黒豆ブログ

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【DQMSL】系統ボーナスはステータスのどこにかかっているのかを解説

系統ボーナス

系統ボーナス

マスターズGPでは系統ボーナスのルールで、特定系統のステータスが上がることがあります。

このステータスアップはどの部分にかかっているのか、正確に知っている人は案外少ないんじゃないでしょうか。

自分も昔調べたことがあったのに完全に忘れてました。

すごく細かいことなのでそんなに気にするところでもないんですけど、ちょっとした知識として紹介します。

系統ボーナスがかかる場所

系統ボーナス
系統ボーナス

系統ボーナスによるステータスアップはどこにかかっているのか、実際にモンスターを使って確認してみます。

HP750のモンスターに、スキルのたねを使ってHP+20、さらに装備でHP+40にして、HP810まで上げました。

この状態で闘技場に行ってみます。

系統ボーナス

ラプソーンリーダーでHP+40%にして、系統ボーナスで全ステータス+10%に設定しています。さらに、マスターボードのHP+4%もかかります。

基本的に同じステータスアップは足し算で計算されるので、普通に考えたら合計で54%アップになるはずです。

810×1.54=1247.4

小数点以下は切り上げなので、HP1248になると予想されますが・・

系統ボーナス

実際のバトルを見てみるとHP1275になっています。

想定していた数値と27違っています。この誤差はどこから出てくるのでしょうか?

なぜこうなるのかというと、系統ボーナスとリーダー特性は単純に足し算されるわけではないからです。

具体的にはどんな計算なのかというと、素のステータスに系統ボーナスをかけて、それにスキルのたねと装備によるHP増加分を足し、リーダー特性とマスターボードを合計した数値をかける。となります。

計算式にするとこうです。

(750×1.1+20+40)×1.44=1274.4

簡単に言うと、系統ボーナスはモンスターのステータスそのものにかかり、スキルのたねと装備の増加分にはかからない、ということです。

どんな影響があるのか

この計算を理解していないと、想定と違ってきてしまうことがあります。

よくあるのが、こうどうはやい(ロケットスタート)の行動順のズレですね。

こうどうはやい系の特性は、通常の行動順と違って乱数が影響せず、素早さが1でも高い方が先に動く仕組みになっています。

系統ボーナス

系統ボーナス

例えば、ハヌマーンとアルシオンを一緒に使うとします。何も付けてない状態だとハヌマーンの方が素早さが高く、必ずハヌマーンが先に動きます。

アルシオンが1番、ハヌマーンを2番に動かしたいとして、スキルのたねと装備でアルシオンの方が素早さが高くなるように調整します。

系統ボーナス

系統ボーナス

ハヌマーンが633、アルシオンが634になったので、アルシオンの方が絶対に先に動くはずです。

系統ボーナスを15%に設定して、実際にバトルで使ってみると・・

系統ボーナス

ハヌマーンの方が先に動いてしまいました。

この時の素早さがどうなっているのか計算してみます。

ハヌマーン
(544×1.15+89)×1.18=844

アルシオン
(518×1.15+116)×1.18=840

なんと、ステータス画面ではアルシオンの方が1高かったのに、実際のバトルではハヌマーンの方が4高くなっています。

系統ボーナスのかかり方によって、こういう見えないところで数値の逆転が起きることがあります。

まとめ

系統ボーナスは普通のステータスアップとは計算方法が異なり、モンスターのステータスそのものにかかります。

そのため、スキルのたねや装備にかからず、想定していた数値にならないことがあります。

とはいっても、影響が出るのはHPと素早さくらいで、あとは本当に気づかない程度の誤差だし、わざわざ気にするほどの事ではありません。

なので忘れちゃっても全く問題ないと思いますが、細かく数値を調整したい時に覚えておくと役立つ時もあるかもしれません。