黒豆ブログ

ゲーム(たべっ子Time、シレン6、けしケシ、キノコ伝説)のことを書く黒豆パンのブログです。DQMSLは終了しました。

当ブログはアフィリエイト広告を利用しています

【DQMSL】超魔王「憎悪のエルギオス」はどう強いのか考察!速攻型の剥がし特化で味方が2体落ちると変身!

超エルギオス

憎悪のエルギオス

2023年3月31日に超魔王エルギオスが登場しました!

超魔王といえば、今は圧倒的に超りゅうおうが強くて、超オムドもまだまだ戦えて、あとはたまに超オルゴ、超デスタムーア、超ピサロ、超ネルゲルって感じで、だいぶ使えるモンスターが限られています。

調整エスタークが強すぎて動く前にやられてしまうから、ってのがすべての元凶なんですが・・、超エルギオスはまさにそのエスタークへの対抗手段となる性能になっています!

超エルギオスはどのように使えるのか考察していきます!

変身の仕組み

憎悪のエルギオス

超エルギオスは、自分以外の味方モンスターが2回倒される(タッグが変化する)ことが変身の条件になります。

超ミルドラースは敵側のモンスターを3回倒すと変身しますが、それの味方バージョンみたいな感じです。

ラウンド途中で変身

違いとしては、超ミルドラースはカウントが貯まった次のラウンド開始時に変身ですが、超エルギオスはラウンドの途中でも味方が2体倒された時点で変身することです。

変身で無属性無効

みがわり役やウェイト調整用の低ランクモンスターを2体倒したら勝手に変身してしまうので、無属性で狙ってたのに取り巻きを倒したら無属性無効がかかってしまい倒せなくなる、って状況もあり得るわけです。これはなかなか厄介ですね。

手動変身はできない

超魔王の一番の問題は、変身する前にエスタークに倒されてしまうことです。

超りゅうおうが戦えてる一番の理由は、手動変身で無属性無効になれるので、エスタークに倒されにくいことにあります。

超エルギオスは相手に倒してもらわないと変身できないので、素早さ負けしていると普通にエスタークに倒されます。

味方の自傷で変身は可能

敵に倒されることではなく、チカラつきることが条件なので、自傷ダメージで変身することもできます。

例えば、ギロチンキャプテンのギロチンエッジや、ブロックのキャスリングなんかが使えそうですね。

行動前に変身してもそのまま動ける
超エルギオス
超エルギオス

超ネルゲルのように行動前に変身してしまうとそのラウンドは動けないものだと思っていましたが、超エルギオスは行動前に変身した場合はそのまま行動することができます。

超ネルゲルは供物を捧げると1回自分がチカラ尽きてから変身して戻ってくる動きになります。超ハーゴン式ですね。

超エルギオスは変身の仕組みが異なり、チカラ尽きずにその場で変身するので、そのまま行動することが可能です。

失望の光舞(MP65)【変身前】

憎悪のエルギオス

  • 【みかわし不可】【マヌーサ無効】
  • ランダム5回のデイン系踊りダメージ
  • 命中時に下位はどう効果・くじけぬ心解除

属性付きの踊りで固定ダメージで、回避されないくじけぬ解除効果ってのが強いですね。反射か踊り無効くらいしか防ぐ手段がないです。

紹介動画ではデイン弱点に450ダメージ出てますが、リーダー特性で35%上がってるので、実際は330ダメージくらいでしょうか。

等倍だと220ダメージなので、単発の威力としては極光の舞いに近いです。

全体攻撃ではなくランダム攻撃なので終盤戦で敵の数が少なくなった時にも有効なのがいいですね。

剥がし効果により天使のしるしを消すとデインダメージが30%上がるため、2発目以降は威力が上がるってのはけっこう大きいです。

絶望の天舞(MP75)【変身後】

  • 【みかわし不可】【マヌーサ無効】
  • ランダム6回のデイン系踊りダメージ
  • 命中時に上位はどう効果・くじけぬ心を解除

変身すると絶望の天舞を使えるようになります。

性能的には失望の光舞と似たような感じで、単発の威力も変わりません。

違いは攻撃回数が1回増えていることと、剥がし効果が上位はどうになっていることです。

変身後の超竜王に対して、上位はどうで50%軽減を剥がしつつ、ラストスタンドを消せるのが強いですね。

魔手黒闇だと闇の覇者ハートを装備した超竜王には通らないことが多いですが、絶望の天舞なら固定ダメージかつデインブレイクなので問題なく通せます。

パニッシュスパーク(MP92)

