本当に強いランダム呪文
ランダム斬撃とランダム体技の強さランキングを作ったのですが、呪文の強さも知りたい!というご意見がありましたので、今回は呪文の強さをランキングしていきます!
ただ、呪文には賢さキャップというものがありまして、使うモンスターのステータスによる差がそこまで影響しません。(素のステータスが高い方がキャップに到達しやすいし、賢さ差ダメージも稼げるので完全に意味がないということではありません)
なので呪文に関しては今までとはちょっとやり方を変えてみようと思います。
※2020年10月30日更新
暗黒神ラプソーンの情報を追加しました。
▼ランダム斬撃・体技ランキングはこちら
条件
- とくぎレベルは全て+3
- 賢さは考慮しない
- リーダー特性は考慮しない
- いきなり魔力かくせいは考慮しない
- 使い手・ブレイク持ちは弱点込み
- 耐性ダウン付き特技も弱点込み
冒頭でも説明した通り、呪文特技には賢さキャップというものがあります。
例えば、マータ系の呪文であれば賢さ600で最高火力に到達し、それ以上賢さが上がっても威力は変わりません。
相手との賢さ差によるダメージ上乗せはありますが、それも上限が決まっています。
モンスター自体の性能で差が出るとしたらコツの特性くらいですかね。なので、今回は同等の威力のとくぎはひとくくりにしてランキングします。
なお、MP依存のクアトロマダンテ、固定ダメージのダークタービュランス、五指爆炎弾などは除外します。
参考 マータ系 戦闘力920
賢さキャップ:600
威力:184×5回=920
ランキングを発表する前に、参考値として一般的なランダム呪文であるマータ系の威力を確認です。
1発184ダメージってそんなに低かったっけ?という感じですが、実際にクエストで使う時はリーダー特性、装備、呪文防御ダウンが入るので、700ダメージくらいになります。弱点も乗ると1000ダメージ越えるくらいですね。
コツ持ちの場合はさらに15%アップなので、920×1.15=戦闘力1058になります。
- ヒャド系のコツ:クイーンスライム
- ギラ系のコツ:ほうおう、はめつの使者
- バギ系のコツ:ゲリュオン、ランプのまおう、マスタースライム
- ドルマ系のコツ:デーモンキング、ドルマージュ
ちなみに、無属性のサイコマータは賢さキャップ1000ですが、最大火力は属性マータと同じです。
- サイコマータ(ガマデウス)
- サイコマータ・改(ディアノーグエース)
- りゅうせい(真・異魔神)
- 闇討ちの魔弾(邪教の使徒ゲマ)
無属性なので装備や弱点によるダメージアップをしづらく、属性マータのほどの威力は出ないです。
次点 クラウンスパーク 戦闘力 1050
賢さキャップ:1000
威力:300×3~4回=900~1200
はぐれロイヤルキングのクラウンスパークは単発の威力こそ魔女のワルツと同じですが、回数が3~4回のランダムとなっています。平均3.5回として計算しました。
魔女のワルツと違って無属性ではなくデイン属性付きなので、ギスヴァーグなどと組んでデイン耐性を下げれば大幅に威力をアップできます。
呪文防御を下げながら攻撃できるため、体感的な戦闘力はもうちょっと高くなると思います。
10位 カオスストーム 戦闘力1200
賢さキャップ:1000
威力:240×5回=1200
ダースガルマやエビルプリーストのカオスストームがランクインです。
エビルプリーストは悪魔縛りのクエスト攻略で呪文アタッカーとしてもまだまだ使えますね。
ちなみに新生前ラプソーンが覚える魔弾の流星はカオスストームと威力が同じで、マインドが呪文防御ダウンに置き換わった性能です。
9位 苛烈な暴風 他 戦闘力1380
賢さキャップ:600
威力:184×5回×1.5=1380
苛烈な暴風などの耐性ダウン効果が付いたランダム呪文は、威力や回数はマータ系と同じです。耐性ダウンによる弱点ダメージを考慮して戦闘力1380となりました。
各属性の耐性ダウンマータが出そろってきました。
- 苛烈な暴風(皇帝ウィンディオ、はぐれロイヤルキング、ジャハガロス)
