新生転生 邪竜軍王ガリンガ
ガリンガに新生転生が追加されました!
ガリンガといえばドラゴン系で上位はどうを持つ貴重なモンスターで、ドラゴンパーティを組むのに欠かせませんでした。
竜神王、しんりゅう、ダイなど早くて高火力のドラゴン系が増えると、徐々に見かけなくなり、最近ではドラパでも見かけることが少なくなっていました。
そんなガリンガは新生転生でどのように強くなったのか考察します!
はやぶさ雷鳴斬(MP75)
- 単体に2回ギラ系の斬撃ダメージ
- ダメージ軽減無視
- 戦闘中1回のみ
1回のみのダメージ軽減無視の単体ギラ斬撃ということで、性質的には勇者の一撃に近いです。
違いとしては、はやぶさ雷鳴斬は1回ではなく2回攻撃となっていて、この手の斬撃としては珍しくみかわし不可ではありません。
倍率が1発2.8倍あり、2発合計で5.6倍も出ます。
マスタードラゴン入りで使い手を付ければ弱点も突きやすくなるし、高い素早さからの高倍率斬撃は苦手な相手が動く前に落とせて使い勝手がいいですね。
ギラ等倍で通る超魔王と超伝説
- ウルノーガ&ウルナーガ
- 邪神官ハーゴン
- 全てを滅ぼす者ゾーマ
- 剣神ピサロ
- 万物の王オルゴ・デミーラ
- 剛拳の姫と獅子王
- 暗黒神と呪われし魔女
超ピサロが動く前に落とせたらかなり熱いですが、マスドラリーダーガリンガと、えんまリーダー超ピサロだと微妙に超ピサロの方が早い気がします。
先に斬撃を撃たれるとアタックカンタで反射されてしまうので、超ピサロを狙いに行くのはかなりリスキーですね。
超オルゴはダメージ上限300があるので一発では落とせませんが、合計600ダメージは出るので、他の攻撃と合わせれば1ターンで落とし切るのは不可能ではないでしょう。
超伝説に対してはダメージ軽減無視はかなり有効ですが、素早さが上がったことでガリンガが動く前に1回落とすのは逆に難しくなったかもしれません。
乱撃ギガスロー(MP68)
- ランダム6回のギラ系斬撃ダメージ
- 命中時に確率でマヒ・マインドにする
- みかわし不可、マヌーサ無効
みかわし不可の斬撃はわりとありますが、マヌーサ無効ってのは珍しいですね。
最近のランダム属性斬撃にしては威力が控え目です。+3で0.65倍の6回で合計4倍も出ません・・。
ウィンディオのハリケーンクローより弱いし、なんなら討伐のキラゴルドの鉄鬼雷爪撃の方が倍率は上です。
この特技の強みはダメージではなくマヒ率の高さです。軽く使ってみたところ、マヒ半減に対してもガンガン入ります。
マヒが入らなくてもマインド判定があるので、動きを止めたり、みがわりを剥がしたい時に使えそうなとくぎです。
マヒは混乱や眠りと違って殴っても解除されないし、持続ターンが長いせいもあって、めちゃくちゃ強力な状態異常です。
そのためマヒ等倍で入るモンスターはそんなに多くないんですが、半減で通せるモンスターはけっこういます。一部抜粋しました。
マヒ等倍のモンスター
オメガ、シャムダ、ジェマ、デュラン、ドルマゲス、タイタニス、デスソシスト等
マヒ半減のモンスター
魔王ウルノーガ、ケトス、バーバラ、アリーナ、アスラゾーマ、サイコピサロ、ザラーム、超竜王、超ハーゴン、超ピサロ、スライダーヒーロー、キングレオ、アマカムシカ等
みかわし不可のギラ・マヒってことは、ケトスの空中ふゆうに対してめちゃくちゃ有効です。
悪魔もマヒが通るモンスターが多いので、ドルマゲスのみかわしを無視しつつマヒれるのは強いです。
その他の特技
- 竜神の絶技(MP46)
- 青の衝撃(MP69)
- 稲妻雷光斬(MP78)
- はやての息吹(MP35)
固有特技が2つあるので、引き継げるのは残り2つです。
マスターズGPで使うのであれば青の衝撃は必須です。この早さで上位はどうを撃てることが強みのひとつなので、これは確定でしょう。
主力が斬撃に片寄っていることもあり、残り1枠ははやての息吹が無難だと思います。
マスターズGPで使わない場合、ガリンガはクエストでも使える性能なので、竜神の絶技とはやての息吹の構成もありです。
竜神の絶技はクエストだと最大で9.3倍くらい出るので、乱撃ギガスローで弱点を突くより高火力が出せます。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 712 | 835 |
