追加されることはなく、3本の塔が常設になっています。
DQMSLユーザーにとっては忘れたくても忘れられない不思議の塔ですが、ここで仲間になる6体のモンスターは、古いながらも今でもけっこう使える性能になっています。
不思議の塔で仲間になるモンスターの評価をまとめて紹介します!
塔モンスターの特徴
塔モンスターの最大の特徴は☆99までパワーアップできることです。つまり100体集めないと完全な強さになりません。
レベルを上げるとステータスが強化されるだけでなく特性が追加されるため、ある程度☆付けしないと使い物にならないモンスターもいます。
なお、塔モンスターはとくぎ転生することができないので、特技は全て固定化されています。
主と従者
不思議の塔で仲間になるモンスターは大きく分けて、塔の主と塔の従者がいます。
- 塔の主:空の神ホアカリ、山の神ヤマクイ
- 塔の従者:タイプG、ほうおう、ルージュスライム、シルバリヌス
塔の従者は普通に周回していてもある程度仲間になりますが、塔の主は出現率が非常に低く、みちびきの魔石を使わないとほぼ仲間にすることができません。
マスターボードでようやくまともな出現率になった感じですね。
塔の主は魔王と同じウェイト32で、従者は通常のSスタと同じウェイト25となっています。
ちなみに塔の従者はレベル最大になると赤いオーラが付きます。
モンスターを見る画面では表示されず、対戦相手からしか見れません。
オーラ付きのタイプGやドラゴン・ウーは憧れでもあったし、GPでマッチングした時は恐怖の対象でもありましたね。
塔の主は最大じゃなくてもオーラが付きます。
正確には未確認ですが、☆30くらいから出るみたいです。
空の神ホアカリ
出現場所:大空の塔、大空の夜塔
ホアカリはサイコストームを覚えることができ、秘めたるチカラや状態異常バリアを持っていて、一言でいえばスライム系の魔王的な存在でした。
当時は最強の呪文だったサイコストームが使えるってかなり衝撃的でしたね。
しかし、実装された当初の大空の塔は、消費スタミナが多く、ダンジョンが複雑で、敵が強くて普通に全滅するし、魔石を使わないとまったくといっていいほどホアカリが出ず、かなりの鬼畜仕様となっていました。
初期に実用レベルまでホアカリに☆を重ねてた人は本当にごくごく一部の人だけです。
この時の印象が悪すぎて、塔そのものにアレルギー反応を起こしてしまった人は少なくないと思います・・。
最初から荒山の塔くらいの設定だったら普通に良コンテンツになってたと思うんですけどね。
マスターズGPで使いたい人はかなり苦労して集めたと思いますが、クエストで使う分にはそこまで☆が必要なく、スライム縛りで呪文攻略する時にはけっこう使いました。
スライムは呪文系が充実してるので今ではホアカリが必須ってことは少なくなってます。
入れておくだけでみかわし70%がかかるのはホアカリだけの強みなので、状況次第では今後もまだまだ使える可能性はあります!
タイプG
出現場所:大空の塔
タイプGの特徴はなんといっても圧倒的な素早さです。
☆99で素早さ751になり、全モンスターの中でもいまだに最速です。
この素早さから繰り出される流星斬りは、いきなりピオラとギアチェンジの特性によってものすごい破壊力になります。
必須特性のギアチェンジが付くのがLv81なので早い段階で実用レベルまで育てるのはかなり大変でしたね。
反射やみかわしには弱いですが、パイロビームで壁突破に使ったり、ラピッドショットでみがわりの中を攻撃できたり、立ち回りを変えられるのも便利でした。
最近はGPで使われることはほぼなく、物質優遇ルールでたまーに見かける程度になってしまいました。
物質系はクエストの物理要員が少なかったので、縛りミッションで使ったことも何度かありました。
素早さ依存と攻撃力依存が共存しにくく、今では使わなくなってしまいました・・。
ほうおう
出現場所:大空の塔、大空の夜塔
ほうおうは大空の塔でも夜塔でも出現するので、やたらとたくさん集まる印象があります。
雷の使い手とギラ系のコツを持っていますが、実はこの2つを両方持ってるのはかなり珍しいです。
賢さ自動バフも持ってるし、ギラ系の呪文火力においては最強クラスのアタッカーといってもいいです。
メイヴ、コハクそう、ちょうろうじゅなど自然系の呪文アタッカーはたくさん増えてきてますが、火力の高さは群を抜いています。
とくぎ転生ができないので小回りが利かないのは塔モンスターの欠点ですが、自然縛りミッションではまだまだ使えるでしょう。