- 冷酷な氷撃(魔女グレイツェル、海冥主メイヴ)
- 鮮烈な稲妻(デスソシスト)
- 過激な火炎(女帝フレイシャ)
- 壮絶な閃光(ギスヴァーグ)
使い手/ブレイク持ちのマータ使いも弱点を突けるので戦闘力は同じになります。
- ギラマータ(ほうおう/雷の使い手)
- ドルマータ(魔人王ジャガン/闇と光の使い手)
- イオマータ(バラモスエビル/爆発の使い手)
- 竜神の爆炎(真・りゅう王/爆発の使い手)
- 暗黒のいざない(シルバリヌス/闇の使い手)
この中では、ほうおうがギラ系のコツを持っています。15%アップすると戦闘力1587に相当します。マータ使いの中でも飛びぬけていますね。
8位 サイコストーム 戦闘力 1505
賢さキャップ:1000
威力:301×5回=1505
サイコストームはゾーマが覚える元祖最強呪文です。今ではホアカリも覚えられます。
実装された当時はヒャドマータすらなかった時代なので、異次元レベルでめちゃくちゃ強かったです。
最近の属性優遇により無属性呪文は置いていかれている感じがしますが、弱点マータよりもサイコストームの方がまだ上です。
黒のオーブでサイコストーム+20%錬金もできるし、状況次第では今でも十分強い部類の呪文です。
7位 高速爆裂呪文 他 戦闘力1656
賢さキャップ:600
威力:184×5~7回×1.5=1380~1932
魔軍司令ハドラーの高速爆裂呪文は、イオ耐性ダウン付きのマータです。
単発の威力は冷酷な氷撃などと同じなんですが、攻撃回数が5回~7回のランダムになっています。平均6回とすると戦闘力は1656となります。
ネオ・ドークの奈落の風、異魔神のひょうがも威力は単発の威力は同じで、攻撃回数が6回固定になっています。
ドークは使い手、ひょうがは耐性ダウン付きなので、戦闘力としては同等の性能です。
魔王は回数で優遇される傾向があるようですね。
6位 幻魔の火柱 他 戦闘力 1725
賢さキャップ:600
威力:230×5回×1.5=1500
幻魔王マガルギの幻魔の火柱と精霊の氷柱は、どちらも同じ威力でメラとヒャドの属性違い呪文となります。新生ドルマゲスが覚える秘術イオマータも同等の威力です。
賢さキャップや攻撃回数はマータ系と同じですが、マータ系に比べると威力が1.25倍ほど高くなっています。威力としては獄炎招来と同等です。
ただ、獄炎招来は弱点1.8倍があるので、その差でマデュラーシャより戦闘力が低めになります。
そのかわり反射不可なので、敵がマホカンタ持ちでも気にせず使えるという点は優秀ですね。
5位 マヒャドストーム系 戦闘力1800
賢さキャップ:1000
威力:240×5回×1.5=1800
マヒャドストームとメラゾストームは、魔弾の流星に属性が付いた特技です。
威力は全く同じで、呪文防御ダウンが付いている点も同じです。
アックルはヒャドブレイク、レジェンドゲマは炎の使い手を持っているので、どちらも弱点を狙いやすく、非常に高い威力を出すことができます。
無属性無効の相手でも呪文防御を下げられるため、クエストでも使い勝手がいいですね。
4位 獄炎招来 戦闘力2070
賢さキャップ:600
威力:230×5回×1.8=2070
マデュラーシャは2018年の年末魔王ですが、息が長いモンスターですね。獄炎招来もまだまだトップクラスの性能です。
この呪文は素の威力がマータ系よりも強く、さらに弱点を突いた時の威力が1.5倍ではなく1.8倍になります。
フォースドブレイクの特性で最大5ランクも耐性を下げられるので、吸収以外は全部弱点を狙えるようになります。
超ゾーマの氷獄招来は獄炎招来のヒャド版ですが、変身後のとくぎなのでプラスが付けることができません。戦闘力でいうと1800です。
3位 滅びの呪文 戦闘力2275
賢さキャップ:1000
威力:455×5回=2275
2019年の年末超魔王である超ゾーマの滅びの呪文は、現状では無属性最強の呪文です。
弱点を突くことができないのにこの戦闘力の高さはすごすぎます。
威力はサイコストームの1.5倍、しかも反射不可!