MP | 284 | 334 |
攻撃 | 492 | 576 |
防御 | 408 | 481 |
素早さ | 439 | 506 |
賢さ | 209 | 249 |
なんといっても素早さが上がってるのが大きいです。
ドラゴン系で素早さが近いモンスターというと・・
- 神竜強☆4+4(491)
- マスタードラゴン☆4+4(491)
- バルボロス☆4(499)
- 降臨しんりゅう☆4+4(501)
- 真・りゅう王☆4+4(511)
この素早さ帯でガリンガを動かせるようになるのはめちゃくちゃデカいですね。もはや別モンスターといってもいいです。
早く上位はどうを撃てるようになると、バフやバリアを剥いで後続モンスターの火力が上がるし、はやぶさ雷鳴斬で単体撃破できる相手も変わってきます。
耐性
メラ | 毒 | ||
---|---|---|---|
ヒャド | 無効 | ねむり | 半減 |
ギラ | 無効 | 混乱 | 無効 |
バギ | マヒ | 無効 | |
イオ | 半減 | ザキ | 無効 |
デイン | 弱い | マヌーサ | |
ドルマ | 半減 | マホトーン | |
息封じ |
ドラゴン系はやたらとバギの通りがよく、ガリンガもバギ等倍で通ります。イオもドラゴン全体で比較的通りやすい属性です。
ドラゴンでヒャドとギラ耐性を持ってるのはちょっと珍しいですね。(ヒャドはバルボロス、ギラはマスタードラゴンくらい)
状態異常耐性はかなり優秀で、ねむり、混乱、マヒが1個も等倍で通らず、無効が2個もあります。
状態異常に弱いイメージがあるドラゴン系としては珍しいです。
特性
- AI2-3回行動
- 竜衆の闘気
(ドラゴン5体以上で攻撃力と素早さ1段階アップ+ドラゴンビート+いきなりマインドバリア) - 不屈の邪竜軍王
(ドラゴン5体以上でラストスタンド、ドラゴン4体以下だと不屈の闘志) - 素早さ+50
- HP半分ではやての息吹
(ラウンド開始時にHP半分以下なら攻撃とくぎ使用後にはやての息吹で追撃)
竜衆の闘気はドラゴン5体で組めば強力ですが、1体でも別系統が混ざるとどれも発動しなくなります。
この早さで青の衝撃を撃てる不屈の闘志持ちってことはドラゴン系以外のパーティにも組み込めそうですが、新生前のドラゴンビートといきなりマインドバリアまで発動しなくなるので注意です。
HP半分ではやての息吹はめちゃくちゃ強いです。
1ターン目にラストスタンドで耐えて、竜衆の闘気の素早さアップからの、1ターンで2回攻撃ってのが理想の動きになるでしょうか。
挙動としては、AI行動とは別で追撃が発動し、追撃はMPを消費しないことから、追加で破壊の魔砲みたいなのと似てますね。
違うのは、追加で○○系は同じ特技を使った時のみ発動ですが、ガリンガの場合は攻撃系の特技を使えばどれでも追撃が発動することです。
この特性はマスターズGPでも当然強いし、クエストで息パーティに入れても強いですね。イザヤール&ラヴィエルみたいに1ターンで2回分の特技を撃てます。
リーダー特性
- ドラゴン系のHPと攻撃力20%アップ
リーダー特性は変わらずです。
クエストでドラゴン物理パーティを組む時にはめちゃくちゃ優秀です。
今でもガリンガに変わるリーダーはいません。
まとめ
ガリンガは素早さが上がった影響が大きく、やれることが以前とは全然変わりました。
青の衝撃で剥がしに行ってもいいし、はやぶさ雷鳴斬で単体撃破を狙ってもいいし、乱撃ギガスローで状態異常も狙えます。
乱撃ギガスローの倍率が低めなのが若干気になるところではありますが、HP半分ではやての息吹で追撃できることを考えると、火力面でも十分な強さなんじゃないでしょうか。
ラストスタンドで生存率も上がって、超伝説の一発ドカンで壊滅しにくくなったし、マスターズGPのドラゴンパーティにおける重要ポジションに戻ってこれたのではないでしょうか!
クエスト物理パーティだと乱撃ギガスローが微妙なので新生転生する意味がほとんどないんですが、息パーティだと追撃のはやての息吹が使えるので、けっこう総火力が変わってきそうです。
使い手を持ってないのでイザヤールほどではないものの、息はステータスで盛ることができないこともあって、火力を伸ばせる手段は貴重です。