ホットサンドメーカー
久しぶりにいい物が買えました。ホットサンドメーカーです。
今のところ2023年買ってよかったものランキング上位に入りそうなレベルで気に入っています。
ホットサンドメーカーはキャンプブームもあってけっこう人気みたいですが、確かにこれはいい物でした!
今回はブログの本筋から脱線して、ホットサンド愛が溢れるレビュー記事を書いていこうと思います!
圧着パンミミ
- 【こぼれ防止】
- パン2枚に圧着ダメージを与える
- サクサク感を1段階アップ
ホットサンドメーカーにはパン耳圧着式と通常タイプの2種類があります。
圧着しない通常タイプの方が種類が多く、安い商品が揃っています。なんと、ダイソーやセリアに行けば1000円くらいで買えるみたいですよ。
とりあえずお試しで買うならそれでも十分だと思います。
でも、圧着しないとトーストでサンドイッチを作ってるような感じになりそうで、ホットサンド特有のプレス感があまり感じられない気がするんですよね。
なので自分はパン耳圧着式を選びました。
パン耳圧着式にも2種類あって、面で押しつぶすタイプと、線で押すタイプがあるみたいです。
画像で比較するとこんな感じです。(左:面で押すタイプ、右:線で押すタイプ)
面で押した方が耳はサクサクになるけど密閉感はそこまででもなく、線で押した方が密閉感はあるけどサクサク感はそこまで、という感じでしょうか?
線で押す方は溝に汚れが溜まりそうで洗いにくそうだし、面で押す方が自分のホットサンドイメージに近いので、このタイプの中から探しました。
そして、選んだのがこれです!
アイメディアのホットサンドメーカーで、値段は2800円くらいです。安過ぎず高すぎずといったところでしょうか。
同じタイプだと、燕三条 Qoovel ホットサンドメーカーが非常にいい感じなのですが、値段が倍くらい違うのでちょっと手が出ませんでした。
上下分離の型
- 【丸洗い】
- 使用後、汚れ状態を解除
ホットサンドメーカーは小さいフライパンが2つくっついたような製品で、上下に分離することが可能です。
電気式だと分解することができず、水濡れ厳禁なので表面をサッと拭くくらいしかできないんですよね。
パンを焼くだけならそんなに汚れることはないですが、バターを使ったり、ソースやチーズが溢れて焦げ付いたりしちゃうと大変です。
実際、自分は電気式のホットサンドメーカーを持っていたことがあったんですけど、ベタ付いてきたりして不衛生な感じがして使わなくなっちゃいました。
その点、直火式なら分離して丸洗いできるので、油が付こうと焦げ付こうと、水も洗剤も使えてじゃぶじゃぶ洗えるのがいいところです!
買う前は洗うことまで気にしないと思いますが、実際に使っていくと後片付け問題はかなり重要です。
後片付けが面倒だと使うのも億劫になってしまって、こういう調理家電って使わなくなりがちですからね。
ちなみに、ホットサンドメーカーを分離するとそれぞれ小さいフライパンとして使うこともできます。
例えば、目玉焼きとソーセージをそれぞれ焼くみたいな使い方もできます。
ちょっとしたものを焼くのにでかいフライパンを使うのは油もガス代も洗剤も無駄な気がするので、意外と小さいフライパンって便利です。
とくぎカスタマイズ
ホットサンドメーカーは素材を使ってとくぎ転生することにより、様々な組み合わせを作れるのが魅力です。
どのように組み合わせるとシナジーを発揮するのか、実例をもとに紹介していきます。
ハム&チーズ型
オーソドックスなハムとチーズの型です。まさに王道中の王道といっていい組み合わせでしょう。
ハムを贅沢に2枚使ってチーズを挟み込み、チーズはモッツァレラを使うと伸びが良く仕上がります。
ハムにもチーズにも塩気があるので味付けは不要ですが、ケチャップ、ピザソース、BBQソースなどのバフをかけるとおいしさが1段階アップします。
チキンハンバーグ&マヨネーズ型
丸大食品のチキンハンバーグを大胆に1枚丸ごと使った型です。
チキンハンバーグは業務スーパーで3枚セットで118円で売っているので、食パン(8枚斬りを2枚)と合わせても、118÷3+138÷8×2=73.8円で作れます。
この手の総菜パンを買うよりコスパがよく、味の威力は総菜パンを軽く超えます。