異魔神のりゅうせいも反射不可ランダム無属性ですが、それに比べると2.5倍くらいです!
ただ、ころもの関係で使えるタイミングが限られているので、クエストでは氷獄招来を連打することの方が多いですね。
属性呪文は装備で火力を盛ることができ、錬金グラコスのヤリで弱点を突いた氷獄招来と、滅びの呪文は同じくらいの威力になります。
2位 暗闇の流星 戦闘力2288
賢さキャップ:1000
威力:305×5回×1.5=2288
新生転生ラプソーンの暗闇の流星が僅差で滅びの呪文を抜きました。滅びの呪文は変身の関係でプラスの効果がないのが惜しかったところですね。
ドルマ系は通りが悪いと言われ続けていた属性ですが、ダークブレイクで最高4ランク下げて判定できるのが強いです。
しかもフォースドブレイクの偶数ラウンド強化ではなく、毎ラウンド強化なのが便利なところです。
そして暗闇の流星の最大の強みは、確定呪文防御ダウンです。
クエストではデバフ要員が必要なくなるし、マスターズGPでは同じモンスターに複数回当てた時の火力の伸びがエグイことになります。
1位 邪悪なともしび 他 戦闘力2380
賢さキャップ:1000
威力:265×6回×1.5=2385
第1位は、変身前の超魔王が使える、邪悪なともしび、暗黒弾、呪いの爆炎です!
超りゅうおうの邪悪なともしびは攻撃ダメージ減少もついてかなり使い勝手がいいんですが、3ターン目で自動的に変身してしまうので、クエスト運用はちょっと難しいです。
超ハーゴンは変身後の邪神の乱撃が物理最強なのに、まさか変身前の暗黒弾まで呪文最強とは、強すぎますね。クエスト攻略の呪文パーティに組み込むのも全然ありです。
超デスタムーアの呪いの爆炎はMP0で使えるし、勝手に変身しないのでクエストでも使いやすいです。マスターズGPではマヒ率が高く、変身せずに呪いの爆炎ばっかりやってた方が強い場面も多いですしね。
まとめ
斬撃は攻撃力を上げてダメージを稼ぐのが基本ですが、呪文の場合は賢さキャップがあるため、リーダー特性や装備による「呪文ダメージアップ」で威力を上げていきます。
不思議の塔でも、賢さアップやインテより呪文ダメージアップのおまもりを選んだ方が火力が上がるのはこのためです。
なので普通に威力が高い呪文ランキングになってしまいましたね・・。
とはいえ、暗黒弾がここまで強いとは正直思ってなかったので、意外な発見ができて良かったです!
そして、新生ラプソーンの暗闇の流星が滅びの呪文を越えていることには驚きました。ダークブレイクと確定デバフの使い勝手の良さを考えると、数値上は2位でも使用感としては1位といってもいいくらい強い呪文です。
番外編 神速メラガイアー 戦闘力2250
賢さキャップ:800
威力:500×3回×1.5=2250
ランダム呪文ではなく単体呪文なので今回は除外しましたが、通常りゅうおうの神速メラガイアーもかなりの強さです。
獄炎招来と違って弱点1.5倍なのに、獄炎招来以上の火力が出ます。
しかも、ほとばしるチカラによる呪文ダメージ1.2倍を考慮すると2700という恐ろしい強さになります。
なお、ほとばしるチカラはつねに1.2倍魔力かくせいの効果なので、フレイシャの灯火のふえと併用できないのが惜しいところです。
番外編 結晶の魔弾 戦闘力1098
賢さキャップ:1000
威力:122×3回×3=1098
誰もが存在を忘れているであろう、凶ライオネックが覚える呪文です。
マ素を入れると威力が3倍になるというもので、一発ずつの威力はかなり高いです。
ただし、それはマ素が入っていればという前提で、通常時は邪悪な魔弾以下の火力しか出ません。
マ素を入れると威力が上がるというより、マ素を入れないと本来の性能が出ないといった方が正確でしょう。
もしこれが先制発動だったら、ミストバーンみたいなポジションでマ素パーティで使えたと思います・・。
※戦闘力的にはクラウンスパークより上でしたが、呪文パーティでマ素を入れるっていう状況が限定的すぎるので番外編に移動しました。