氷炎の化身
FFBEコラボモンスター、氷炎の化身(イフリート&シヴァ)に新生転生が追加されました!
実装された時は、属性付きで体技防御ダウンができるなんてクエストで使えること間違いなし!と思ったんですが、実際に使うことはほとんどありませんでした。
そんな氷炎の化身ですが、不遇なモンスターだけあってかなり強力な性能に生まれ変わりました!
どのように使えるようになったのか考察します!
ヘルバーナー(MP74)
- 【みかわし不可】【マヌーサ無効】【みがわり無視】
- 敵単体にメラ系の体技ダメージ
みがわり無視の単体体技で、威力は+3で850~900ダメージくらいです。
メラブレイクを持っているので弱点を突きやすく、弱点なら1300ダメージくらい出ます。この威力をみがわり無視で撃てるのは強いですね。
ダメージ軽減がかかってなければほぼワンパンで倒せる威力が出ます。
ヘルバーナーを使うと追撃でアイスエイジが発動するので、実質的には単体メラ体技+ランダム5回ヒャド体技みたいな感覚になります。
氷魔のダイヤモンド(MP74)
- 【みがわり無視】
- 敵単体にヒャド系の息ダメージ
こちらもみがわり無視の単体攻撃で、威力はヘルバーナーとほぼ同じです。
ヘルバーナーがメラ体技なのに対し、氷魔のダイヤモンドはヒャド体技という違いがあります。
相手の耐性、反射、息防御などの状況を見て打ち分けですね。
氷魔のダイヤモンドを使うと追撃で地獄の火炎が発動し、単体ヒャド息+メラ息になります。
どちらも威力はほぼ同じです。
テキストを見ると、イフリートのヘルバーナー!シヴァの氷魔のダイヤモンド!というように、特技によってどっちが使ってるかを分けてあるんですね。
特殊テキストのためかとくぎ+は省略されてるようです。
真・氷魔の力
- 【反射無視】
- 敵全体の状態変化を解除する。
- 敵全体の体技防御・息防御をそれぞれ1~2段階ダウン
いてつくはどうの後にデバフを入れる特技です。
体技防御と息防御が確定で1段階下がり、確率で2段階下げることもできます。
これがかなり便利で、バフやバリアを剥がしつつデバフを入れることで、後続アタッカーの火力を大幅に上げることができます。
氷炎の化身は素早さがそれほど高くないので、どちらかというと2ターン目以降の火力を上げることの方が多いでしょうか。
ちなみに、体技ではなく呪文でいてつく系っていうのはかなり珍しいです。体技封じで使えなくならないのはいいですね。
マホトーンで使えなくなりますが、現状マホトーンがかかるのはゴルゴナが倒された時くらいです。
炎獣の爪(MP30)
- 【先制】
- 単体にメラ系斬撃ダメージ
- ドラゴンと???系には威力2倍
新生転生前に覚える特技ですが、マスターズGPで氷炎の化身を使うなら必須です。この特技をうまく活用することが氷炎の化身を使いこなす上で非常に重要になります。
倍率は+3で約2.15倍、メラ弱点なら約3.2倍、さらに特攻が乗ると約6.4倍にもなり、相性がいい相手ならワンパンできます。
???系でメラが通りやすい相手というと、ジェマに対してかなり使えます。こうどうはやいより発生が早いので、レザーム、ディアノーグを動く前に落とせるのも便利です。
マジェスやDARKはくじけぬで耐えちゃいますが、心砕きでハートを割れば倒せるところまで持っていけるのはいいかもですね。
ドラゴン系はけっこうメラ耐性がいいモンスターが多く、特攻が乗るとはいえ致命傷を与えられない相手が多いです。あとドラゴンは素早さが高すぎて回避されやすいです。
氷炎の化身は攻撃力があまり高くなく、相手の防御力によるダメージ減衰が大きくなってしまうため、素早さ極振りだと思ったほど火力が伸びません。
☆付けで露骨に倒せる相手が変わってきそうです。
メラの後にアイスエイジが追撃で発生するため、先制で単体+ランダム体技を撃つことができ、シンプルに攻撃回数が多いのが強いです。
体技防御を下げて体技アタッカーの火力を上げられるのも優秀です。
その他の特技
- アイスエイジ
- 地獄の火炎
- 氷魔の力
引き継ぎ特技は3つあります。
新生転生と同時に既存特技が上方修正されていて、アイスエイジは体技防御ダウン率が上がり、地獄の火炎は攻撃回数が1回増えています。
新生特技が3つあって、炎獣の爪が必須なら、引き継ぐ枠がないし調整されても意味がないのでは?という感じがしますが、この特技は追撃でも発動するので、引き継がなかったとしても強化された意味があります。
氷魔の力は全体化バージョンを覚えられるし、この3つは引き継がなくていいと思います。
クエストで属性で体技防御ダウン要員として使いたい時もあるかもしれませんが、ヘルバーナーを使えばアイスエイジも撃てるので、特技として持ってなくても大丈夫なはずです。
また、これとは別でクリスタルの特技を覚えさせることができます。
付けるとしたらアレイズやカウンターですが、デフォルト特技を外してまで付けたくはないですね。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 618 | 724 |
MP | 246 | 289 |
攻撃 | 445 | 521 |
防御 | 315 | 372 |
素早さ | 378 | 444 |
