新生転生 デスソシスト
デスソシストに新生転生が追加されました!
系統の王スカルスパイダーと合わせて、ゾンビパーティが一気に強化されました!
デスソシストはゴルゴナの後に登場したモンスターで、六芒魔法陣の名前違いのとくぎである亡者のよびごえで蘇生ができるのが特徴でした。
どうしてもゴルゴナに比べて使いづらい部分があり、コラボ中にゴルゴナが手に入れられなかった人が使うってイメージのあるモンスターでした。
そんなデスソシストは新生転生でどのように強くなったのか考察します!
メガントマータ(MP48)
- ランダム5回のイオ系呪文ダメージ
- 確率で即死
フォロボシータが持っているメガントマータを覚えることができます。
フォロボシータと違って爆発の使い手やいきなり魔力かくせいを持っていないので火力面では劣りますが、デスソシストは死者のまねきの特性でザキ耐性を下げて使えるのが特徴です。
死者のまねきによる耐性ダウンはブレイクや使い手ではなく、相手にデバフを付けるだけ(カシャルのザキ耐性アップの逆)なので、ザキ無効耐性を持っている相手には効果がありません。
つまりザキ半減や等倍に対して成功率が上がる感じですね。ザキが通りやすい自然系や物質系対策に使えそうです。
新生転生でリーダー特性が変わって呪文向きになっているので、クエストのゾンビ縛りでイオとギラの2属性マータを使えるのは良さそうです。
ちなみにメガントマータの威力はイオマータと同じです。クエストアタッカーとしてはギラマータとイオマータを付けたザボエラでいい感はあります。
防壁反転(MP105)
- 【先制】【みがわり無視】【反射無視】
- 聖なる防壁を継続ダメージ状態に変化
- 体技無効状態を貫通
ゴア・サイコピサロが覚えるものと同じ特技です。
ゾンビパーティは状態異常に特化したモンスターが多く、聖なる防壁を剥がさないと理想的な動きを決めるのが難しいです。
今までだったら壁を剥がしてから状態異常バリアを剥がすムーブが必要でしたが、防壁反転を使えば1手でバリアを剥がし、さらに継続ダメージまで付与することができます。
ケトス、ラーミア、メイヴなどの対策に使えそうですが、デスソシストがいると聖なる防壁を使うリスクが高すぎるので、そこは読み合いになりそうですね。
入れるだけで無条件に状態異常無効が発生するダークマターやアギロゴスにはめちゃくちゃ効果的です。
少し前はカシャル対策でアギロゴスが復権していたので、もうちょっと早く実装されてればドラゴン相手に大暴れできたかもしれませんね・・。
スカルスパイダーを使う場合は毒を通さないことには話にならないので、ぜひともセットで使いたい特技です。
亡者の儀式(MP158)
- 【アンカー】
- 味方の執念状態を解除し、最大HPで復活
- 復活させた味方にMP継続回復
新生転生前に覚える亡者のよびごえの強化版です。
HP半分で復活だったのが全回復するようになり、MP回復状態が付与されるようになりました。
HP回復量が増えても1~2ターン目は攻撃が激しくてあまり意味がなさそうですが、終盤の局面だとHP半分か全回復かの影響はけっこう出そうです。
MP継続回復は行動後に回復が発生するのと、倒されると剥がれてしまうので、実際はあまり回復の機会はなさそうな感じはします。
そして最大の違いが、体技ではなく儀式であることです。
今までは体技封じを入れられて、くじけぬ心で中途半端に生き残ってしまうみたいなことがありがちでしたが、儀式は封じられないので使えなくなることがありません。
その他の特技
- 死霊のさけび
- 亡者のよびごえ
- 鮮烈な稲妻
- サイコバースト
4つの特技から1個しか引き継ぐことができないので悩みますね。
死霊のさけびはアンカー発動のはげしいじひびきみたいな感じで使えて、さらにHPが減っていると威力が上がり、回復封じ効果まであります。
リバースが溢れている今の環境だとわりと使いどころはあると思います。
亡者のよびごえは儀式があるので不要です。
