IWANOおひつ
2022年買ってよかったものランキング1位は「おひつ」です。
おひつって旅館とかで見かける、ご飯が入ってる木の器なんですけど、木製だけじゃなく陶器のおひつもあるんですよ。
今回はブログの本筋から脱線するんですが、私が愛してやまないおひつのことを紹介させてください。
そして興味が湧いたら買ってみてください。
IWANO(イワノ)というブランドのおひつで、写真は実際に使ってるものです。
DQMSL記事しか書けない体質なので、モンスター紹介風に書きました。
おひつの守護
- お米系の味方全体を1日の間、乾燥完全ガード状態にする。
炊飯器にご飯を入れておいたままにすると、水分が失われて固くなってしまうことがあります。カピカピになってしまったご飯ってほんとおいしくないですよね。
おひつに入れておくことで、ご飯の乾燥を防いで柔らかくておいしい状態をキープすることができます。
ご飯を炊いた後にすぐに食べてしまう人であればおひつは不要だと思いますが、翌日の朝ごはんやお弁当の分を多めに炊いておく人にとってはかなり重要だと思います。
ただし、おひつも万能ではないので、1日以上経過してしまうとその効力は切れてしまいます。過信しすぎは禁物です。
多少固くなってしまっても、電子レンジであっためればだいたい解決しますけどね。ちなみにこのおひつは陶器なのでそのまま電子レンジに入れてもOKです。
茶碗にラップをかけて電子レンジであっためると、全体が熱々になって持てなかったり、ラップから水滴が落ちておいしくなくなったりしますが、おひつならそういうこともありません。
調湿の構え
- 水滴系の攻撃を無効化する。
- 次の日までご飯のおいしさを1.2倍にする。
個人的にはこれが一番気に入っています。
炊飯器で保温したままにしておくと、蓋に貯まった水滴がご飯に落ちてべちゃべちゃになってしまうことがあるんですよね。
おひつは余分な水分を吸収してくれて、ご飯のべちゃべちゃ化を防いでくれます。
ただ、炊き立てのご飯をすぐに入れるとどうしても蓋に水滴がついてしまうことはあるんですが、蓋の形状が工夫されていてご飯には垂れないようになっています。これはほんとありがたい。
そして調湿機能は水滴を防ぐだけでなく、ご飯の湿気をほどよく吸ってくれる効果もあります。
炊き立てのご飯はみずみずしすぎるところがあるんですが、おひつに入れておくことでほどよい水分量になり、おいしさがアップします。
まさか水分量の違いで味が変わるとは、おひつに出会う前は想像もしてませんでした。
冷蔵庫で冷やしたご飯はガチガチで食べれたものじゃないですが、おひつで自然に冷えたご飯は冷たいのに柔らかくて、冷や飯の概念を覆します。
炊飯器封印
- 炊飯器系のモンスターを封印状態にする。
機種によると思うんですが、IH圧力炊飯器って保温中に変な音がしてうるさいんですよ。
自分は雑音が気になってしまう性格なので、静まり返った部屋でいきなり「ギギギギギギ」とか「ジーーーーー」みたいな音を出されるのがものすごいストレスだったんですね。
急いで炊飯器のスイッチを消しに行くんですが、このご飯どうすんの?ってなるのが日常でした。
おひつがあればご飯を炊いた後の炊飯器は用済みです。速攻でスイッチを切れます。
あんまり同じような悩みを持ってる人は少ないかもしれませんが、炊飯器の保温による騒音ストレスを抱えている人におひつは超オススメです。
一台千役の魔法
- スチーマー系の呪文
- その後、オーブン系の呪文
- このとくぎは直火調理に変化する
自分はご飯専用にしてるのでこの用途で使ったことはないです。
スチーマーとして使ったり、オーブンで使用することもでき、直火調理も出来るとか。土鍋みたいなことですかね。
複数の調理器具を1個にまとめられるのは便利なんじゃないでしょうか。