賢さ | 342 | 401 |
氷炎の化身は新生転生でステータスの強化はありません。
体技や息ばっかりなのでステータスはあんまり関係なさそうに見えて、一番の主力は炎獣の爪なので、攻撃力は強化して欲しかったところですね。
先制特技持ちなので素早さはそこまでなくていいと思いきや、これもあるとないとでは大違いです。
ランダム・単体の先制特技を同時に使うと素早さが高い方が先に動けるので、うまく調整すれば先制メラ爪→アイスエイジで体技防御ダウン→マッハジャブみたいな動かし方も可能になります。これがハマるとめちゃくちゃ強いと思います。
あとはいてつくを撃つタイミングも変わってくるので、素早さは高ければ高いほどいいです。
思った以上に☆の数で使用感が変わるモンスターだと思います。
耐性
メラ | 吸収 | 毒 | 半減 |
---|---|---|---|
ヒャド | 吸収 | ねむり | 無効 |
ギラ | 普通 | 混乱 | 半減 |
バギ | 普通 | マヒ | 無効 |
イオ | 半減 | ザキ | 半減 |
デイン | 普通 | マヌーサ | 半減 |
ドルマ | 半減 | マホトーン | 普通 |
息封じ | 普通 |
メラ・ヒャド吸収なのは見た目通りですね。
それ以外の属性はあまり良くないですが、こういう尖った耐性の方が相性がハッキリしていていいと思います。
状態異常耐性は眠り・マヒ無効なのはいいんですけど、ザキ半減って目を疑いたくなりますね。
実装時はそんな欠点を作らないといけないほど強いモンスターでもなかったのに・・。
特性
- いきなりマインドバリア
- 双璧の幻獣・改
(メラ特技使用時にアイスエイジで追撃)
(ヒャド特技使用時に地獄の火炎で追撃) - 氷炎の試練
(メラ&ヒャドブレイク) - 幻獣のタッグ
(バトル中に一度、HPが0になるとHPを全回復し、状態異常を解除)
(1ラウンドの間、斬撃反射か呪文反射がランダムで発動)
(未行動であればそのまま行動できる)
双璧の幻獣が双璧の幻獣・改に強化され、幻獣のタッグを新たに習得しました。
双璧の幻獣・改
新生前の仕様は、メラ系を使うと次のターンにメラ系使用時ヒャドで追撃みたいな感じで、追撃が発生するまでにタイムラグがありました。
また、同じ属性を連続しないといけないので、先制技撃ちたいけどこっちの属性じゃ追撃が発生しない、みたいな状況もありました。
双璧の幻獣・改になったことで、条件なしで追撃が発生するようになっています。
これはけっこうな大幅強化ですね。
新生前の追撃は、メラ息・メラ斬撃→ヒャド体技、ヒャド体技→メラ息みたいにチグハグになっていたのが、体技は体技、息は息で追撃になって、扱いやすくなったのもいい感じです。
幻獣のタッグ
なんと、一度倒されても復活してそのまま行動することができます!
しかも復活時には斬撃反射か呪文反射がかかります。どちらがかかるかはランダムですが、エスタークに狙われにくいのはいいですね。
ちなみにこの反射は落とされたラウンド中だけで、次のラウンドになると解除されます。ラウンド最後に倒されると意味なしです。
仕組みは超伝説に似ていますが、復活時にMPが回復しないし、消費MPは1.2倍にならないし、ダメージ軽減もかからなければ、超弱点を突けるようになるわけでもありません。
超伝説ほどではないものの行動保障としてはかなり強くなっています。ウェイト25バージョンの超伝説特性みたいな感じですね。
リーダー特性
- メラ・ヒャド系のダメージ20%アップ
リーダー特性は変わらずそのままです。
クエストでメラとヒャドを混ぜて使うにしても、息リーダーや体技リーダーを使った方がいいので、使うことはなさそうです。
装備
- グングニル
- 源氏の小手
- 源氏の盾
- ラグナロク
- ムラマサ
これらの装備品をウェイト0で装備することができます。
この中で特に使えるのは源氏の小手ですね。
固有効果ははやぶさ攻撃弱でAI行動がない氷炎の化身に装備しても意味がないんですが、素早さ上昇量が高く低めの素早さを補うことができます。
あとは、グングニルで攻撃力を補いつつ???系のワンパン圏内を広げたり、ムラマサで攻撃力と素早さを同時に上げつつ敵を倒してHP回復で耐久力を補うのもいい感じです。
錬金効果はFFBE装備専用の魔石を使用するので、劇的に効果が高いものはないです。体技ダメージ5%でアイスエイジやヘルバーナーのダメージアップが無難でしょうか。
まとめ
氷炎の化身は新生前はどう使えばいいのかわからないモンスターでしたが、新生転生で方向性がかなり明確になりました。
やはり一番の特徴であった追撃を簡単に発動できるようになったのがいいですね。
先制で炎獣の爪からのアイスエイジは、くじけぬ心で残ったハートを削り切ったり、先制体技防御ダウンで体技アタッカーの火力を上げたりできて、かなり使いやすいです。
アイスエイジの体技防御ダウン率が調整されたこともあって、体感できるレベルでデバフが通ります。
タッグ能力があるとはいえ、元の耐久力がそんなに高くなく、行動順の特技を使おうとすると動く前に落とされちゃうことも多いですね。
雑に使って強いタイプではないですが、かなり尖った性能なので、パーティ構成を練って立ち回りを洗練させていくとかなり強いモンスターだと思います!