ロイヤルマスターズ
バージョン9から始まったロイヤルマスターズ、楽しんでいるでしょうか?
自分は12勝まで進むことができました!
だいたい10勝くらいでマッチングの壁がある感じで、このあたりまで来るとマスターズGPでいうカイザー3相当の人としかマッチしなくなるイメージです。
ある程度勝てると楽しくなってくるんですが、正直めんどくさいと思うところも多く、改善点はありそうですね。
ロイヤルマスターズのわかりづらいところ
運営からもロイヤルマスターズTIPSという形で紹介されているのですが、いくつかわかりづらいところがあります。
- デイリー冒険スタンプは本番であれば勝敗関係なく達成
- 1回の挑戦は3敗するまでが一区切り
- 日付が変わっても挑戦状況は持ち越し可能
1日1枚の挑戦券がもらえて、なおかつデイリー3戦があるので、毎日チケットを消費して本番に挑戦しないといけない感じがします。
3敗するまで続けるとけっこう対戦回数が多くなって、負担が大きいと感じる人もいると思います。
しかし、実はデイリーをこなすだけなら毎日3敗するまで続ける必要はなく、勝ち負けに関係なく本番を3戦やるだけでOKです。
例えば、初日に3勝した場合、翌日はチケット消費なしで4勝目からスタートすることができます。
本番を1日3戦するだけならマスターズGPのデイリーミッションとさほど変わりはなく、そこまで面倒ではないと思います。
ロイヤルマスターズの難しい部分
ロイヤルマスターズは上級者向きの対人コンテンツです。
なぜかというと、2パーティ制というのが大きな理由として挙げられます。
1つのルールにおいて、手持ちモンスターや戦略のバリエーションの中から、モンスター被りなしでしっかり戦えるパーティを2つ作るっていうのは、けっこうハードルが高いです。
その結果、1つは適当に組んだパーティを置いておくだけで、実際に使うのはメインの1パーティだけになってしまいがちです。
これだとどうしても苦手なパーティに対処しきれず、勝利数を積み重ねることができません。
ここが最初につまずくポイントなのかなと思います。
勝利数が更新できないと無駄になる
もうひとつ、ロイヤルマスターズが難しい部分として、1度そこそこの記録を出してしまうと、更新するのがものすごく大変というのがあります。
マスターズGPなら1回でも勝てばポイントが増えるので、空いた時間にちょこちょこ楽しむことができるし、それが無駄になることはありません。
ロイヤルマスターズだと自己ベストを更新しない限り、何回勝ってもスコアとしては記録されないので、結果として何も残らない可能性の方が大きいです。
ここがイマイチやる気が出ない理由になってるんじゃないかなと思います。
ランキングクエストや不思議の塔みたいに、累計達成報酬みたいなものが導入されれば無駄にならないんですが、それはそれで周回要素になっちゃってやりたくない人も多そうだし、なんとも難しいところですね・・。
マスタリー機能を進めやすい
その落としどころとして実装されたのが闘技場マスタリー機能だと思います。
マスタリーって発表された時は戦績の詳細版を見るための機能だと思ってたんですが、実際はポイントを貯めて報酬をゲットするための機能だったんですね。
マスターズGPに比べてロイヤルマスターズはポイントを貯めやすくなっています。
■マスターズGP
■ロイヤルマスターズ
例えば、マスターズGPで5連勝すると17ptもらえますが、ロイヤルマスターズで5連勝すると22ptもらえます。
ロイヤルマスターズはゲームの性質上、マスターズGPよりも連勝しやすくなっているので、7連勝以上のボーナスも獲得しやすくなっています。
なので、マスタリーを進める上ではロイヤルマスターズの方が有利ですし、これをモチベーションに続けるのはありかなと思います。
特に第1回は系統パーティが有利なルールになっているので、普段のGPであまり系統パーティを使わない人でもポイントを貯めやすいです。
フリーと本番を分ける意味はあるのか
本番対戦はチケットを消費することで挑戦でき、チケットがなくなったらフリー対戦でしか遊べなくなります。