どちらかというとクエストで使えるモンスターですが、たまーにマスターズGPでも見かけることがありました。
耐久に見せかけてガンガン攻めてくる自然パーティとか怖かったですね。つねにおいかぜ持ちなのも地味に厄介でした。
ドラゴン・ウー
出現場所:大空の夜塔
ドラゴン・ウーは化け物みたいな火力で人気が高いモンスターです。
いきなりバイキルト&いきなりちからためからの、みかわし無視のさみだれ竜拳はめちゃくちゃ強くて、ドラゴンパーティの主戦力といっていいほど大活躍していました。
魔獣パーティでいうところのイボイノス的なポジションでしたね。
素早さが遅いかわりにダメージ34%軽減を持っていますが、素早さや火力がインフレした今だと動く前に消されてしまうでしょう。
初手の火力がすごいので、クエストでも高速周回に使えたりしました。艦隊を組んでる人もけっこう見ますね。
2ターン目以降の火力はそんなでもなく、高難易度クエスト攻略で使うことはほとんどないです。
乱打ブレスが少なかった時代は、ギガントブレスが意外とクエスト息パーティで使えたことがあります。
山の神ヤマクイ
出現場所:荒山の塔
不思議の塔の評判が悪すぎて、大幅調整されて登場したのが荒山の塔です。
8階構成になり、ダンジョンはシンプルな一直線に、ドロップ率も調整され、強力なおまもりがたくさん出るようになりました。
個人的には周回するにも、ハイスコアを目指すにしても、けっこうバランスが取れていて面白いと思うんですが、一度付いた負のイメージを払拭することはできず、これが最後の塔になってしまいました。
DQMJ3には空の神ホアカリ、陸の神ヤチホコ、海の神ワダツミがいるので、次に出るのはヤチホコかワダツミと予想している人が多かったですが、まさかの山の神ヤマクイというオリジナルモンスターがやってきました。
空から山っていう規模の小ささからもお察しのように、ヤマクイは同じウェイト32のホアカリに比べると全体的に性能は低めです。
遅めの高火力なので、早さで蹂躙する魔獣とはコンセプト的にちょっとかみ合ってないですね。やらたと防御力が高くスカラ持ちなのも謎です。
しかし、山神の絶技の火力の高さは唯一無二で、今でも魔獣縛りミッションで活躍中です。クエスト用としては持っておいて損はないです。
ルージュスライム
出現場所:荒山の塔
ルージュスライムの登場でスライムパーティは大幅に強化されました。
ロケットスタート持ちで魅惑のワルツで壁を突破でき、プリズムレイザーで呪文防御を下げてサイコストームの流れが強かったですね。
癒しのこころで偶数ラウンドに回復できるのもスライムパーティとめちゃくちゃ相性が良かったです。
メタルゴッデスさえ持っていれば、ホアカリとルージュスライムでそこそこのパーティが組めるので、これをきっかけにスライム使いになった人もいるんじゃないでしょうか。
デイン系の乱打呪文は覚えるモンスターが少なかったこともあり、クエスト攻略でもけっこう使えました。
シルバリヌス
出現場所:荒山の塔
シルバリヌスはドルマ特化の斬撃も呪文もいける両刀型ですが、こういうモンスターはどっちも中途半端になってしまいがちですね。
塔モンスターはどれもGPなりクエストなりで使いどころがあるのに、シルバリヌスだけはほとんど使いどころがありませんでした。
唯一シルバリヌスが輝いたのは超魔王への道 襲来級ですね。
超シドーの邪神の乱撃で弱点を突くためには、アビスソードでドルマ耐性を下げるのが重要でした。
今でも斬撃でドルマ耐性ダウンが必要になれば使える可能性はありますが、超魔王襲来級以降は出番がないですね・・。
まとめ
塔モンスターはさすがに最前線で使える性能ではなくなっていますが、一芸を持っているので忘れた頃に出番が来そうな感じです。
系統縛りミッションでは、ヤマクイ、ホアカリは低レベルでも使えるし、ある程度は集めておいた方がいいです。
マスターズGPだとちょっと厳しいですが、討伐王決定戦みたいな極端なルールだと塔モンスター無双になったこともあるし、まだ活躍のチャンスはありそうな気がしますね。
欲しくなってから集め始めてもすぐに完成させるのは難しいので、日ごろから集めておいた方がいいです。
がんばって集めたモンスターなので出来れば新生転生して欲しいですが、不思議の塔は更新の可能性が限りなく低いので、あんまり期待はしない方がいいでしょう。
月間ポイントみたいに半ば強制しなければ、新しく追加していってもいいコンテンツだと思うんですけどね。