暴威の鉄巨人
FFBEコラボイベントでは鉄巨人を仲間にすることができます!
鉄巨人降臨でのドロップ率は低く、体感で1~2%くらいだと思います。
次元ふくびきでも手に入るとはいえ、☆4+4を作るには9枚必要になるし、なかなか集めるのが大変なモンスターですね。
今月は冒険パスのドロップ数2倍があるので、最強ステータスを作りたい人や、艦隊運用してみたい人はパス課金が必須だと思います。
暴威の鉄巨人はどのように使えるのか、それだけ集める価値があるのかを考察します!
氷河の巨剣(MP50)
- 【みかわし不可】
- 敵単体にヒャド系の斬撃ダメージ
- 味方に物質系が多いほど倍率が上がる
物質系が2体だと2倍、3体だと3倍というように威力が上がっていきます。
デビルドラグナーが覚える竜騎士の氷剣に似ていますが、倍率はそれよりもやや低く、+3で約0.7倍となっています。※竜騎士の氷剣は+3で約1倍
つまりクエストで物質6体で組めば約4.2倍の火力が出るってことですね。
倍率はものすごい高いわけではないですが、振りかぶるでちからため状態になれるので、なかなか高火力を出せそうです。
物質系はクエストで使える斬撃アタッカーがいないこともあり、縛りミッションでは主力として使っていけるでしょう。
竜騎士の氷剣と違って【みかわし不可】が付いているのは、振りかぶるによる素早さダウンでミスするのをカバーするためだと思います。
振りかぶる(MP35)
- 2ターンの間、自分の攻撃ダメージ2倍
- 素早さを2段階下げもする
1ターン目に振りかぶるを使えば、2ターン目だけでなく3ターン目もちからため状態で攻撃することができます。けっこう便利な特技ですね。
物質縛りでクエストを攻略するときはダークマターを入れて3ターンごとのちからためを利用することが多いですが、ちからため系は重ねがけすることができないため、ダークマターと一緒に使っても意味がありません。
物質系で他にヒャド斬撃アタッカーもいないし、鉄巨人を使う時は必然的に複数運用になるような気はしますね。
素早さダウン
素早さを2段階下げもする、っていう説明が今までになかったので特殊な感じがしますが、単純に自分にボミエがかかるっていうだけです。
強制的に2段階下げられて戻せないとかでもなく、素早さアップで相殺することもできます。
素早さが下がると、敵に先制を取られてしまうとか、味方の連携が繋がりにくくなるとか、【みかわし不可】が付いていない特技は外れてしまうなどデメリットがあります。
対処方法はいくつかあります。
つねに素早さ1段階アップのトリリオンダガーを装備すると、素早さデバフがかからなくなるため特にデメリットなく使えます。
ただ、これだと他の味方と足並みが揃わなくなるので、状況によっては使いにくいかもしれません。
あとは9周年杯で手に入る栄光のうでわですね。偶数ラウンドに素早さ2段階アップがかかるので、素早さ2段階ダウンを相殺して通常の素早さに戻すことができます。
装備以外だと、モリーチルドレンが伝道師のこえで素早さ2段階アップにできるので、これも1発で素早さダウンを相殺できます。
装備の自由度も上がるし、1回ずつピオリムをかけるより手数が省けるし、鉄巨人を複数入れるとしたら特に有効な方法ですね。
あとは、オムドでリバースをかけて素早さダウンをメリットに変えてしまう方法もあります。物質系以外を入れると氷河の巨剣の倍率が下がっちゃうので、それが最適なのかはなんともいえないところではありますが・・。
その他の特技
SSランクで氷河の巨剣、Sランクで振りかぶるしか覚えず、空いた特技枠はクリスタルで習得することになります。
クリスタルの特技は種類がめちゃくちゃたくさんありますが、相性がいいのは物理系の攻撃特技か補助系になるでしょうか。
- サンダガ剣
- みだれうち
- アスピル剣
- マナトピア
- シェルガ
- ヘイスト
候補としてはこのあたりです。
物質系でパーティを組むときは系統攻撃力アップのキラゴルドが必須になることもあり、ギラ斬撃のサンダガ剣とは相性がいいです。
ちなみに鉄鬼雷爪撃とサンダガ剣はデバフの有無の違いはありますが、倍率的にはほぼ同じです。
みだれうちはかなり古い特技で倍率も低いので優先度は低いです。物質縛りで無属性斬撃が欲しい場合ならありかもです。
アスピル剣はマホトラ斬りと同じで、敵からMPを吸収することができます。鉄巨人はそんなに燃費が悪いわけではないですが、長期戦では自己回復手段があると便利ですね。
マナトピアもMP回復系で、自分だけでなく味方全体を回復することができます。
物理の絶対障壁で呪文防御が下がるのでシェルガ、振りかぶるで素早さが下がるのでヘイストはデメリットを補うのに使えます。
MP回復と呪文防御に関しては、ギガ・ひとくいばこのまほうの宝箱を使った方がいいかもですね。