憎悪のエルギオス

  • 【みかわし不可】【マヌーサ無効】
  • 敵全体にギラ系体技ダメージ
  • 命中時に上位はどう効果
  • その後、敵全体にギラ体技で斬撃封じ

上位はどう付きの全体体技で、デインではなくギラです。

超エルギオスはギラブレイクは持っていないし、体技は反射持ちも多く、デイン踊りに比べると通りにくいです。

そのかわり剥がし効果が上位はどうになっているので、状況に応じて使い分けですね。

紹介動画ではリーダー特性で盛ってギラ等倍に440ダメージ程度となっていました。天地雷鳴よりちょい強いくらいでしょうか。

そして、体技ダメージの後にギラ体技で斬撃封じ効果があります。ギラ体技で、ってことはギラ無効の敵には斬撃封じは入らないってことになります。

ギラ体技が通る強力な斬撃モンスターといえば、エスタークとダークドレアムですよ。

この2体は状態異常無効バリアを持っていますが、上位はどうで消した後に斬撃封じが入るってのがポイントですね。

光速の連打(MP51)

憎悪のエルギオス

  • 【みかわし不可】
  • ランダム6回のデイン系体技ダメージ
  • 命中時に確率でデイン耐性ダウン

転生前に覚えることができる特技です。

紹介動画では、アーロに弱点535ダメージなので等倍356ダメージ、リーダー特性でデイン乱打35%アップしているので、素の威力は263ダメージです。

その後のAI行動の通常攻撃がアーロに257ダメージだったので、約1倍の合計6倍と推測されます。

攻撃力依存のみかわし不可体技だし、倍率的にもパイルハンマーのデイン版みたいな感じですね。

マスターズGPでは失望の光舞の方が強そうですが、ランダムの強力なデイン体技ってあんまりないので、クエストで出番があるかもしれません。

ただ、ムンババのホーリーナックルが合計で10倍出せるのと、超魔王は系統バフがかけれないのもあって、そこまで必須級の超火力でもないような気はします。

堕天使の理(MP56)

  • 【先制】
  • 味方全体に1ターンみかわし率100%
  • 素早さを1段階アップ

天使の理とピオリムが組み合わさったような特技です。エッグラダンスのみかわし100%版ともいいますね。

転生前に覚えることができるので、Sランク運用もできなくはないです。

とはいえ、超魔王のSランクってウェイト32あって普通の魔王と同じ重さなので、堕天使の理するためだけにS運用ってのもどうかなという気もします。

超エルギオスが覚える特技で唯一の先制発動なので、2体自傷特技を使って変身するなら堕天使の理を使っておいた方がいいですね。

ステータス

  ☆0 ☆4
HP 738 862
MP 348 407
攻撃 507 597
防御 506 595
素早さ 462 544
賢さ 300 351

超エルギオスのステータス配分は速攻物理型です。

超ピサロや超ネルゲルに比べると攻撃力はやや低めですが、超エルギオスは主力特技が固定ダメージの踊りや体技なので、超ピサロのような物理特化型ほど攻撃力は重要ではないです。

素早さはかなり高いものの、超ピサロや超ネルゲルに比べるとやや低いです。

これがかなり絶妙なところで、エスタークよりほんの少し素早さが高く、動かれる前にパニッシュスパークで斬撃を封じることが可能になっています。

ただ、エスタークは古い魔王なので☆4+4が揃っている人が多く、スキルライン込みで素早さ535あるんですよね。

となると、超エルギオス☆4でも乱数で追い抜かれてしまう範囲になるので、確実に先手を取ろうとしたら☆4+4にする必要があります。

せっかくエスターク対策として登場するのに、☆4でも確実ではないってのはなかなか厳しいものがあります。

☆が少ない場合、ブレードターンなどで牽制して構えを誘いつつ、斬撃封じや回避で無力化していく戦い方になるでしょうか。

耐性

メラ 普通 普通
ヒャド 無効 ねむり 無効
ギラ 半減 混乱 無効
バギ 半減 マヒ 半減
イオ 無効 ザキ 無効
デイン 普通 マヌーサ 無効
ドルマ 無効 マホトーン 普通
    息封じ 普通

事前情報では判明していなかった耐性についてです。

メラとデインが等倍ってのはちょっと厳しいものがありますね・・。

超竜王が多いのでメラ耐性なしだと簡単に焼かれちゃうし、氷炎の化身のヘルバーナーも刺さりそうです。

デインは凶ライオネックのロケスタマガデインでワンパンされちゃうし、元祖超魔王キラーであるJESTERのジェミニフレアも刺さっちゃいます。

それ以外の属性には耐性があるので、逆を言えばこれらのモンスターを対策できれば戦いやすいってことでもあります。

アグニースやムンババを使って対抗しましょう!

