無職中年がタイミー
こんにちは、黒豆です。
私はゲームブログをやりながらWEBライターの仕事をしていたんですが、昨年度で契約が終了して無職になってしまいました。
もう中年と呼べる年代に差し掛かってるし、これからどうやって生きていくのか真剣に考えていかなきゃなんですが、そうしている間にもお金は稼がないといけません。世知辛いですね。
しかし、そう簡単に就職先が見つかるわけもなく、ブログや動画で新しいことをやるにしてもすぐに伸びるものではないです。
バイトしようにもじっくり腰を据えてやるつもりじゃないし、変なところに入っちゃって辞めにくくなっても嫌です。
さて、どうしたものか・・。と思っている時に、ピッタリなアプリを見つけました！！
バイトアプリのタイミー
普通のアルバイトって、応募して、履歴書作って、面接して、採用されたらようやく働けるって感じですよね。
タイミーはそういうのを全部すっ飛ばして、いきなりバイトできるアプリです。簡単に言えばバイト版のマッチングアプリみたいなもんです。
3～5時間くらいの短時間で終わるバイトが多いので、スキマバイトアプリとも言われてます。
使い方としては、アプリを見て働きたいバイトを見つけたら応募して、当日になったら現地に行くだけです。そのまますぐに働けます。
履歴書とか書かなくていいし、面接もないので上辺で志望動機とか話さなくていいし、よっぽど条件から外れてなければ不採用になることもなく、めちゃめちゃ簡単にバイトできます。
「学生時代にこんなアプリあったら良かったのにな～」と思いましたね。
もちろん、アプリを利用するのに料金などは一切かからず、完全に無料で使えます。
バイトによっては持ち物として黒ズボン、白シャツ、運動靴、軍手などが必要になる場合がありますが、家にあるものを使えば追加費用は掛かりません。
どんなバイトがあるのか
- 飲食店（ホール、厨房、洗い場）
- 小売店（レジ打ち、品出し）
- 軽作業（倉庫、工場、引っ越し、積み込み）
- 配送業（デリバリー、レンタカー）
- 専門職（美容、介護、保育）
一番多いのは飲食店です。レストラン、ファーストフード、居酒屋、ホテルの募集をよく見ます。飲食に抵抗がなければ仕事は選び放題といっていいくらいあります。
飲食店だとまかないがもらえることが多いので食費が1食分浮きます。やったぜ。
あとコンビニ、スーパー、ドラッグストアのレジ打ちも多いです。最近は金銭のやり取りを機械でやることが多いし、セルフレジを使ったことがあればそう難しくないと思います。ただ、コンビニはやることが多くて複雑なので経験者限定の場合が多いですね。
接客以外だと、倉庫作業、工場、引っ越しといった軽作業も多いです。軽作業って響きが楽そうに聞こえるけど、バリバリ肉体労働なので慣れないうちはけっこう大変です。
他にはデリバリーとかレンタカーの回送とか、バイクや車の運転もわりとよく見ます。一人で黙々とやれるのは良さそうです。
美容院、介護、保育といった専門職もありますが、こういうのは経験が必須になるものがほとんどで、自分にはできないので非表示設定にしてます。
即日給料がもらえる
タイミーで働き終わって退勤したら、その瞬間にアプリにお金が入ったことにはびっくりしました。
出金は手数料無料で365日24時間可能なので、バイト帰りにATMでその日の給料を引き出すこともできます。
これほどのスピード感で給料を受け取れることってなかなかないですよ。
例えば、ソシャゲでガチャ引きたいけど給料日まで待ってたら開催期間が終了しちゃうって時に、サクッと1日だけ働いてその日のうちにお金をゲットできたりするわけです。これはすごい。
難しい仕事は求められない
タイミーの仕事は基本的に1日だけなので、研修期間とかはありません。
「いきなり実戦投入なんて大丈夫かなぁ～」と思ってたんですけど、初めてでもできるような仕事しか任されないので、その点は安心です。
同じバイト先に何回も働きにいくと、徐々に任される仕事が増えていくことはあるので、単純作業だけはなく経験を積むこともできます。
中には経験者しか応募できない仕事もあったりするので、未経験OKなところから始めて徐々に幅を広げていくといいのかなと思います。
