超ノーガ・アレフ対策
超ウルノーガとアレフガルドの伝説がマスターズGPで大暴れしています!モンスター使用率で見るとアレフガルド1位で超ウルノーガ2位のワンツーですね。
この2体は、昨年末と7周年に登場した最新モンスターというだけあって、めちゃくちゃ強いです。
それぞれ単体で見ると長所も短所もあってそれなり、っていう感じなんですけど、2体組み合わせることでものすごい強さになります。
初心者でもこの2体さえ取っておけば最新の環境で戦えます、っていう運営からのメッセージなのかもしれません。
めちゃくちゃ強い超ノーガ・アレフですが、どのように対策していけばいいのか考察します!
なぜ超ノーガ・アレフが強いのか
まず、どうして超ウルノーガとアレフガルドを組み合わせると強いのかを分析していきます。
補完しあう耐性
一つ目は耐性ですね。2体の耐性を表で見てみましょう。
超ウル | アレフ | |
---|---|---|
メラ | 無効 | |
ヒャド | 半減 | |
ギラ | 無効 | |
バギ | 無効 | |
イオ | 無効 | |
デイン | 半減 | |
ドルマ | 吸収 | 無効 |
このように、アレフガルドと超ウルノーガは属性耐性がバラバラになっていて、お互いの弱点を補完しあっています。そのため、どっちかは落とせてももう片方が落とせないってことになりがちです。
属性で攻めるのであれば、半減までしかないデインかヒャドが有効といえるでしょう。つまりは、エルギオス、WORLD、竜神王、ジェマ、超ゾーマあたりが刺さりそうです。
どちらもドルマ耐性がいいのも特徴です。これはつい最近まで環境を支配していたラプソーンを意識しての設定かもしれないですね。
ただ、ラプソーン自体はダークブレイクの特性があるし、呪文防御下げの火力で押せるので、相性は意外と悪くないです。
ダメージ70%バリア
2つ目に、2体ともダメージ70%バリアを持っていることです。
アレフガルドは1度倒された時に70%バリアが発動し、超ウルノーガはゾーンに入った時に70%バリアが発動します。
今まで超魔王といえば50%バリアだったので、ダメージでいえば2倍の火力が必要でした。70%バリアだと3倍以上のダメージを与えないと落とし切ることができません。
これが1体だけならまだなんとかなるんですが、2体揃うことで落とすのが非常に難しくなります。
アレフガルドを落とさないと王女の愛で全回復されてしまうし、かといって超ウルノーガを放っておくわけにもいかないし、どちらかでも残れば逆転できるっていうのが強いところですね。
また、超ウルノーガは倒されてもゾーンボディのカウントを維持できるっていうのが大きな特徴です。
そのため、ゾーンに入る前に倒されてしまいそうな時は、不敵な笑いでカウント5にすることで、倒された後に王女の愛で復活して次のターンにゾーンに入るっていう強引な変身が出来るのもこの組み合わせならではでしょう。
頭おかしい火力
3つ目は、どちらも動けば壊滅するほどの超火力を出せることです。
1体だけでもものすごい火力を出せるのに、それを属性違いで2体使えるので、並みのパーティでは耐えられません。
アレフガルドの伝説の主力特技は竜王の息吹で、装備や弱点込みだと800ダメージとか出るし、連携でも乗ってしまった時には1000ダメージを越えることすらあります。
ベギラマの剣と勇者のきらめきで、斬撃と体技を使えるのも厄介なところです。
超ウルノーガの主力特技はやみの閃光です。これも装備や弱点込みで800ダメージを越える破壊力が出ます。
しかも、ダメージ軽減を無視できるので、精霊の守りや魔王の50%バリアはもちろんのこと、超魔王の50%バリアや、天界の守り、ガイアシールド、だいぼうぎょすら貫いてきます。
対策① 反射が有効
超ノーガとアレフはどちらもすさまじい火力を出せますが、どれも反射することができます。
そのため、ぎゃくふうとぬすっと返しを張って、エルギオスで踊っておくとほとんどの特技が効かなくなります。
超ノーガもアレフも素早さはあまり高くないし、速攻パーティに組み込む人も少ないので、先手で反射特技を張るのはそう難しくはないでしょう。
ただ、反射対策でいてつく系の特技を入れてるパターンもあるので、それだけでは安心できません。
におうだちでいてつく系を受け止めて剥がされないようにするとか、もしくは剥がされる前に先手で剥がし役を落としてしまうかですね。
反射役はボーナス要員としても使えるモンスターが人気です。
ドークはぬすっと返し専用ならS運用してもいいし、ぎゃくふうは覚えるモンスターが多く選択肢が幅広いです。
ぎゃくふう持ちモンスター
- ごくらくちょう
- ヘルミラージュ
- ライバーンロード
- ランプのまじん
- ソードフライヤー
- デビルパピヨン
- 真夏のクシャラミ
- 凶アンドレアル
- 真・獣王グノン
- レオパルド
- アーロ
- くろカビこぞう