鮮烈な稲妻はクエストでしか使わないなら残しておいた方がいいです。ギラマータ持ちのザボエラと組む時に、ギラ耐性ダウンが必要になります。
サイコバーストは超オムド単体を狙いたい時に役立ちそうなので、全く使わないことはなさそうです。
GP用なら死霊のさけび、クエスト用なら鮮烈な稲妻が妥当なところでしょうか。
ステータス
☆0 | ☆4 | |
---|---|---|
HP | 687 | 803 |
MP | 252 | 300 |
攻撃 | 331 | 389 |
防御 | 528 | 618 |
素早さ | 272 | 321 |
賢さ | 424 | 498 |
デスソシストはHPがそこそこあって、防御力も高めです。
元々はラザマナスより前に実装されたモンスターなので、執念なしでも耐えられるように、高防御力にマジックメイルとダークハートで耐久に特化されてたんだと思われます。
デスソシストを使う上で気を使わないといけないのがMPですね。亡者の儀式を何回使えるかに関わってきます。
他の特技を使っていたらうっかりMPが足りなくなってしまった、なんてことにならないように、出来るだけMPは上げておいた方がいいです。
耐性
メラ | 弱点 | 毒 | 半減 |
---|---|---|---|
ヒャド | 半減 | ねむり | 無効 |
ギラ | 無効 | 混乱 | 無効 |
バギ | 普通 | マヒ | 普通 |
イオ | 半減 | ザキ | 無効 |
デイン | 普通 | マヌーサ | 普通 |
ドルマ | 無効 | マホトーン | 普通 |
息封じ | 普通 |
ゾンビにありがちなメラとデインに弱く、ドルマに強い耐性になっています。
ゾンビはギラも通りやすい傾向がありますが、ギラ無効なのは珍しいですね。
状態異常は眠りと混乱が無効ではあるものの、マヒは等倍で通ってしまいます。ここがゴルゴナと違ってデスソシストの弱いところです。
ラザマナスと組んで執念化出来ればいいんですが、不屈の闘志が付いて耐久力も上がっちゃってるので、マヒしてくじけないまま残っちゃうと亡者の儀式が使えずに終わっちゃいます。
特性
- 不屈の闘志
- マジックメイル
(いきなり呪文防御2段階アップ) - ダークハート
(偶数ラウンドに賢さと防御力1段階アップ) - つねにマインドバリア
- 死者のまねき
(毎ラウンド敵全体のザキ耐性を1ランクダウン)
くじけぬ心が不屈の闘志に強化された上に、つねにマインドバリアで行動停止にもならなくなりました。
ゴルゴナはマインドで止まっちゃうことが多いので、これはデスソシストにしかない強みですね。
相変わらず自前で執念系の特性は持っていません。
死者のまねきは相手にデバフを付与するタイプということは、デスソシスト自身のメガントマータだけでなく、ガナサダイの命凍る波動やくさったまじゅうの腐乱の波動を成功させやすくする意味もあります。
これは自身にしかかならないブレイク・使い手とは違った強みですね。
リーダー特性
- ゾンビ系の呪文ダメージ25%アップ
リーダー特性はゾンビ系のHPと防御力15%というデスソシストに全くあっていないものから、呪文ダメージアップに変更されました。
ゾンビパーティのクエスト呪文リーダーといえば邪教の使徒ゲマが定番でしたが、それよりも火力に特化しているので、クエストでの出番はありそうです。
まとめ
デスソシストは亡者の儀式が強化され、不屈の闘志やつねにマインドバリアで動きやすくなりました。
今までは蘇生だけの役割になってしまいがちでしたが、ザキ耐性ダウンで他のモンスターをサポートできるし、自らメガントマータで即死を狙いに行くこともできます。
防壁反転で状態異常を通しやすくも出来るし、継続ダメージを入れれば蘇生ループで粘って倒すこともできます。
根本的にゾンビパーティの戦い方自体を変えるような性能ではないですが、妥当な強化なんじゃないでしょうか!
クエストでも使いやすくなっているので、ゾンビ縛りの呪文パーティでも活躍すること間違いなしです!