ドラゴンマッド
異世界の扉では、カギを25本使うとドラゴンマッドを仲間にすることができます!
ドラゴンマッドは普通のパーティでは使いにくいですが、リバースパーティに入れるとめちゃくちゃ強いです。
実際に使ってみると最初の印象とは違ってきたので、改めてドラゴンマッドはどのように強いのか考察します!
超みなごろし(MP58)
- 【みかわし不可】【マヌーサ無効】
- 敵味方からランダム1体に無属性体技ダメージ
- 必ず会心の一撃になる
ドラゴンマッドが覚える特技はこれだけです。なんという潔さでしょう。
名前の通り、みなごろしの強化バージョンのとくぎとなっています。
普通のみなごろしと違う点は2つあります。
倍率1.5倍
普通のみなごろしは倍率1倍、つまり通常攻撃で会心の一撃が出るのと同じですが、超みなごろしは倍率が1.5倍付いています。
倍率1.5倍って大したことなさそうに見えますが、会心系のとくぎで1.5倍はけっこう強いです。威力としてはパラディノスの超魔神斬りに近いです。
倍率だけでなくドラゴンマッドは攻撃力がめちゃくちゃ高いので、けっこうエグいダメージが出ます。
☆4でスキルのたねを攻撃力に65振ると攻撃力732になり、だいたい1100ダメージくらい出ます。
ダメージ軽減がかかっていなければワンパンできるくらいの火力が出ますね。
ということは、魔神のかなづちを装備すればダメージ50%軽減の上からでもワンパンできるってことになります。
必中
通常のみなごろしはタップダンスなどで回避されるだけでなく、素早さ差による回避判定もあるので、素早さが遅いと全然当たりません。
それに対して超みなごろしはみかわし不可もマヌーサ無効なので、回避されることなく確実に当てることができます。
逆に言えば、天使の理を使って味方だけみかわし状態にしてリスク回避、っていう使い方はできないです。
とくぎプラス
超みなごろしは+3にすると消費MPが減ります。
+なしでMP58、+3でMP52なので、+1につきMP2ずつ減っていくようです。
普通のみなごろしも消費MPが減るだけで、倍率や敵に当たる確率は変化しません。
この仕様は超みなごろしも同じのようです。
敵味方に当たる確率
超みなごろしは敵に当たればワンパンできるほどの高火力が出せますが、味方に当たる可能性もあり、ギャンブル性が高い特技です。
全ての敵と味方が均一な確率で選ばれるわけではなく、敵味方の数に関係なく、敵に当たる確率は6割程度、味方に当たる確率は4割程度となっています。
なので、味方1体、敵5体なら高確率で敵に当たる、ということはありません。
安全に使うには
4割の確率で味方に当たるのはかなり危険ですが、防ぐ方法がないわけではありません。
- 会心完全ガード
- 無属性無効
- 体技無効
超みなごろしはみがわり無視ではないので、味方に当たる時ににおうだちしていれば必ずにおうだちモンスターに当たります。
ということは、におうだちモンスターにメタルキングの盾を装備しておけば、味方に当たるリスクを極力減らすことができます。
もしくは、まものミレーユの会心完全バリアでも防げます。
あとは、無属性無効や体技無効を持っているモンスターで組めば安全に使えます。超ゾーマ、ジェマ、オーディンなんかはいいかもしれませんね。
ちなみに体技反射持ちに当たった場合、反射されてドラゴンマッドに返ってきます。
とくぎカスタマイズ
実は、ドラゴンマッドは超みなごろしを使うことはほぼないです。味方にも当たる危険性があるので、そんな気軽に撃てるものではありません。
終盤の局面で残り1体をワンパンできれば勝てる、みたいな時しか使わないと思います。特性で発動させるために付いてるだけですね。(超ネルゲルが冥王の構えを持ってるけど特性で勝手に発動するから手動で使うことがないのと同じような意味合いです)
ドラゴンマッドは攻撃力がめちゃくちゃ高いので、物理系のとくぎを覚えさせると相性がいいです。
ただ、素早さが極端に低くく、通常時はみかわし可能な斬撃や体技は当たらない可能性が高いです。亡者連撃やソニックラッシュのようなみかわし不可のとくぎであれば通常時でも安心して使えますね。
リバース中は遅い素早さを活かして最速で動くことができるので、おぞましいおたけびやショックウェーブで状態異常を狙ったり、いあい斬りやギガブレイクで全体ダメージを狙ったり、覇王斬や聖魔斬で???系をピンポイントで狙ったりできます。
攻撃力依存ではないですが、キャンセルステップで剥がしに行ったりもいいですね!
