氷魔フィルグレア
魔境メダルでは氷魔フィルグレアを手に入れることができます!
アグニースやウェンリルの属性違いバージョンですね。
アグニースはアバン対策として、ウェンリルは超ピサロ対策として実装されたと思われますが、フィルグレアはヒャド特化ということで氷炎の化身を意識した性能といえるでしょう。
フィルグレアはどのように使えるのか考察します!
おおいかくす(MP16)
- 【先制】
- 味方1体への行動をかわりにうける
- ラウンド経過や状態異常で解除されない
アグニースやウェンリルと同じく、おおいかくすを覚えることができます。
次のターンはみがわりしながら行動できるので、味方を守りながら防御でダメージを減らしたりもできます。
アグニースはリザオリク+ダメージ100%軽減で、1ターン目に倒されても2ターン目にほぼ動けるのが強みです。
ウェンリルはくじけぬ心+みかわし30%を持っていて、ダメージで突破しにくく心砕きも回避しやすいのが強みです。
それに対してフィルグレアは、ダメージを受けた時にHP回復と状態異常解除ができますが、2ターン目に生き残りやすさも、初手の生存率としても、他の2体にはちょっと劣る感じがします。
おおいかくしつつ生き残ることができれば、状態異常解除で封印でも受けない限りほぼ動ける上に、防御しつつダメージを受けてHP回復できるので、非常に固いみがわり役になります。
1ターン生き残るってのが一番難しいところではあるし、今はみがわり無視の特技が増えまくっているので、思い通りに動かせないことも多そうではあります。
氷の紋章(MP56)
- 【戦闘中1回】【先制】【みがわり無視】【反射無視】
- 敵味方全体のヒャド耐性を2ランク上げる
- 体技無効状態を貫通
敵と味方のヒャド耐性を上げる特技です。
敵がヒャド系の特技を使ってきそうな時は耐性アップとして使えます。先制発動なので氷炎の化身より早く動けるってのはいいですね。
超オムドと組んで属性歪曲する場合は考え方が変わって、相手のヒャド耐性を下げて攻撃を通しやすくするのにも使えます。
例えば、ナドラガの竜の波濤みたいに使い手なしのヒャド特技と相性が良さそうです。
その他の特技
アグニースやウェンリルは1ターン目はおおいかくす一択でした。
フィルグレアはHP回復があるとはいえ生き残りやすいとはいえず、おおいかくしても2ターン目にはいなくなっている可能性が高いです。
あえて1ターン目は精霊の守りやタップダンスなどの防御系の補助特技を使い、2ターン目におおいかくす動かし方もありかもしれませんね。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 704 | 826 |
MP | 198 | 233 |
攻撃 | 206 | 246 |
防御 | 405 | 478 |
素早さ | 251 | 299 |
賢さ | 243 | 286 |
ステータスはアグニースやウェンリルと全く同じです。
HPが非常に高く、ライトメタルボディの特性があるので、実質HPはものすごく高くなります。
ライトメタルボディがあるとガナサダイのヘビーメタルキラーが効いてしまうため、屍皇帝のいあつを耐えきることはできません。
耐性
メラ | 普通 | 毒 | 普通 |
---|---|---|---|
ヒャド | 無効 | ねむり | 半減 |
ギラ | 普通 | 混乱 | 半減 |
バギ | 普通 | マヒ | 半減 |
イオ | 普通 | ザキ | 普通 |
デイン | 普通 | マヌーサ | 普通 |
ドルマ | 普通 | マホトーン | 普通 |
息封じ | 普通 |
耐性もアグニースやウェンリルとほぼ同じで、無効がヒャドに変わっただけです。
状態異常耐性に弱いのも同じですが、ダメージを受けると状態異常を解除できるので、状態異常に対してはアグニースやウェンリルよりも優秀です。
属性歪曲するとヒャド以外無効になり、相手が使い手持ちなら吸収になるので、超オムドとはめちゃくちゃ相性がいいです。
特性
- いきなりヒャドシールド
- ライトメタルボディ
- 氷晶の加護(レベル91で習得)
ヒャドシールドが味方全体にかかり、ヒャドダメージに対して250までダメージを防ぐことができます。シールド値をオーバーしたダメージは普通に受けます。
追撃のアイスエイジが1発200ダメージくらいなので、弱点やダメージ軽減など状況にもよりますが、だいたい抑え込むことができます。
ちなみに、アグニースやウェンリルと同じパーティに入れても、複数のシールドが同時に発動することはありません。
最後に発動(右側に配置)したシールドのみが有効になります。
レベル91で氷晶の加護の特性が追加されます。
ダメージを受けるとHPを回復するのは、ヴェルザーの冥竜の竜鱗やドーク・スフィアのHP回復ボディに似てますね。
回復量は最大HPの約20%でした。冥竜の竜鱗が最大HPの30%なので、討伐モンスターにしてはけっこう高いと思います。
フィルグレアは1ターン目に倒されてしまうことが多そうだと思いましたが、心砕きのペチペチ攻撃で回復したりできるので、直接狙われなければ意外と生き残るかもしれません。
なお、レベル91に上げるには最低でも☆3が必要になります。
この特性があるとないとでは別物といっていいので、4体交換できるメダルが集まるまでは無理に交換しなくてもいいでしょう。
リーダー特性
- 全ダメージ8%減
リーダー特性もアグニースやウェンリルと同じです。
まとめ
フィルグレアはヒャドシールド持ちってのがいいですね。
自分は氷炎の化身を使う側でしたが、先制ヒャド体技で相手が動く前に落とせたり、超竜王を削り切ったり、氷魔のダイヤモンドで耐久系をワンパンしたりでほんと強いです。
ヒャドダメージが250通らなくなると先制アイスエイジで落とせなくなるし、ヒャド無効のおおいかくすも邪魔くさいし、氷の紋章でヒャド耐性を上げられるのもいやらしいです。
フィルグレアはボーナス30%のみがわりとして入れるだけでも十分強いので、今後しばらくは氷炎の化身はかなり動くづらくなると思われます。
ついでにジェマ、アスラゾーマ、アリーナあたりも一緒に対策されて使いづらくなるかもしれません。
追記
最強マスター決定戦~精霊の導き~では、優勝者のフロムさんがフィルグレアを使っていました。実装からこのスピード感で決勝大会で使うのがすごいです。
パーティはケトスリーダーで、超竜王、ダグジャガルマ、ヴェルザーと組み合わせていました。
ヴェルザーも超竜王と同じくヒャドに弱く、フィルグレアと同じようにダメージを受けるとHP回復ができるので、非常に相性がいいですね。
このような耐久パーティに入れるとフィルグレアも簡単には落とされなくなり、HP回復効果も合わさってものすごい耐久力になります。
めちゃくちゃ熱いバトルだったので、これを見てフィルグレアを使いたくなった人は多いんじゃないでしょうか!
※動画の再生時間を決勝のフィルグレアパーティに合わせてあるので、見てない方はぜひチェックしてみてください!