魔王上方調整
2020年12月9日「DQMSL年末情報特番」では魔王が強くなるアップデートが発表されます!
過去に魔王が強くなるアップデートは何度か実装されていて、その内容は毎回評判がいいです。
ソシャゲなので初期に登場してしまったモンスターが使えなくなってしまうのは仕方ないことですが、それが魔王調整が実装されるたびに最前線に復活するのは嬉しかったですね。
基本的に古いモンスターなのですでに☆4が完成している人が多く、すぐに実戦投入できるのも評判がいい理由だと思います。
今までにどんな内容が実装されてきたのか、魔王調整の歴史を振り返ります!
1回目 2017年12月
初めての魔王調整は2017年12月に実装されました。
対象の魔王は以下の14体で、全て分岐新生がある魔王した。
- りゅうおう
- 竜王
- ハーゴン
- 破壊神シドー
- バラモス
- バラモスブロス
- 魔剣士ピサロ
- デスピサロ
- ミルドラース
- 大魔王ミルドラース
- デスタムーア
- 大魔王デスタムーア
- 冥王ネルゲル
- 冥獣王ネルゲル
調整が行われた数は多いですが、内容はそこまで劇的なものではありませんでした。
とくぎの威力や状態異常付与率がちょっと上がるとか、AI行動の回数が増えるとか、今思うと地味な内容が多かったです。
そんな中でも目立っていたのは竜王でしょうか。当時は無属性体技が希少だったので、咆哮の強さはなかなかのものでした。
ハーゴンの邪神への祈りで全員をHP・MP回復状態にできるようになったのは革命的でしたね。ハーゴンは今でも使うことがあるので、かなり息が長い調整になりました。
デスピサロが初のAI3回持ちになり、威力が上がった神速の剣技からの追撃が強かった記憶もあります。
他にも色々と調整がありましたが、年明けてダークドレアムに新生転生が追加され、全部ドレアムに持ってかれた感がありました。
▼詳細は当時のお知らせで見れます
一部「魔王」モンスターの能力の上方修正について | ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト
2回目 2019年2月
2回目の魔王調整は2019年2月に実装されました。
初めてスキルラインが追加され、前回の魔王調整とは比べ物にならないくらい大幅な強化となりました。
専用装備をウェイト0で装備できるようになったのもこの調整からです。
対象の魔王は以下の11体です。
- 竜王
- 破壊神シドー
- 闇の大魔王ゾーマ
- バラモス
- 魔剣士ピサロ
- デスピサロ
- 地獄の帝王エスターク
- 大魔王ミルドラース
- 大魔王デスタムーア
- 冥王ネルゲル
- 大魔王マデサゴーラ
ほとんどの魔王にダメージ軽減バリアが付き、ステータス大幅アップ、とくぎの性能アップで、環境がガラっと変わりました。
一番目立ったのは竜王ですね。咆哮の威力がさらに上がり、不屈の闘志が付いたことでめちゃくちゃ強くなりました。しばらくの間、マスターズGPではどんなパーティにも竜王が入るほどでした。
シドーの強化もすごかったです。破壊神の叫びにカウントダウンが付いて、ひん死でベホマのしぶとさは今の超シドーに通じるところがあります。
ゾーマは上位はどう持ちになり、こんらんブレイク持ちのバラモスとタッグを組むのが流行りました。
ピサロは分岐新生の両方に調整が行われた唯一の魔王です。魔剣士ピサロは神速の一閃でみがわり突破に、デスピサロはステータス強化とAI行動の多さで黄金のツメ装備が流行りました。
エスターク、ミルドラースは素早さが上がったことで最速クラスのアタッカーになり、どちらも反射持ちで相手の攻撃をけん制するにも使えるバランスのいい性能でした。
ネルゲルは絶望の大鎌が強化された上に、専用装備で2連発できるのが強かったですね。黄泉送りのザキ率アップで自然狩りできたのも良かったです。
マデサゴーラは神速で先制行動でき、いてつくはどう・呪文・状態異常の使い分けが便利でした。この魔王調整の中では一番長く使われていました。
デスタムーアさんは・・・。残念ながらこの調整では日の目を見ることができませんでした。
しばらく調整魔王環境が続きましたが、4月にWORLD実装で魔王が一網打尽にされ、8月にドーク新生でWORLD未所持勢も乗り換え、10月のウルノーガ新生がトドメで、調整魔王は1年間生き残ることができませんでした。
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一部「魔王」モンスターの能力の上方修正について | ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト
3回目 2019年12月
3回目の魔王調整は年末に実装されました。
