新生転生 幻獣リヴァイアサン
FFBEコラボモンスター、リヴァイアサンに新生転生が追加されました!
他のガチャ産FFモンスターは1度は何かしらの活躍をしていますが、リヴァイアサンだけは全く使われたことがありません。
ヒャド吸収パーティを組めば、大海嘯で敵を攻撃しながら味方を回復できる、っていうコンセプトは面白いんですけど、ロマンの域を出ないモンスターでした。
不遇なモンスターは新生転生で劇的に強くなる傾向がありますが、リヴァイアサンはどのように強くなったのか考察します!
凍える水流(MP34)
ランダム6回のヒャド系体技ダメージを与え、ヒャド耐性を下げつつマインドを付与する特技です。
ヒャド半減の敵でも、ヒャド耐性3ランクダウンか、ヒャド耐性1ランクダウン+ヒャドブレイクで弱点を狙えるようになるので、耐性下げ要員として重要ポジションになりそうです。(いちおうフリーズウィップで代用は可能です)
攻撃力依存にも関わらず、みかわし不可、マヌーサ無効なのが珍しく、さらにみがわりまで無視することができます。
倍率は絶氷拳やマヒャドブロウほど高くなく、+3で1発約0.75倍(合計約4.5倍)です。
意外とそこそこ倍率がありますが、問題は攻撃力です。無☆だと388しかなく、☆4でようやく465です。物理モンスターとしてはだいぶ物足いです。
基本的には補助要員で、体技連携を繋げられる特技も持っている、くらいの感覚だと思います。
威力はともかくとして、みがわりを無視してマインドを入れられるのは、マスターズGPで使うとちょっと面白そうですね。
水神の湧水(MP45)
味方全体の素早さを2段階アップしつつ、ヒャド系ダメージを15%アップする特技です。
爆発の導きや体技の導きのようにダメージを上げるだけの効果だと微妙ですが、ピオリーマのついでにダメージアップが付いてくるのはかなり使い勝手が良さそうです。
リヴァイアサン自身が体技系っていうこともあり、ヒャド体技パーティで使いたいですね。
剛拳の姫と獅子王、ゴア・アスラゾーマ、氷炎の化身、そしてリヴァイアサンが揃えば、冒険者の証(アリーナ×武闘家)の効果も乗って、他の属性や無属性とは比較にならないほどダメージが出せそうです。
大海嘯(MP78)
元々覚える特技ですが、上方修正されて威力が上がっています。
全体にみがわりと反射を無視してヒャド体技ダメージを与える特技ですが、敵だけでなく味方にもダメージを受けてしまいます。
ヒャド吸収のモンスターはHPを回復できるので、うまくパーティを組めば攻撃しながら回復ができる面白い特技です。
威力は調整前に比べて40~50程度上がっていて、+3のレベル100だと470ダメージくらい出ます。これは超ウルノーガのやみの閃光に相当する火力です。
超ノーガはドルマ化身持ち、やみの閃光はダメージ軽減無視という性能の違いはあるので、実際に同等の火力を出せるわけではないですが・・。
リヴァイアサンは特性でヒャド体技が20%上がるし、錬金効果で15%底上げも出来るし。ゴア・アスラゾーマと組めば使い手も付与できるので、相手次第では一撃必殺を決められるロマン砲ではあります。
ただ、使い手になるとヒャド吸収の味方を回復できなくなる点は注意ですね。
その他の特技
クエストでもヒャド吸収の回復用として使えなくはないですが、基本マスターズGPで使わないなら大海嘯は消しても問題ないです。
引き継ぎ特技は微妙なので、残りの2枠はクリスタルでカスタマイズするといいでしょう。
- マナトピア
- おうえん
- シェルガ
- レイズ
特技の候補はこの辺りでしょうか。
マナトピアはMP回復状態にする特技で、毎ターン行動後に約30回復します。
体技だとグレイナル(光のはばたき、蒼天の守り)を入れるのもありですが、よりヒャド攻撃に特化するならリヴァイアサンの方が適性が高いです。
おうえんはたたかいのうたですね。ピオリーマ役として入れるならトガミヒメを抜くことになるので、攻撃バフ要員が必要になります。
シェルガはマジックバリアと同じですが、FFモンスターは超マスターエッグが使えないので、クエスト用にはありかなと。
レイズは緊急時の蘇生用です。ただ、冒険者クエストやランキングクエストでは、火力でゴリ押してターン短縮や合計ダメージを稼ぐのが基本なので、倒されたら蘇生するよりやり直すことが多いです。
なのでクエストで蘇生特技はあんまり使わなくなってますね。周回系のクエストなら事故回避に役立ちます。
特性
- 気高き水神
(いきなりスカラ)
(いきなりダメージ34%軽減)
(いきなりマインドバリア) - 猛水流
(偶数ラウンドに確率で敵のヒャド耐性ダウン) - 万物の恵み
(毎回味方のHP回復)
(毎回ヒャド耐性アップ) - ヒャド体技ダメージ+20%
- 防御力+100
けっこう特性がモリモリです。
いきなり防御力2段階アップと、防御力+100で、やたらと物理防御に特化しています。
メルトアくらいの固さになりますが、物理にだけ強くても今のGPでは耐えられません。凍える水流が防御力依存体技と間違えたんじゃないかと疑いたくなります。
ダメージ34%軽減バリアが付いてるので、勝手に精霊の守りが発動するようなものですね。その点は耐久力アップに貢献しています。
そしてリヴァイアサンの本体ともいえるのが、万物の恵みの特性です。
補正なしでも毎ターン200くらい回復でき、賢さを上げてしゅくふくの杖を装備すれば回復量を上げることも可能です。
ある程度のダメージならヒーラーなしでも行けるようになり、ピピットみたいな感覚で使えます。
このヒーラー枠を圧縮して補助・攻撃枠を増やせるっていうのがリヴァイアサンの最大の強みです。
リーダー特性
- HP20%・ヒャドダメージ15%アップ
MPアップという微妙なリーダー特性から、HPとヒャドアップという実用的なリーダー特性になりました。
ヒャド体技パーティのリーダーだと、やはりゴア・アスラゾーマ(ヒャドと体技20%アップ)が火力面ではずば抜けてますね。
HPも上げたい場合は剛拳の姫と獅子王(HPと体技20%アップ)です。
さすがにこの2体に比べると見劣りしてしまいますが、実用可能な範囲内ではあると思います。
まとめ
リヴァイアサンは凍える水流がみがわり無視だったり、大海嘯が上方修正されていたり、GP運用も視野に入れた新生転生ではあると思います。
しかし、実際に使いこなすのはけっこう難しく、どちらかというとクエスト特化の新生転生ですね。
エッグラ&チキーラみたいに無理やりクエスト用にされてしまった感はないでもないですが、新生前に全く使い道がなかったことを考えれば、明確な使いどころができただけ当たり新生と言えるでしょう。
これでもし防御力+100ではなく攻撃力+100だったらめちゃくちゃ優秀で、ヒャド体技アタッカーを持ってない人は確保必須といってよかったと思います。
毎ターン全体のHP回復は確かに便利ではありますが、ないと困るほどかというとそうでもないような気もします。
他のヒャド体技アタッカーが揃っていれば、枠の圧縮と火力の底上げを兼任できるので、ターン短縮を目指したい人なら、っていう感じですかね。
あとは、ヒャド耐性が重要になるクエストで、毎ターンヒャド耐性アップが輝く可能性があります。しんりゅうのランクエが怪しいです。