ランキングクエストであれば、練習して動かし方を確認してから本番に挑戦する、っていうのはわかるんですけど、ロイヤルマスターズでやる意味はあるのでしょうか。
フリー対戦で勝っても記録に残せなくて悔しいだけだから自分はやりたいと思わないんですよね。
将来的に挑戦券を販売する計画があるのかもしれませんが、上位陣は1回の挑戦で20勝も30勝もするわけで、1枚消費するのにぶっ続けでも小一時間はかかるはずです。
ランクエのカギみたいにじゃんじゃん本数を使うものではなく、そうそう売れるものではないと思います。
挑戦回数が限られているからこそ緊張感が出るってのもわからないでもないですけど、試行回数を増やせば運で勝利数を増やせるものでもないし、3回負けたら終わりって時点で十分に緊張感は保てるので、いっそのこと本番対戦だけでもいいんじゃないかと個人的には思います。
ちなみに、フリー対戦と本番対戦のマッチングは分かれていません。フリーと本番が当たる可能性も普通にあります。この事実の方が緊張感を損ねていると思います。
序盤でも強い人と当たることがある
ロイヤルマスターズは勝利数が同じくらいの相手とマッチングする仕組みになっているので、基本的には強い人は強い人同士で当たるようになっています。
しかし、どんなに強い人でも挑戦開始時は0勝からのスタートなので、1戦目からいきなり十傑レベルの人に当たることは普通にあり得ます。
マスターズGPで言えば、ジェネラルくらいで頑張ってる人にいきなりカイザー3をぶち当てられるようなもので、それで一気にやる気がなくなる人は少なくないと思います。
また、ある程度勝てる人であっても、記録を出すためには序盤を無敗で乗り切る必要があります。
序盤で運悪く強い人に当たって負けてしまうのは仕方ないんですけど、本番対戦は3敗するまでやめることができないので、記録更新できる望みが少なくても残り試合を消化しないといけません。
諦めたら戦績の勝率が下がるから嫌、っていうのもあるし、途中で抜ける機能くらいは付けてくれてもいいんじゃないかと思います。
まとめ
ロイヤルマスターズは闘技場ガチ勢に向けたコンテンツなので、そこまで対人にのめり込んでない人はあまり楽しめないと思います。
ある程度の記録が出て満足してしまうと、それ以上にやるメリットが薄いのが問題点でしょうか。
マスターズGPなら、順位が下がってきたから少しポイントを積んでおこう!ってなるし、その結果として連勝できればさらに続けてやりたくなるし、負けたらポイントを取り戻すためにまたやりたくなります。
ロイヤルマスターズだと挑戦回数が限られてるからそんなにできないし、自己ベストをそう何度も塗り替えることもできないし、かといってフリー対戦で遊ぶ理由もないです。
ライト勢が抜けてやる人が減っていくと、対戦人口が煮詰められてガチ勢しか残らなくなり、さらにエグいマッチングになって余計に勝てなくなっていきます。
公式大会のような緊張感のある対戦を目指しているのはわかるし、それに近いものは表現できているとは思いますが、一部の人にしか向けられていない感じはしますね。
現状、ロイヤルマスターズを継続的にやるメリットとしてはマスタリーを進めやすいくらいしかなく、対戦内容そのものはマスターズGPとそこまで大きく変化があるわけでもないので、どうも積極的にプレイしたいとはならないのが本音です。
マスターズGPを4週やって、残りの数日でロイヤルマスターズをやるくらいの頻度だったらいいけど、ロイヤルマスターズを1週間やるためにGPの日数が削られるのは自分はちょっと嫌ですかねぇ・・。
改善案としては、フリー対戦をなくして本番対戦を回数無制限にして、継続的に続けるための報酬を追加するくらいですが、根本的にそれで解決するかはどうかな~という感じです。
マスターズGPは身の丈にあった順位を目標にしておけば、無理のない範囲で楽しめると思います。
それに対してロイヤルマスターズは2パーティ制っていうのがそもそも難しくて、マッチングの関係でいきなり上級者と当たる可能性もあり、ライト勢には厳しいです。
ガチ勢向きコンテンツと言われればしょうがないですが、ガチ勢だけでやるなら公式大会とかでいいわけですし、ライト勢でも楽しめる要素は必要だと思います。