行動スキップ
ゾンビパーティと戦っていると、まだ行動してないのに「ようすをうかがっている!」と出て何もしてくれなくなる時があります。
せっかく昇天のヤリを装備しているのに動いてくれなかったり、光のはどうでカウントダウンを解除する予定だったのに使ってくれなかったり、行動スキップのせいで負けてしまったという経験は誰もがあると思います。
どうして行動スキップが起きるのか、対策方法はないのか、具体的に解説していきます!
なぜ行動スキップが起きるのか
- 次のラウンドに復活するモンスターがいる
- それ以外のモンスターを全て倒す
この2つの条件を満たした時に行動スキップが起きます。
発端は超ハーゴン
そもそも行動スキップの発端は、初めて次のラウンドに復活する能力が実装された超ハーゴンです。
超ハーゴンを含む全てのモンスターを倒してしまうと、攻撃する対象がいなくなってしまうので「ようすをうかがっている!」というテキストとともに行動がスキップされる挙動になりました。
このことはおしらせにも明記されています。
・闘技場で、一方のパーティに「チカラつきていて、次のラウンドの最初に変身する」状態のモンスターしかいない場合、そのラウンドの残りのモンスターの行動はスキップされます。
https://cache.sqex-bridge.jp/guest/information/59207
つまり、誰もいない空間を攻撃することはできません、ってことですね。
回復や補助は使えても良かったような気はしますが、AI行動はどうなるのかとかもあるし、そこまではできなかったんでしょう。
もし超ハーゴンがいなくなった後に特技を無駄打ちしてMPを消費したらそれはそれで文句が出ただろうし、超ハーゴン実装時はこれで良かったんだと思います。
ラザマナス新生でスキップ頻発
しかし、ラザマナスが新生転生した時に次のラウンドに復活する効果が追加されたことにより状況が変わりました。
ラザマナスの特性でゾンビ系を確定執念状態にできるので、執念持ちが残った状態で行動スキップが頻繁に起こるようになりました。
行動スキップが起きると自軍はようすをうかがって何もできなくなるのに、ゾンビ側は一方的に攻撃し放題になるため、ゾンビにとって非常に有利な展開になります。
ラザマナスが新生転生した時にこの挙動について説明されていればよかったんですが、特にそのことについて触れられないまま、今では仕様みたいになっちゃっています。
実際、今更これを変更するとゾンビが大きく弱体化してしまうので変更するわけにはいかないと思いますが、説明にない能力なのでちょっと納得いかないというか、釈然としないところではありますね。
執念状態の定義に疑問
執念系の特性の説明としては、「チカラつきると発動し ラウンドの最後に行動するまで生き残る」となっています。
前から思ってたけど、「ラウンドの最後まで行動するまで生き残る」って表現がすごいわかりにくいですよね。
行動したらいなくなるわけではないので、「チカラつきると発動し 行動しつつラウンドの最後まで生き残る」の方が正確なんじゃないかなと思ってます。
で、問題なのは生き残る、って部分ですよ。
行動スキップが起きる条件は、次のラウンドに復活するモンスターがいて、なおかつ全員いなくなった時なのに、執念状態でモンスターが残っているにも関わらず行動スキップが発生しちゃうんですね。
攻撃対象が残っている、っていうのが超ハーゴンの時との大きな違いです。(厳密には超ハーゴンでも起こりえた現象ですが、実際に遭遇することはほぼなかったです)
もしこれがゾンビ側も行動スキップされちゃうならまだわかるけど、ゾンビ側だけ一方的に動けるってのがまた謎というか、理不尽に感じてしまう部分ですね。
今のところ、これが意図的な仕様なのか、想定外の仕様なのか、説明されたことはありません。
何年もの間、不具合リストに上がるわけでもなく続いてきているので、今となってはそういうものなんだと思うしかないですね。
行動スキップ対策法
行動スキップはもはやゾンビの特殊能力みたいなものなので、仕様の穴なんじゃないかとか考えてもどうしようもありません。