お試し感覚でバイトできる
1日だけのバイトを色々とやってみて、自分に合う仕事を探すこともできます。
同じ職種であっても、一緒に働くスタッフが違うと雰囲気が全然変わるし、客層によっても働きやすさは大きく変わります。
そういうのを確かめる意味でも、色んなバイトを試してみるのはありです。
普通のバイトだったら、ちょっと雰囲気が合わないからってすぐに辞めて、自分に合う職場が見つかるまで転々とするなんてできないですからね。
ある意味、バックレ癖がある人にもちょうどいいと思います。制服を返しに行くとか給与明細を取りに行くみたいなイベントも発生しません。
その場限りの人間関係
タイミーをやってみて楽だと思ったのは、人間関係がその場限りであと腐れがないことです。
「この人はちょっと苦手だなぁ・・」と感じることがあったとしても、1日だけの関係で今後も付き合っていくわけではない、って思うとすごい気が楽になります。
店舗側からしても継続して働いてもらうわけじゃなから、熱心に教育したり関係を築いていく必要性がなくて、お互いに楽な感じはします。
私自身、職場で人間関係を作るのが得意じゃないってのもあって、ドライな関係は変な気遣いが必要なくてちょうど良かったです。
タイミー労働者の扱い
ネット記事でタイミー労働者は酷い扱いをされるみたいな話を見たことがあるんですが、今のところはぞんざいな扱いを受けたことはないです。
労働者側からも店舗を評価できて、評価が下がるとタイミーでの人材確保が大変になるので、雑な扱いをしてもお互い良いことってないと思うんですよね。
そんなことを考えずに感情で動いてしまう人も中にはいるとは思いますが、そういう人ってどこにでも一定の割合でいるので、運が悪かったと思って次回から避ければ問題ないです。
万が一パワハラを受けた場合、直接雇用だと誰に相談すればいいかわからないですが、タイミーなら運営に報告できるので、間に第三者が挟まってくれるメリットは確実にあります。
中高年でも働ける
バイトに応募するとなった時に心配だったのが「大学生とか若い人が多い職場だと働きづらいんじゃないかな？」ってことでした。
タイミーでは応募する前にレビューを見ることができるんですが、性別とか年齢とか、どんな人がそこで働いたことがあるのかまでわかるんですね。
それを見ると、自分と同じ年代の人や、それより上の人もたくさん働いていて、「自分でもできそう」と思えて安心できました。
また、大学生や主婦だけでなく、会社員が副業として使っている割合が33.5%もあり、年代でいうと30代以上が59.2%というデータも出ていて、幅広い年齢層に利用されていることがわかります。
ちなみに、レビューには仕事内容がきつくて割に合わなかったとか、けっこう正直な感想が書かれているので、地雷バイトを回避するのにもとても有効です。
交通費がもらえる
意外と無視できないのが交通費です。
いくらもらえるかはバイト先によって異なり、0円～1000円まで非常に幅広いです。だいたい500円であることが多いですね。
普通のバイトだと通勤経路を申請してそれに応じた実費が支払われますが、タイミーだといちいちそんな申請はしてられないので、距離に関係なく一律で支払われます。
そのため、徒歩1分のところであっても交通費がもらえます。
例えば、5時間のバイトで交通費を500円もらったら、実質時給が100円アップするようなものです。これは大きいですよね。
なのでバイト先を探す時は時給だけでなく、交通費がいくらもらえるのかと、自転車で行ける範囲かどうかもポイントになります。
電車やバスを乗り継いで、支給額以上にかかってしまうと赤字になってしまうので注意です。
バイトを入れるのがめんどくさい
色々とメリットが多いのは確かですが、毎回バイトを探して応募するのはけっこうめんどくさいです。
場所や時間が希望通りのところがすぐに見つかればいいですが、なかなか探してる条件に合うバイトがないことも多いです。
業務内容とか通勤経路とかを1個ずつ検討してると、その時間がもったいなく感じてきちゃうんですよね。
まぁそれはメリットと表裏一体のデメリットなので仕方ないことではあります。
