PCゲームのスクショ
PCゲームをやる時はスクショをバシバシ撮ってSNSに上げまくってるんですけど、撮影範囲を調整したり保存したりするのがけっこうめんどくさいんですよね。
コントローラーから手を放してキーボードのPrint Screen(プリントスクリーン)を押さないといけないから、ゲームの操作がうまく出来なくなるのも問題です。
どうにかしてスクショを快適に保存する方法がないか試してみて、一発でいい感じにできるようになったので、メモ代わりとして記事に残しておきます。
Snipping Toolを無効化する
Win11はデフォルトでPrint Screenを押すとSnipping Toolが起動するようになっています。
Snipping Toolはスクショを撮る範囲を指定できるので便利っちゃ便利なんですけど、画面がグレーになってマウスかキーボードで範囲指定しないといけないため、ゲームとは絶望的に相性が悪いです。
静止中だったらまぁいいんですけど、戦闘中や忙しい時にスクショを撮るために中断されてしまっては使い物になりません。
まずはこれを無効化して、従来通りの挙動に戻す必要があります。
- スタート
- 設定
- アクセシビリティ
- 操作→キーボード
- 「PrintScreenキーを使用して画面キャプチャを開く」をオフ
この手順でSnipping Toolを無効化すると、Windows10以前のようにクリップボードにスクショを保存する挙動に戻すことができます。
これをペイントなどに貼り付けて保存することでようやく画像ファイルになります。
「Print Screen」だけを押すと全画面のスクショが撮影でき、「Alt+Print Screen」でアクティブなウィンドウのみのスクショを撮影できます。
なお、無効化してもSnipping Toolそのものがなくなるわけではないので、スタートメニューで検索するなどすれば普通に使えます。
WinShotを入れる
クリップボードから毎回ペイントに貼り付けるのでは手間がかかります。
「Alt+Print Screen+Win」キーでピクチャフォルダに保存することもできますが、3つのキーを同時押しするには両手を使わないといけないので、ゲームに支障が出てきます。
キーボードの配列によってはFnキーを押しながらじゃないとPrint Screenが効かない場合もありますしね・・。
保存フォルダを変更できないので、ピクチャフォルダから画像を持ってくるのも面倒です。
そこで「WinShot」という画像キャプチャ用のフリーソフトを使います。
ダウンロード先:WinShot
DOWNLOADのところをクリックして、ダウンロードしたファイルを解凍し、作成されたフォルダの中にあるWinShot.exeを起動すればOKです。
自分はゲームをやる時だけ手動でWinShotを起動してますが、毎回起動するのが面倒な場合はスタートアップフォルダにアプリのショートカットを入れておけば、PCを起動するだけで勝手に起動してくれます。
スタートアップフォルダの場所
C:\Users\ユーザー名\AppData\Roaming\Microsoft\Windows\Start Menu\Programs\Startup
WinShotの設定を変えておくとより快適に使えるようになります。
ファイルの保存先はデスクトップが一番便利ですね。
ファイルの命名方法を指定できます。
接頭語はファイル名の頭につく文字で、シーケンス桁数は連番の桁数、開始番号は連番の最初となる数字です。
この設定だとWS0102.JPG、というファイル名から始まり、WS0103.JPG、WS0104.JPG・・、といった感じで1個ずつ数字が増えていきます。
もう1つ設定しておくと便利なのがカットです。
「キャプチャと同時にカットを行う」にチェックを入れておくと指定した数値で自動で上下左右をトリミングしてくれます。
ウィンドウのタイトルなど余計な部分を消して、そのままSNSに投稿できる状態になります。
自分はDQX用のスクショを撮る時は、上:31、下8、左:9、右9、に設定しています。
他にも色々と設定ができるので、自分好みに調整しておきましょう。
JoyToKeyを入れる
これでPrint Screen一発でトリミングされた画像ファイル化できるようになりました。
しかし、キーボードを押さないといけないので片手はコントローラーから離さないといけないわけで、まだちょっと不便です。
最後の仕上げにJoyToKeyというソフトを入れます。
これはコントローラー(ゲームパッド)のボタンにキーを割り当てるソフトになります。
ダウンロード先:JoyToKey - ダウンロード
ダウンロードリンクが何個かありますが、Vectorがおすすめみたいなのでそこを選んでおけば間違いないです。
インストーラーじゃない方がいい場合はZIP形式でもダウンロードできます。
JoyToKeyはフリーソフトではなくシェアウェアソフトなので、使ってみて気に入ったらライセンスを購入しましょう。(700円)
購入しなくても全ての機能が制限なく使えます。
JoyToKeyを起動したら、コントローラーのボタンを押してどこに対応しているのかを確認します。(押した場所が黄色になります)
自分はSwitch用のコントローラーを使っていて、ゲームで使用していないマイナスボタンを割り当てたかったので、Button 7になるみたいです。
Switchのコントローラーについてるキャプチャーボタンに割り当てできれば良かったんですが、反応しなかったのでこれは使えないみたいです。
変更したいところを選び「このボタン設定を編集」を押します。
割り当てたいキーを押すだけなんですが、Print Screenは特殊キーになるみたいで、キーを押しても無反応でした。
特殊なキーコードの割り当てを選び、下の方にスクロールするとPRINT SCREENが出てくるので、これを選べば割り当てできます。
コントローラー(ゲームパッド)
SwitchのコントローラーはUSBケーブルでパソコンにつなぐだけでゲームパッドとして認識されます。余ってたのでそのままPC用にしました。
一度PCに繋ぐとSwitchとの接続が切れるので、コントローラーからSwitchを起動したりはできなくなります。まぁPCでゲームしてる時にSwitchが反応しても困るので当たり前ですね。
充電用なのか付属のケーブルがちょっと短かったので、延長用のUSBケーブルで何とかしました。PCがBluetoothに対応してれば無線でもできるらしいです。
まとめ
これでコントローラーのマイナスボタンを押すだけで一発でスクショが撮れるようになしました!
余計な部分がトリミングされてファイル化されているので、そのままSNSに貼り付けるだけですぐに投稿できます!
一瞬のシャッターチャンスを逃さないためにも、快適なスクショ環境はとても大事です!
Windows11でゲームをしていてスクショの撮り方に困ってる方はお試しくださいませ。