ステータス
☆0 | ☆4 | ☆4+4 | |
---|---|---|---|
HP | 665 | 779 | 801 |
MP | 271 | 320 | 330 |
攻撃 | 470 | 552 | 568 |
防御 | 380 | 446 | 459 |
素早さ | 350 | 409 | 423 |
賢さ | 150 | 177 | 183 |
暴威の鉄巨人のステータスは普通の物理アタッカー型です。
ギガ・ひとくいばこやキラゴルドとそう大きくは変わらないです。
素早さもそんなに高いわけではなく、HPや防御力もとびぬけて高いわけでもなく、マスターズGPで使えそうな要素はこれといってないです。
完全にクエスト向きのモンスターでしょう。
耐性
メラ | 半減 | 毒 | 普通 |
---|---|---|---|
ヒャド | 普通 | ねむり | 半減 |
ギラ | 半減 | 混乱 | 半減 |
バギ | 普通 | マヒ | 普通 |
イオ | 無効 | ザキ | 半減 |
デイン | 普通 | マヌーサ | 無効 |
ドルマ | 半減 | マホトーン | 普通 |
息封じ | 普通 |
耐性はあまりよくないです。
属性耐性はこんなもんだと思いますが、物質系らしいというか状態異常がなかなかひどいですね。
ザキが半減で通っちゃうのも物質らしさです。
特性
- AI2回行動
- 物質衆の暴威
(自分の斬撃ダメージを30%上げる)
(物質系の味方が5体以上なら50%上げる) - 物理の絶対障壁
(偶数ラウンドに防御力・斬撃防御・体技防御2段階アップ、呪文防御1段階ダウン)
物質衆の暴威で、物質5体で組めば斬撃ダメージが50%上がるのは強いです。
スノーベビーみたいに全体にかかるのではなく、自分にしかかからないのは注意です。
ちなみに斬撃ダメージ+50%は3~5ターン目の行動前に切れます。つまり1ターン目に振りかぶるを使ったと想定すると、2ターン目は斬撃+50%が乗るけど、3ターン目にも乗るかは運次第になります。
いてつくはどうでも消えちゃうし、あまりあてにしない方がいいかもしれません。
振りかぶるを使わず1~2ターンでAIオートにしてガンガン倒していくみたいなクエストではかなり有効です。サンダガ剣を使うとしてもバフの差でキラゴルドより火力が出せるはずです。
偶数ラウンドに防御バフが一気に2段階かかるのもいい感じです。しかも上げにくい斬撃防御や体技防御ってのがいいですね。
クエストでもこの耐久力の高さは使えそうです。ただ、呪文防御は下がってしまうのでそこはカバーする必要アリです。
AI2回行動を持っているので、フリーズウィップを装備させてヒャド耐性ダウンを狙えるのは良さそうです!
リーダー特性
- 物質系の斬撃ダメージ+15%
リーダー特性は弱いです。
同じ討伐SSのバサグランデは魔獣の斬撃+25%だし、Sランクのドラゴンマシンやトンベリマスターですら全系統の斬撃+15%です。
何かの間違いだと思いたいです。
まとめ
暴威の鉄巨人は物質系で貴重なヒャド斬撃アタッカーです。
振りかぶるで2ターンちからため、物質衆の暴威で斬撃ダメージ50%アップもかかり、火力はかなり高いモンスターです。
ただし、振りかぶるによる素早さ2段階ダウンや、物理の絶対障壁による呪文防御ダウンがあるので、そこを補う必要があるかどうかで運用方法が変わってきそうです。
何体必要になるか
鉄巨人を使う場合、系統攻撃力を上げるキラゴルドは必須になるでしょう。
物質系で他にヒャドで火力を出せるモンスターはいないし、振りかぶるがあるのでダークマターを入れる必要もないし、鉄巨人5体、キラゴルド1体みたいな編成に行き着きます。
鉄巨人複数運用であれば、素早さダウンで連携が繋がらないデメリットも少なくなるし、氷河の巨剣なら外す心配もないので、中途半端に他のアタッカーを入れるくらいならできるだけ鉄巨人を詰め込んだ方がいいはずです。
1体はサポートに借りるにしても、鉄巨人が4体必要ってことになりますね。
高難易度になると、鉄巨人艦隊の火力で押し切れない可能性も出てきます。
そうなるとモリーチルドレンを入れて素早さを上げたり、ギガ・ひとくいばこで呪文防御を上げつつMP回復も必要になってくるはずです。
さらに回復まで必要ってなってくると1体しか組み込めなくなってしまいますね・・。
もうちょっとドロップ率が良ければ4体作っておきたいんですけど、☆4+4を4体作るには36体も集めないといけないんですよね。
1体だけ☆4+4で作って、残り3体は普通の☆4にすれば24体で済むので、まだ現実的な数かなと思います。
クエスト用のモンスターであれば、そこまでシビアなステータスが必要になることはほとんどないし、その辺を目標に集めていきたいと思います!