というように、固有特技ではなく空きの3枠をどうカスタマイズするかが重要になるモンスターです。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 653 | 767 |
MP | 140 | 166 |
攻撃 | 580 | 680 |
防御 | 104 | 128 |
素早さ | 92 | 109 |
賢さ | 101 | 125 |
ドラゴンマッドはめちゃくちゃ極端なステータス配分になっています。
攻撃力が非常に高く、無星の段階で580もあります。あり得ないです。
これは新生ダークドレアム(スキルラインなし)とほぼ同じ数値で、Aランクどころか全モンスターの中でもトップクラスになります。
HPもそこそこありますが、防御力が極端に低いので、油断すると素殴りですぐに落とされてしまいます。
攻撃力とHP以外のステータスは非常に低く、☆4にしてもどれも100台しかありません。振り切ってますね。
耐性
メラ | 無効 | 毒 | 無効 |
---|---|---|---|
ヒャド | 半減 | ねむり | 普通 |
ギラ | 普通 | 混乱 | 半減 |
バギ | 普通 | マヒ | 普通 |
イオ | 弱点 | ザキ | 半減 |
デイン | 普通 | マヌーサ | 普通 |
ドルマ | 無効 | マホトーン | 普通 |
息封じ | 普通 |
属性耐性は無効が2つもあって、意外と悪くない感じです。
半減が少なくて無効、弱点、普通が多いので、超オムドパーティでも使いやすいですね。
状態異常耐性は非常に悪く、なんでも通ってしまいます。ザキでもやられます。
こういうところはAランクらしいです。
特性
- あらくれもの
あらくれものの特性は、ドラゴンマッド自身が敵を倒したりタッグ変化をさせると、次のラウンド開始時に超みなごろしが自動で発動する、というものです。
ラウンド開始時に発動するので、みがわりなどで守られる前に攻撃することができます。
もちろん、これは敵に限らず味方にも同じことがいえるので、必ずしもプラスに働く特性ではありません。
異世界モンスターはこういうメリットとデメリットが表裏一体の特性を持っている傾向がありますね。
ちなみに、あらくれものの特性で発動した超みなごろしで敵を倒せば、次のラウンドももう1度超みなごろしが発動します。
特性で発動した超みなごろしはMPを消費しないので、MPが切れたり、ぼうぎょしていても攻撃できたりします。
あらくれものの特性の超みなごろしで倒すと、次のラウンドもあらくれものが発動するから、防御してても攻撃できる pic.twitter.com/jfPgjT8rff
— 黒豆 @DQMSLブログ (@dqmsl_gamy) 2023年5月7日
リーダー特性
- 毒耐性を1ランクアップ
リーダー特性は使い道が謎すぎます。
毒ってスカルスパイダーみたいに耐性無視してくることもあるし、確定で入る特技もけっこうあるので、中途半端に耐性を上げてもほとんど無意味です。
まとめ
ドラゴンマッドの性能は、パラディノスの体技版みたいな感じで、Aランクだから味方にも当たるリスクがある、っていうのが初見での印象でした。
しかし、実際に使ってみると超みなごろしを手動で撃つことはほぼなく、高い攻撃力と遅い素早さを活かして、リバース後に最速・高火力で動けるのが強みということがわかりました。
おぞましいおたけびやギガブレイクなど、攻撃力依存のとくぎでカスタマイズしてこそ真価を発揮するモンスターです。
あらくれものの特性は自分で敵を倒し、なおかつ生存しなければ発動しないので、意外と発動する機会は少ないです。
ごく稀に味方を倒しちゃうこともありますが、ドラゴンマッドで敵を倒しつつ次のターン生存する、ってかなり有利な展開でないと起きないので、1体くらい味方を倒しちゃっても問題なかったりします。
これだけ高性能なモンスターなので、そのくらいの事故は我慢するしかないですね。
実装当時はギャンブル系のネタモンスターだと思ってましたが、実際に使ってみると想像していたよりも使いやすく、クセになる強さです!