特性

  • AI3回行動
  • 秘めたるチカラ
  • 堕天の化身
    (デインブレイク、つねにマインド・封じ無効、自然治癒)
  • 無常の衣
  • 深き絶望
    (自分以外の味方が2回倒されると変身)
  • 天使のしるし
    (バトル開始時に敵全体を天使のしるし状態 天使のしるし
  • はげしき憎悪【変身時に発動】
    (ゴールドアストロンを含む状態変化を解除しHPとMPを全回復)
    (つねにみかわし率100%)
    (天使のしるしでない敵全体に回復封じ)
    (次のラウンド開始時に堕天使の理)

特性はシンプルな超魔王って感じです。

天使のしるしの特性は、いてつくはどうで剥がすことにより、デインダメージが30%上がる効果となっています。

これにより絶望の天舞の2撃目以降の威力が上がるわけですね。

天使のしるしは超エルギオス以外のモンスターでも剥がせるし、デインダメージアップは他のモンスターがデイン系で攻撃した時にも有効です。

クエストで機能するかは不明ですが、もし使えるとしたらデイン火力を盛るのに使えそうです。

はげしき憎悪の特性により、変身時に複数の効果が発生します。

変身時に無属性無効がかかり、なおかつつねにみかわし状態になるので、エスタークやドレアムが素殴りで倒せなくなるってのは困ります。

まだ耐性がわからないので何が効くかはわからないですが、アイスブロウとか爆砕斬りみたいな属性付き物理攻撃も回避されちゃいます。

天使のしるしを剥がした相手に回復封じがかかるので、耐久対策として使えそうです。任意のタイミングで撃てないし解除も可能ではありますが、おまけで発生する効果としてはかなり厄介です。

あとは変身した次のラウンドに勝手に堕天使の理が発動して、全体がみかわし100%になりつつピオリムがかかるのも強いですね。盛り過ぎです。

リーダー特性

  • デインダメージ+20%、斬撃耐性+1

火力アップ系と耐久系の複合リーダーです。

超オルゴの体技・HP20%アップも火力と耐久の両立型ですが、それに比べるとデイン限定、斬撃限定ってのは範囲が狭すぎますね。

エスターク対策にしても斬撃耐性1ランク上げてもそこまで劇的にダメージが減るわけではないですし。

クエストでデインで固めて斬撃対策だけできればいい、っていう時には使えそうですけど、マスターズGPではリーダーに使うことはなさそうです。

斬撃耐性が1段階上がると耐性が軽減表記になり、ダメージが0.75倍になります。

斬撃耐性は斬撃防御のバフとは別物なので、斬撃耐性1ランク+斬撃防御1段階だと、1×0.75×0.5=0.375倍になります。

クエストで超エルギオスサンドにすれば超火力の斬撃に耐えられるとかはありそうな予感がしますね。

まとめ

超エルギオスはGPで暴れまくっているエスタークを止める手段を持つモンスターです。

しかし、最低でも☆4にしないとエスターク☆44を超えることはできず、☆44にしてようやく安定して上を取れるようになる調整なので、現実的にエスタークを止められる人はごく少数です。

ただ、それは速攻同士での戦いに限った話で、エスタークはかみさまパーティ、ヴェルザーパーティ、超オムドパーティなどあらゆるパーティに入っているんですよね。

そういうパーティに対しては☆4じゃなくても通用すると思います。

超エルギオスの性能としては、剥がしに特化しているためか一人でせん滅できるほど火力は高くなく、軽減無視や反射無視も持ってないので対策しようと思えばできます。

超ピサロや超ネルゲルのように、先手で1体苦手を落とすみたいな動かし方もできません。

状況に応じでデイン下位はどうとギラ上位はどうを使い分け、くじけぬ解除や斬撃封じで相手を制しつつ、みかわし最大や素早さアップで、どちらかという味方をサポートするタイプになるでしょうか。

変身による特技の変化も少なく、特性や動かし方も大幅に変化しないので、超魔王にしてはシンプルでわかりやすい性能です。

こういった速攻系の超魔王は実装直後は☆を重ねている人が少なく過小評価されやすい傾向がありますが、ハーフアニバーサリーあたりで☆4が完成した人が増えてくると徐々に想定された強さが発揮されていくんじゃないかと思われます。