新生転生 暗黒神ラプソーン
2020年10月16日、暗黒神ラプソーンに新生転生が追加されました!
最後に常設の魔王に新生転生が実装されたのは、2019年10月のウルノーガでした。ということは1年ぶりの魔王新生ですね。
ドークといいオムドといい、最近の魔王新生は息が長い傾向があるので、ラプソーンも長く活躍してくれることに期待できます。
ラプソーンの性能を一言でいうと、とにかく暗闇の流星がめっちゃくちゃ強いです。そしてこれが超魔王にぶっ刺さります。
新生ラプソーンがどのように強いのか考察します!
暗闇の流星(MP88)
ランダム5回のドルマ系呪文ダメージを与え、確実に呪文防御を下げる特技です。
威力や賢さキャップはサイコストームと同等で、さらに属性付きなので弱点1.5倍を狙うことができ、超ハーゴンの暗黒弾に匹敵します。
この時点でも十分強いのに、呪文防御ダウンが確実に決まるっていうのが強すぎます。
マヒャドストームやメラゾストームのようになかなか呪文防御が下がらず苦労することもないし、クラウンスパークのように攻撃回数が少なくて狙った敵を下げきれない事故も起きにくく、現状では最強の呪文といっていいです。
これがただのドルマブレイクだったら実際そこまで使い勝手は良くなかったと思いますが、ダークブレイクで2ターン目以降にもドルマブレイクされていくのが強いですね。
1ターン目に呪文防御を下げておくと、2ターン目に賢さアップ、ダークブレイク強化、が相まってすさまじい破壊力を出すことができます。
賢さ1段階アップでキャップに到達するように、装備とスキルのたねで賢さを666に調整すると無駄なく最高火力を出せます。
超魔王に対しては、超ハーゴン以外全てドルマ半減なので2ターン目には弱点で攻撃でき、超ハーゴンも変身する頃には4段階ダウンで攻撃できるので、呪文防御を下げて強引に落とせます。
全ての超魔王を1体で対応できるのが素晴らしいです。
瞬間的な火力はマデュラーシャの獄炎招来(弱点1.8倍)をも上回ります。
これほど高火力でありながら、デバフとしても最高峰に使い勝手がいいっていうのは、ちょっとやりすぎっていうレベルで強いです。
クエスト攻略では魔女のワルツが無属性のため入らないことが多々ありますが、そういう場面でも使っていけます。
魔宮のレギュラーメンバー入りは間違いないでしょう。
暗黒神の儀式(MP65)
全体にドルマ系の儀式ダメージを与え、???系以外には威力が3倍になります。
威力は賢さ依存で、賢さキャップは600です。
使用感としては新生転生前に覚える神々の怒りと似ていますが、ドルマ属性と無属性、賢さ依存とレベル依存、儀式と体技という違いがあります。
左:暗黒神の儀式 右:神々の怒り
暗黒神の儀式はドルマ等倍に約460ダメージで、弱点には700ダメージくらい与えることができます。
しかしドルマ耐性持ちにはあまりダメージを与えられず、無属性で満遍なく火力が出る神々の怒りの方が使える場面もあるとは思います。
そのため、単純に神々の怒りを暗黒神の儀式に置き換えられるというわけではないです。
儀式反転(MP38)
自分1体を1ターン儀式を反射する状態にする特技です。
反転という名前が付いてるので紛らわしいですが、要するに儀式よそくということです。
他のよそく系特技と同様に先制発動するため、素早さに関係なく使えます。
ただし、先制発動であるがゆえに、使用すると行動するまで闇の結界の効果が切れてしまいます。斬撃・体技を反射するのか、儀式を反射するのかの選択になります。
もしマホターンの儀式版みたいな感じで行動順で全体に効果があると、ジェマやゴア・サイコピサロは身動きを取れなくなる思いますが、1体だけ反射状態だと普通に攻めてこられることが多いんじゃないでしょうか。
ゴア・サイコピサロ同士になってもマヒ覚悟で暴風の儀式を打ち合うことが多いですし。
そう考えると、使えそうであまり使いどころがない気がします。儀式持ちに確実に先手を取られる状況で、なおかつ他に味方モンスターが生き残っていて、少しでも被ダメージを減らせば動ける確率が上がる、という時くらいでしょうか。
それもAI入力されると意味がないです・・。
その他の特技
- 神々の怒り
- 魔弾の流星
- 暗黒神掌
- 盲信のかくせい
- 闇の結界
引き継ぎできる特技はどれも使えそうで、何を選べばいいのか悩みます。
ラプソーンは暗闇の流星がめちゃくちゃ強く、基本的にはこればっかり使うのが一番強いです。ただし、反射が有効なのでマホカンタやマホターン持ちがいると動きが大きく制限されます。