マヨネーズのバフをかけるとおいしさが2段階アップします。レタスやトマトなど野菜を加えてハンバーガーっぽくしても良さそうですね。
チョコレート&マシュマロ型
甘い系が好きな人にオススメの構成です。
焼いたマシュマロをチョコと一緒にビスケットで挟むスモアというお菓子があるのですが、それの食パンバージョンですね。
マシュマロは直火で焼くと香ばしさが増してさらにおいしくなるので、できれば焼いてから挟んだ方がいいですが、面倒なのでそのまま挟んじゃってもOKです。
どちらにしても熱で溶けて原型はなくなります。
チョコレート&バナナ型
もうひとつチョコレートを使った型です。
バナナと合わせることで、お祭りの屋台を思わせるチョコバナナ風に仕上がっています。
バナナは熱を加えると糖度が上がってより甘さが引き立ち、バナナがとろけて食感も上がります。
ボリュームがあって食べ応えがあるホットサンドになります。
ステータス
価格 | ¥2892 |
---|---|
重量 | 746g |
長さ | 356mm |
横幅 | 156mm |
厚さ | 31mm |
材質 | アルミ |
※価格は変動することがあります
サイズで重要になるのが、内側のパンを乗せるところです。
大き目のパンでも入るようになっているのですが、逆に小さいパンだと耳をしっかり圧着することができません。
推奨されているパンのサイズは12cm四方、もしくは山形パンとされています。
自分はヤマザキパンのロイヤルブレッド8枚斬りを使用していますが、大きさも厚さもギリギリな感じはしますね。
厚みとしては10枚斬りだと薄すぎるし、6枚斬りにするとボリューミーすぎるので、8枚斬りで具を少し多めにするのがベストっぽいです。
耐性
直火 | 対応 |
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IH | 対応 |
空焚き | 厳禁 |
急冷 | 厳禁 |
電子レンジ | 不可 |
食器洗い機 | 不可 |
揚げ物 | 不可 |
直火で使えるのはもちろんのこと、IHでも使えるのは嬉しいですね。
空焚きしたり、熱い状態から急激に水で冷やすと、表面のコーティングがはがれやすくなり、寿命が短くなってしまいます。
鉄フライパンとは扱いが違うので注意です。
電子レンジで使う人はいないと思いますが、小型なので食洗器に放り込みたくなることはあるかもしれませんね。これも使えないので注意です。
特性
- マーブルコート
- 熱の使い手
マーブルコートとは、フッ素樹脂に大理石の粉を混ぜたコーティングのことだそうです。
通常のフッ素加工だけに比べて耐久力が大幅に上がっていて、焦げ付きにくく、汚れがついても簡単に洗い流すことができます。
実際、パンを焼くだけだとそんなに汚れることはないですけど、普通にフライパンとして使う時には便利ですね。
アルミでできているので熱伝導が良く、すぐにパンが焼けます。
油断すると焦げてしまうほどなので、ちょくちょく焼き具合を確認した方がいいです。
まとめ
ホットサンドメーカーがあるとパン生活が大きく変わります。
今までは食パンってトーストしてジャムかはちみつくらいしか食べてなかったんですが、ホットサンドにすることでバリエーションがめちゃくちゃ増えて朝ごはんが楽しくなりました。
挟んで焼くだけで、注意するのは火加減くらいなので、普段料理しない人でも全然扱えると思います。
なんで挟んで焼くだけでこんなにおいしくなるんでしょうね。
やっぱり密閉して焼いてるので、開放型のトースターと違って水分が中に閉じ込められるんでしょうか?
圧をかけて焼いているので、トーストとは違ったサクサク感に仕上がるのもいいですよね。
ホットサンドではなく普通に調理器具として使う場合も、ひっくり返すのが楽でいい感じです。
自分は餃子を両面焼きしたくて使ってみたんですが、全体がパリパリになっておいしかったです。
ただ、完全密閉ではないのでひっくり返した時に油が漏れてしまうので、コンロ回りが汚れやすいのは気を付けないといけないです。
もしホットサンドをそんなに作らなかったとしても、普通に小さいフライパンとして使えるので、持っておいて損はないと思います!