- ミニモン
- 暗黒大樹の番人
ランプのまじんのS運用とか、なつかしのソードフライヤーなど、あまり見ないモンスターが活躍するようになったのは面白いです。
逆に、アレフガルドを使う人はこれらのモンスターに要注意です。真夏のクシャラミとかごくらくちょうとか、存在を忘れてたモンスターも多いのではないでしょうか。
対策② 状態異常が有効
アレフガルドは状態異常バリアを持っておらず、超ウルノーガもゾーンに入る前は状態異常が入ります。
中でも特に有効なのが眠りと体技封じです。
ケトスが使える環境だと通用しないですが、制限が厳しくケトスが使えない時、そもそもウェイト的にケトスを入れる余裕がない時は非常に効果的です。
ねむり
混乱やマヒは無効ですが、ねむり耐性はどちらも半減となっていて、うまく眠らせれば行動させずに倒すことも可能です。
追撃で起こしてしまわないように、AI行動があるモンスターを使う場合は魔弾銃を装備すればさらに安定性が上がります。
ねむり系の有力モンスター
- 幻惑のムドー:催眠の邪弾
- ネオ・ドーク:奈落の風
- 病魔パンデルム:ジェノサイドストーム
- 青天竜バルケロス:大吹雪
- 密林の守人:スイートステップ
- デスマドモアゼル:まどろみの光
- じめじめバブル:ほうしの嵐
- イビルキュリア:サキュバスチェーン
他にもいろいろあると思いますが、代表的なモンスターを挙げました。
伝説ムドーは今までロマン砲っていう認識しかなかったですが、ここへきて眠りが環境にめちゃくちゃ刺さってます。
密林の守人はぎゃくふうでも使えますが、Aランクの暗黒大樹の番人で使う人の方が多かったです。まさかスイートステップの出番が来るとは思いませんでした。
体技封じ
体技封じは超ウルノーガのやみの閃光を封じることができ、アレフガルドは勇者のきらめきと王女の愛を封じることができます。
どれも戦局を左右する重要な特技なので、これらを使えなくなることで勝負が決まることは少なくないでしょう。
体技封じと言えばインヘーラーですね。ドルマ無効にメラ吸収で耐性面でもかなり相性がいいです。
これだけ条件がそろっているのに今の環境であまり使われていないのは、火力面で決定打を与えられないからでしょうか。ルール次第では超ノーガ・アレフに対して有効になる場面もあると思います。
体技封じの息は超マスターエッグや魔界のたまごで覚えられるので、Sランク以下のボーナス要員に任せるのもありでしょう。
ただ、超ノーガもアレフも偶数ラウンドの自動バフ持ちで、さらにアレフは勇者だけになった時にバフがかかることもあり、安定して先手を取るにはピオリムをかけないと難しい場合があります。
対策③ MPを減らす
アレフガルド対策として、MPを減らすのが効果的です。
アレフガルドは全体的に消費MPが重く、さらに勇者だけになった時に消費MP1.2倍になります。
王女の愛は消費MPが非常に多く少しMPを減らされると打てなくなってしまうこともあります。
最近になってメルトアが元気になってるのはこのためですね。
ウルノーガの3ターン目のギガ・マホトラもちょうど王女の愛を使いたいタイミングに合います。
もう1個の対策としては、あえて竜王を倒さずに勇者だけの状態にしない、という方法があります。
アレフガルドはだいたい3~4ターンでMPが切れて、通常攻撃しか出来なくなります。
他の敵を倒してMP切れのアレフガルドだけが残った場合、味方の数が残っていれば防御や回復で10ラウンド経過させて判定勝ちに持ち込むことができます。
(10ラウンド経過時に残ってるモンスターの数が多い方が勝ちになります)
対策④ ダメージ軽減無視
70%バリアは上位はどうで剥がすのが定石ですが、ダメージ軽減無視特技なら剥がさずそのまま落とせる場合もあります。
そもそもダメージ軽減無視の特技があんまりないので対策として使えるモンスターは限られますが、耐性的にWORLDのミナデインが有効ですね。
ただ、味方のMPも消耗してしまうので、上手く呪文防御ダウンと組み合わせてワンパンを狙いたいところです。
もう1つは暗黒の魔人のグランドショットです。これは私自身よく使っていますが、決め手となることが多いです。
超ウルノーガはゾーンに入ると無属性無効になってしまうので、あまり刺激しないでカウントを貯めないようにして、アレフガルドを1回倒して勇者だけの状態になったところでグランドショットを撃ち込めばまとめて倒すことができます。
まとめ
超ノーガ・アレフの組み合わせは、耐久力の高さ、火力の高さ、回復力の高さでどれをとっても強いですが、明確な弱点もあります。
環境を支配しているモンスターだけあって、完全に対策して完封を目指すってなると難しいですが、対策モンスターを入れて勝率を上げることはできると思います。
反射、状態異常(ねむり・体技封じ)、MP減らし、ダメージ軽減無視、これらを組み込んで環境に逆張りしていきましょう!