レジェンドゲマのようなマホカンタ持ちでドルマ無効のモンスターだと、暗黒神の儀式が微妙に通りづらく、無属性の神々の怒りが使えると思います。
また、暗黒神の儀式は???系にはあまりダメージが出せず、シャムダ、ラプソーンといったつねにマホカンタ持ちの???系がかなり苦手です。
そうったモンスターには暗黒神掌が意外と使えるんじゃないかなと思います。
ラプソーンは素早さがそこまで早くなく、秘めたるチカラなど素早さアップ系の特性も持っていません。確実に先手を取られて負けてしまいそうな時に、盲信のかくせいで動けるモンスターに託す、というのはありだと思います。
魔弾の流星は呪文防御ダウンが確率だし、闇の結界も特性で付くので必要ないと思います。
特性
- つねにマインド&封じ無効
- あんこくのたましい
- 行動するまで闇の結界
- ダークブレイク
- いきなりダメージ30%軽減
つねにマインドバリアだったのが、封じ無効も付き、体技封じに強くなりました。とはいっても主力が体技ではないので、そこまで恩恵はないような気がします。
あんこくのたましいは偶数ラウンドに防御力、賢さ、呪文防御、が上がる効果でしたが、それにMP回復効果も追加されました。
ラウンド開始時にMP45くらい回復するので、ドレアムやエスタークが持つMP回復と同じ効果ですね。
暗闇の流星の消費MPが高く、長期戦になるとMPが枯渇しやすいため、クエストで重宝する特性です。
いきなりダメージ30%軽減は魔王によく付く特性ですね。耐久力が上がりますが、ふつうのいてつくはどうで剥がれるので過信は禁物です。
行動するまで闇の結界
特性で闇の結界が付きました。斬撃と体技を反射する効果が毎ターンかかります。
名前の通り自分が行動すると消えてしまいますが、ラプソーン自身が中速帯なので、速攻パーティに対して圧力をかけることができます。
魔獣のような斬撃・体技主体のパーティにとっては相手にいるだけで厄介な存在です。
ウルノーガの青の衝撃、WORLDの破魔天光といった致命的な体技を受け付けないのは強いですね。
ちなみに、オルゴ・デミーラの天砲邪弾は反射無視で、素早さ的にも確実に上を取られるので、ラプソーンの天敵と言えます。
儀式反転や盲信のかくせいのような先制特技や、防御を使うと消えてしまうので注意です。
ダークブレイク
ドルマブレイクの効果に、さらに追加で毎ターンブレイクが強化されます。
1ターン目は2ランクダウン、2ターン目は3ランクダウン、4ターン目には4ランクダウンで攻撃できます。(最大4ランク)
耐性ランクとダメージ倍率は以下のようになっています。
耐性 | 倍率 |
---|---|
吸収 | -1倍 |
無効 | 0倍 |
激減(かなり強い) | 0.25倍 |
半減 | 0.5倍 |
軽減(強い) | 0.75倍 |
等倍(表示なし) | 1倍 |
弱点(弱い) | 1.5倍 |
4ランク下げると無効でも等倍に、吸収ですら軽減で通せるようになります。
なお、ドルマブレイクの効果が消えることはないですが、2ターン目以降のブレイク強化された部分は、上位はどうで消されてしまいます。
超ゾーマが変身するタイミングなどで消されてしまうと、思ったようにダメージが出なくなることがあるので注意です。
リーダー特性
- 最大HP40%アップ
ついに全系統のHP40%リーダーが登場しました。
系統限定だとダークマターのHP40%・素早さ10%もあったんですけど、全系統では初登場です。
今までは暗黒の魔人、ヴェルザー、デスピサロ、やまたのおろちの30%アップが最高でした。
HPもインフレしてますが、火力はもっとインフレしてますからね。
まとめ
ラプソーンは呪文アタッカーとしては間違いなく最強の一角になりました!
暗闇の流星が高火力&確定デバフで非常に使い勝手がいいです。今後のクエスト攻略で末長く活躍することでしょう。
マスターズGPでは、運用方法によってやや使い方が変わります。
暗黒神の儀式はにおうだち突破に最適な特技ですが、ラプソーン自身の素早さがそこまで高くないので、他のモンスターににおうだち突破を任せて、ラプソーンは中身に暗闇の流星を当てることに集中するのもありです。
暗闇の流星の確定デバフが非常に強力で、後続の呪文アタッカーの火力を大幅に上げることもできます。
ただ、暗闇の流星に頼りすぎるとマホカンタやマホターンで身動きが取れなくなってしまうため、そのあたりの対策法は必要になります。
1ターン目に暗闇の流星で呪文防御を下げておいて、2ターン目に超ゾーマの滅びの呪文で反射を気にせずなぎ倒していくとか楽しそうですね。
▼新生ラプソーンを使ってみた記事はこちら