きちんと対策法を覚えて、行動スキップを起こさないように、もしくは行動スキップが起きても大丈夫なように戦っていきましょう。
序盤はラザマナスを倒さない
対策として重要なのは最初からいきなりラザマナスを倒さないことです。
ラザマナスはHPが全モンスター中トップクラスで、なおかつダメージ50%軽減がかかっているため、ちょっとやそっとの攻撃では倒せません。
ラザマナスの耐久力がやたらと高いのは、他のゾンビと違って執念特性がないからだと思っていましたが、今思えば行動スキップが簡単に起きないようにって意図もあるのかもしれません。
いてつく系の特技でラザマナスのダメージ軽減を剥がしたり、軽減無視の全体攻撃や乱打で攻撃したり、等倍で通るメラ・ギラ・デインの高火力特技をぶっぱなすと、ラザマナスを倒しやすくなるので注意です。
昇天のヤリの刺し方
そこまで火力が高くない全体攻撃で削るか、単体攻撃で1体ずつ個別に倒していくと、ラザマナスのHPを残しやすくなります。乱打はラザマナスに片寄ると落としてしまうので極力使わない方がいいです。
昇天のヤリはAI2-3回やAI3回を持つやや遅めのモンスターに装備させておき、通常攻撃(たたかう)でゴルゴナから刺していくのがいいです。
特技使用後のAI行動で昇天させようとすると1発減ってしまうし、複数のモンスターが執念化していると左から狙っていく性質があるため、右に配置されがちなゴルゴナやデスソシストまでは届かなくなってしまうのが理由です。
レジェンドバラモスゾンビがいると執念解除できずヤリが吸われてしまうのもあり、きちんと手動たたかうで昇天させたいモンスターを狙い撃ちすることが重要になります。
全体攻撃でマインド
昇天のヤリを使わない方法としては、中途半端な威力の全体攻撃を使い、マインドで止めるやり方もあります。
そのまま落とすと執念化して動き出してしまうので、半分くらいのダメージにとどめておくことが大事です。
六芒魔法陣はAIでは撃てないので、ラウンド開始時にマインド状態になっていれば安全に倒すことができます。
ちなみにラザマナスはマインドバリアがかかっているのでマインドでは止められませんが、マヒが等倍で入ります。
ファラオ・カーメンが入っているパーティは、ファラオの腕輪で被ダメージが2倍になっている可能性があります。
中途半端な攻撃のつもりが意外とあっさり落としてしまうことがあるので火力に注意です。
封印はタイミングに注意
ゾンビには封印(神獣王の封印、竜神の封印)も有効です。
ただし、執念化する前に封印して、そのまま倒してしまうとせっかく入れた封印が解除されてしまうので注意です。
ゾンビに対して封印を使う時は、一度倒して執念状態にしてから封印する方が確実です。
そもそも状態異常が入らないはずの執念状態になんで封印が入るのか、ってのも謎のひとつなんですけどね・・。
ちなみにゴールドアストロンは執念状態には入りません。
魔炎鳥も行動スキップ持ち
ラザマナスだけでなく魔炎鳥も次のラウンドに復活する能力を持っているので、行動スキップを誘発することができます。
しかも、ラザマナスのように高HPとダメージ軽減を持っているわけではないため、魔炎鳥は簡単に落とせてしまいます。
現状ではラザマナスを使わず魔炎鳥を入れるパーティはかなり珍しいのであまり気に留めることはないですが、万が一そういうパーティに当たった時はいつも以上に行動スキップのことを意識して戦わなくてはいけません。
まとめ
執念持ちがいる時の行動スキップは謎な部分はありますが、それがゾンビパーティの強みとなっている部分もあるので、今になって仕様が変わる可能性は低いと思います。
それよりも行動スキップを起こさせないように立ち回ることを意識した方がいいです。
ラザマナスを落とさないように火力を調整して中身はマインドで止めるとか、昇天のヤリで亡者を処理してアンカー攻撃でラザマナスを倒すとか、色々やりようはあります。
何も考えずに強力な特技をぶっぱなすと、せっかくヤリを装備していてもスキップされて意味がなくなってしまうので、ダメージを出し過ぎないようにすることも対ゾンビでは必要なスキルとなります。