ん~、でも料理に使ったらご飯入れられないし、ご飯入ってたら料理できないし、なかなか理想通りにはいかないような気はします。
ちなみに、一台千役の魔法って言葉は公式サイトに載ってたのを引用してます。千役は言い過ぎだと思います。
ステータス
1合用 | 2合用 | 3合用 | |
---|---|---|---|
価格 | ¥3490 | ¥4490 | ¥5490 |
直径 | 14cm | 18cm | 21.5cm |
高さ | 8cm | 9.5cm | 11cm |
重量 | 688g | 1342g | 1870g |
素材 | 陶器 | ||
生産国 | 日本 |
私が使っているのは2合用になります。
他には1合用や3合用もあるので、ご飯を食べる量や人数に合ったサイズを購入しましょう。
サイズはそれなりに大きい感じで、冷蔵庫にしまうとけっこう場所を取ります。2合用だと高さがそんなになく低めの棚にも入るのが救いですね。
真夏でもない限り常温で置いておいてもわりと大丈夫だし、長くても半日(一晩)だけなので、実際に冷蔵庫に入れることはあんまりはないです。
陶器なのでけっこう重さはあり、ご飯が入ったまま片手で持つと危険を感じます。落としたら割れるので横着せずに両手で持った方がいいです。
耐性
電子レンジ | 対応 |
---|---|
オーブン | 対応 |
直火 | 対応 |
冷凍 | 対応 |
冷蔵 | 対応 |
食洗器 | 対応 |
IH | 非対応 |
電子レンジ、オーブン、直火で使えるだけでなく、冷蔵も冷凍も可能です。
あらゆる温度帯に対応できますね。食洗器が使えるのもグッド。
IHには対応していないので注意。
まぁご飯の保温するだけなら関係ないですけどね。
特性
- 節電の極意
(炊飯後の電力を100%軽減する) - 萬古焼の誇り
(バトル開始時に熱耐性を1段階上げる) - クリーンボディ
(汚れダメージを3/4に軽減、衛生1.2倍)
炊飯器は保温している間ずっと電気を使っています。
機種や電気プランによると思いますが、保温の電気代は1時間で約0.5円だそうです。仮に1日12時間保温したとしたら1日6円です。安いですね。
でもこれが1年間毎日続いたら2190円です。こうなると決して安いとは言えないんじゃないでしょうか。
2年使えば保温の電気代でおひつが買えちゃうってことですよ。それ以上使えば電気代が浮いてプラスになります。やばいです。
IWANOのおひつは萬古焼(ばんこやき)で出来ています。耐熱性に優れているため、保温だけでなくオーブンや直火調理にも使えるってことですね。
そして陶器のメリットとして、洗うのがとても楽です。
ある程度ご飯はくっついちゃうんですが、水を張って少し置いておくとスポンジでなでるだけで簡単に落とすことができます。
調理に使った後も油汚れを落としやすいらしいです。
おひつといえば木製も良さそうですけど、やっぱり手入れが大変そうだし、めんどくさがりの自分は陶器を選んで正解だったと思います。
まとめ
ご飯って毎日食べるものだから、ご飯の質を上げることは生活の質を上げることに繋がります。
自分は炊飯器の保温ストレスから解放されたくて購入して、それが解決しただけでも満足だったんですが、ご飯の味が変わったことにビックリしました。
炊き立てのご飯も少しおひつに入れて落ち着かせてから食べた方がおいしいし、冷えたご飯も温め直さなくてもおいしいし、あったかいご飯が食べたい時はおひつのまま温め直せるのもまじで便利です。
あと、これは好みの話になるんですが、このおひつはフォルムがめちゃくちゃいいんですよ。丸っこくて愛着がわきます。ここも地味にオススメポイントです。
どんな部屋のインテリアにも馴染むデザインですね。ちなみに色は白と黒が選べます。
炊飯器で長時間保温を使ってる人や、別容器に移して冷蔵庫で保存している人は、ぜひ一度おひつを試してみて欲しいです。