バイト先をお気に入りにしておくと募集がかかった瞬間に通知してくれるので、何個か自分に合うバイト先を見つけておくといいです。
また、1週間くらい前から余裕を持って募集される場合もあれば、直前で人が足りなくなって前日に募集がかかる場合もあります。
なのでたまたまアプリを見た時にちょうどいい案件が見つからなくても、マメにチェックしていればタイミングよく見つかることも多いです。
タイミーの時給は安い
タイミーで募集されてるバイトは時給1000円程度が多く、都道府県の最低賃金に近い設定がほとんどです。
3～5時間程度のバイトが多くて1日中入れることも少ないし、時給の安さも合わさって、タイミーだけでガッツリ稼ぐのは難しいです。
中には時給1500円くらいのバイトもありますが、労働時間が短めなことが多く、通勤の手間や時間を考えるとそんなに美味しくなかったりしますね。
また、タイミーは1日に1件までしか働くことができないので、短時間で終わったからといって次のバイトをハシゴしたりもできません。
タイミーとほぼ同じアプリのシェアフルとか使えばハシゴできないこともないですが、タイミーほど案件が豊富じゃなく時間や場所を合わせるのが難しいです。
地域によっては使いづらい
タイミーは悪い評判も聞きますが、おそらく地域的な理由が大きいと思います。
というのも、都市部であればいくらでも仕事がありますが、地方になると案件が少なくて思ったように入りにくいんですね。
人気の案件は争奪戦になってしまい、ロクな仕事が残ってない、みたいなことが起きやすいです。
いくらアプリが使いやすくても仕事が見つからなかったら意味がないので、悪い評価を付けられてしまいがちなのかなと思います。
タイミーのアプリをインストールすれば会員登録しなくても求人情報を見ることはできるので、自分が住んでるエリアにどのような仕事がどれくらい募集されてるのか見てみると雰囲気をつかみやすいと思います。
実際やってみて良かった？
昔、単発の派遣バイトをやってたことがありましたが、タイミーで働く感覚としてはそれに近いです。（タイミーは派遣会社ではないので、勤務先と1日限りの直接雇用という契約になります）
当時はスマホがなくて電話とメールでやり取りして、応募するのもスケジュール管理も給与受け取りもめんどくさかったから、全てがアプリ上で完結するのはめちゃくちゃ楽だと思いました。テクノロジーに感謝ですね。
バイト内容に関しては、飲食店のホール、厨房で皿洗いや仕込み、機材の組み立てなどをやってみました。どれも未経験だったけど特に問題も起きず完遂しました。
久しぶりに体を動かす仕事をしたので、最初はしんどかったし疲れも取れなくて大変だったけど、何回かやっていると徐々に慣れて大丈夫になってきました。
今までデスクワークが中心だったせいもあってか、体を動かしたあとの疲れは謎の心地よさすら感じました。
色んな職業をちょっとずつ体験できたり、店舗の裏側が見れたり、経験としての面白さはありましたね。
そういう部分もひっくるめてタイミーをやってみて良かったなと思います。
まとめ
タイミーはすぐに働くことができて、お金もすぐにもらえて、今までのアルバイトの常識をくつがえすアプリだと思います。
普通のバイトだとシフトが決まると後から調整するのが難しかったりしますが、タイミーなら自分の好きなタイミングで働く日にちを決められるし、なんなら当日でもバイトを入れられます。
ただ、労働時間が短めで、時給も安く、1日1回しか入れないので、あんまりガッツリ稼ぐことはできません。タイミーだけで生活していくのは厳しいものがあります。あくまで副業のポジションになります。
自分は別の仕事が見つかるまで、一時的な繋ぎとして最低限の生活費だけでも稼げれば、という感じで今後も使っていく予定です。
色んな職業を経験することで今までは考えなかったような道が見えてくるかもしれないし、正社員登用を前提とした募集もあったりするので、もしかしたらタイミーきっかけでいい仕事が見つかるかもしれないですね！
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