ブルドーガ
ドラ猫退治のイベントでは、ブルドーガが仲間になります!
元々はドラクエ9イベント 星空の旅路で登場したモンスターで、初実装は2018年3月とけっこう古いモンスターです。
今回の復刻で新生転生が追加されたわけでもないですが、におうだちのバリエーションとして持っておいてもいいモンスターです。
ブルドーガがどのように使えるのか考察します!
衝撃波(MP38)
- 全体に無属性の体技ダメージ
- 確率でマインド
- ラウンドの最後に発動
- みかわし無視
威力は攻撃力に依存し、+3で約1.24倍まで上がります。アンカーボーナスありで、ラウンドの最後を取れば威力が3倍になります。
ブルドーガは素早さが低いですが、衝撃波はみかわし無視なので素早さ差による命中率を気にせず撃てるのもメリットです。
アンカー系の特技は、最近だとアレフガルドの勇者のきらめきを妨害するのに役だったりしますね。
ただ、ブルドーガは攻撃力がそれほど高くないため、ダメージにはあまり期待できません。
ヘルゴラゴでマインドバリアを剥がして、最後にマインドを狙って次のターンに動かれるのを防ぐ使い方になるでしょうか。
基本的にはにおうだち要員として入れるモンスターですし、自ら攻撃することは少ないです。耐久パーティ相手でにおうだちが必要ない時に使う特技ですね。
におうだち(MP20)
ブルドーガはウェイト14でにおうだちを使えるのが魅力のモンスターです。新生スラキャンサーもにおうだちを使えますが、役割としてはそれに近いです。
ブルドーガやスラキャンサーが登場した時代は、じめじめバブルが最強といってもいいくらい強くて、とにかくマヒや眠りの対策が重要でした。
特に魔獣パーティは眠りに弱いモンスターが多く、いくら素早さが高くてもこうどうはやい+ほうしのあらしで無力化されてしまうことが多かったです。
その対策として登場したモンスターがブルドーガやスラキャンサーだったわけですね。
今ではじめじめバブルの使用率が下がっていて、魔獣パーティはにおうだちやみがわりを入れない構成の方が圧倒的に多く、ブルドーガを使うことはほとんどないです。
同じウェイトのにおうだちは、宵闇の魔人、アカツキショウグン、ギガンテスもいますが、それらに比べると正直なところ弱いです。
ブルドーガはボーナスが付きやすい(納涼杯では20%)ので、そういった面での差別化はできるかなと思います。
S以下限定レギュレーションで魔獣パーティを組む時に、じめじめ除けとしていいんじゃないでしょうか。
その他の特技
他に特技を覚えることはできないので、残り2つはとくぎ転生でカスタマイズする自由枠になります。
基本におうだちしかしないモンスターですし、におうだちが必要ない時に何をさせたいかですね。
お手軽に付けるならマインドバリア、最近登場したかくらんの舞も良さそうですね。
レア超マスもありなら精霊の守り、タップダンス、体技封じの息、ダイヤモンドダスト、各種よそく系などいくらでもありますが、ブルドーガに付けるのはちょっともったいないです。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 559 | 657 |
MP | 151 | 183 |
攻撃 | 392 | 459 |
防御 | 478 | 560 |
素早さ | 266 | 315 |
賢さ | 162 | 194 |
ブルドーガのステータス配分はスラキャンサーと似ていて、HPや防御力はほぼ同じです。
衝撃波で火力が出せるほど攻撃力は高くないですが、ヘルゴラゴリーダーであれば攻撃力が10%上がり、さらに一族の誇りで15%上がるので、そこそこ火力が出せるようになりそうです。
ヘルゴラゴ前提であれば、亡者連撃とか攻撃力依存で行動順発動の特技があっても便利そうな感じはします。
また、素早さがかなり低く感じますが、ヘルゴラゴが調整で素早さ30%リーダーになり、さらに一族の誇りで15%上がり、思ったより早くなりますね。
勇者のきらめき対策で衝撃波を選択したつもりが、うっかりアレフガルドより先に動いちゃったりはありえる範囲です。
耐性
メラ | ザキ | ||
---|---|---|---|
ヒャド | 無効 | マヌーサ | |
ギラ | マホトーン | ||
バギ | 半減 | 毒 | 半減 |
イオ | 眠り | 無効 | |
デイン | 半減 | 混乱 | |
ドルマ | 弱い | マヒ | 無効 |
ブルドーガは魔獣としては珍しくヒャド無効なのが強いですね。ディアノーグのかがやく息を防ぐことができます。
ただ、混乱が等倍なので、結局おぞましいおたけびなどで突破されそうではありますが・・。
におうだちとしてはザキが等倍で通るのは大きな欠点で、命凍る波動で即死された上にバフまで剥がされてしまいます。
眠り、マヒ、ヒャドに強いかわりに、ドルマ、ザキ、混乱に弱く、相性がハッキリしたモンスターですね。
特性
- みかわしアップ
- ときどきバーハ
みかわしアップは素早さが高くなるほど回避率が上がる効果があり、ブルドーガの素早さだとそこまで恩恵を感じることは出来ないです。
ヘルゴラゴ前提であればある程度の素早さになるので、さらにピオラもかかればそこそこ回避するようになって特性の意味を感じられるかもしれません。(逆に言うとそこまでしないとほぼ無意味な特性です)
ときどきバーハで息に強いのはなかなかいいですね。
リーダー特性
- 魔獣系のHP15%アップ
リーダーとして使うことはほぼないかなと思います。
耐久系のパーティを組むにしても、Sランクで全系統のHP15%アップのモンスターがたくさんいるので、魔獣のみで15%アップは微妙です。
まとめ
ブルドーガはかつてじめじめバブル対策のにおうだちとしてけっこう使えたモンスターです。
今はじめじめバブル自体がほとんど使われなくなったこともあり、そこまで対策が必要なくなりました。
ヒャドや眠りに弱い魔獣にとって、その反対の耐性を持っているので相性はいいはずなんですけどね。(ホワイトアウトやダイヤモンドダストに強い)
そもそも魔獣パーティは守りを捨てて速攻に全てを賭けているような系統なので、あまりこういった守り役が必要ありません。
ギガンテスやスラキャンサーは系統パーティで使われているのに、ブルドーガが使われてないのはそういった事情もあります。
とはいえ、GPルールだったり、環境の変化や、ボーナスポイントなどによっては、ブルドーガが使える可能性はあると思います。
持ってない場合は☆4を作っておき、持っていれば衝撃波を+3に仕上げておきましょう!