1年で2回っていう印象がありましたが、2回目の調整が年末からアニバーサリー後にズレたと考えると、年1回ペースでやってるんですね。
今回の調整は5体だけでしたが、厳選された良調整という印象でした。
- りゅうおう
- 魔剣士ピサロ
- デスタムーア
- 魔王オルゴ・デミーラ
- 魔壺インヘーラー
りゅうおうは神速メラガイアー持ちになり、他の調整魔王がマスターズGP特化なのに対し、クエストで使える性能になりました。
呪われし魔宮はもちろんのこと、ランキングクエストでも活躍したし、最古参のモンスターが最新クエスト攻略に使えるってのはソシャゲではなかなかすごいことだと思います。
ピサロは連続で調整が入った珍しい魔王です。スキルラインがすでに実装済みであったため、既存のスキルラインで習得できる「暗黒の闘気+1」が、「暗黒の闘気+2」に強化されました。
以前、Vジャンプのインタビューで見た話によると、魔剣士ピサロはコンシューマのDQMでは「配合」だから出すのは難しかったけど、DQMSLは「転生」だから行けるってことでモンスターズでは初めて実装されたそうです。
そういった経緯で特別な思い入れがあるのか、インタビューでもあるように数字的な反響が大きいからなのか、やはりピサロは強くなきゃいけないようです。
オルゴ・デミーラの調整はこれまでの魔王環境を一気に崩しましたね。天崩邪弾の反射無視は今考えてもやりすぎです。
環境を牛耳っていたWORLDにも刺さるし、当時未新生だったヴェルザーをはじめ、多くの???系モンスターがトドメを刺されました。
新生ラプソーンにも強いし、まさか1年間環境トップで居続けるとはいい意味で予想外でした。
インヘーラーは超高速でみがわり無視で体技封じを入れられるということで、当時の環境を支配していたウルノーガやWORLDに強かったです。
バギ息で超魔王にも攻撃できるし、後に登場するゴア・サイコピサロとのシナジーも素晴らしいです。
ピサロやオルゴほどの汎用性ではないですが、刺さる相手にはめちゃくちゃ強い尖った性能ですね。
そして今回もネタ枠にされるデスタムーアさん。運営は何か恨みでもあるのでしょうか。
先手でくじけぬ解除ということでWORLDを意識した性能だったんだと思いますが、それ以外の相手に特にやることがないってのが使いづらかったですね。
クニクズシ、キラークリムゾン、デュラン、レオパルド、マガルギ、深淵の魔王、超ハドラー、ダイ、というように2020年はくじけぬ系のオンパレードでしたが、それでも使われないデスタムーアでした。
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一部「魔王」モンスターの能力の上方修正について | ドラゴンクエストモンスターズ スーパーライト
4回目の魔王調整はどうなる?
魔王調整の対象になるのは、新生転生が実装済みの魔王です。新生転生で伸びしろが残されてるのにわざわざ調整する必要はないですからね。
今までと同様に専用のスキルラインで調整されることが予想されます。魔剣士ピサロの例を見ると、スキルラインが実装済みの魔王が再度調整される可能性もあります。
新生転生が実装済みで、専用のスキルラインを持っていない魔王を挙げてみます。
- ハーゴン
- バラモスブロス
- ミルドラース(爺)
- 冥獣王ネルゲル
- 創造神マデサゴーラ
- 魔神ダークドレアム
- 魔王オムド・レクス
- ガルマザード
- 真・災厄の王
ドーク以降の現役で使われてる新生魔王と、コラボ魔王や限定魔王を除くとこの9体です。
ハーゴンは今でもクエストで使えるし、オムドも調整なしでもまだがんばれそうですが、それ以外は全部調整が入ってもおかしくないですね。
分岐新生がある魔王は、地図が余ってしまった時の救済的な意味もあるので、バラモス、ミルドラース、ネルゲル、マデサゴーラには期待したいです。
ダークドレアムはクエスト攻略や周回では今でもトップクラスだし、マスターズGPではなぜかいつも使用率上位に入っていますが、今の環境にも適応できる性能を望む人は多いんじゃないでしょうか。
環境を変える意味では、ガルマザード調整でマ素復権はあってもいいと思います。マ素浸食の攻撃ダメージ減少は物理が強い環境だとかなり厄介なので、じゃんけん要素や読み合いが増して面白いです。
災厄杯で災厄の王専用装備が出たばかりですが、真・絶技を錬金してドレアム用に使ってる人しか見たことがないです。タイミング的には今しかないでしょう。
DQMSL運営はいつも予想を上回ってくるというか斜め上というか、順当にいけばこうだろう、という想像通りのことはしてきません。
連続でピサロを調整してくるかもしれないし、またしてもデスタムーアをネタ枠にしてくるかもしれないし、正直どうなるかは全く予想できないですね。
今までの調整内容から言っても古い魔王が使えるようになることは間違いないので、楽しみに待ちましょう!