シンブレード
炎のゴアメダルでは、シンブレードを手に入れることができます!
ジェノアックスに続く深淵関係の装備品ですね。
通常攻撃が属性の全体攻撃になるという珍しい性能で、深淵が持つ味方に使い手を付与する特性と組み合わせることを想定したものでしょうか?
シンブレードがどのように使えるのか考察します!
全体メラ攻撃
全体メラ攻撃は、通常攻撃に比べて0.2倍くらいの威力でした。つまり全体攻撃で全員に当てれば合わせて1倍ってことですね。
ちなみにこれはジェノアックスの全体ドルマ攻撃と同じ倍率です。
単体に対する倍率は下がってしまうものの、継続ダメージを付与すれば総合的なダメージは増える、といったところでしょうか。
AI行動を持っているのにあまり攻撃力が高くないモンスターでも、継続ダメージで削れるようになるのは便利そうです。
継続ダメージ
全体メラ攻撃が当たったモンスターを、30%の確率で継続ダメージ状態にします。
HP733のウルスラに対して149ダメージだったので、継続ダメージは最大HPの20%です。
超ゾーマの絶望の霧氷や、超ピサロの貴公子の円舞、超竜王の終焉の炎による継続ダメージと同じですね。(魔界の業火やはどうほうは固定ダメージ)
通常攻撃が回避されてしまうと継続ダメージを付与できないため、相手のエルギオスに先に動かれて踊りで天使の理をされたり、暗黒の魔人など高防御力相手には無力化されてしまう可能性が高いです。
継続ダメージは行動後にダメージが入ることもあり、出来るだけ相手が行動するよりも先にシンブレード持ちを動かしたいですね。
相性がいいモンスター
- アレフガルドの伝説(メラ&ギラブレイク、AI2-3回行動)
- 天空竜と夢の魔女(黄金のチカラ、AI2-3回行動)
- 大魔王ミルドラース(メラブレイク、AI2回行動)
- 闇の覇者りゅうおう(闇の炎の化身、AI3回行動)
- ゴア・しんりゅうおう(竜王の痕跡、AI2-3回行動)
- 全てを滅ぼす者ゾーマ(全属性ブレイク、AI3回行動)
- グランエスターク(フォースドブレイク、AI2-3回行動)
- 怪竜やまたのおろち(紅蓮の炎熱、AI2-3回行動)
AI行動を持っていないモンスターは除いて、自前でメラブレイク系を持っていて現役で使える可能性があるのはこのくらいでしょうか。
アレフガルドは一度落とされるとメラブレイクを失うし、終盤に通常攻撃が散ってしまうのも使いづらそうです。
超バーバラは攻撃力が低いのでダメージそのものが出ない可能性があります。
ミルドラースは性能自体が今の環境では厳しいですが、動けばまぁまぁ面白い組み合わせではあります。
超竜王も耐久型と継続ダメージでけっこう相性がいいですね。
この中で一番早いのはゴア・しんりゅうおうで、名前や性能からいっても本人が装備することも想定されているとは思います。
ツメ装備で速攻寄りにできなくなってしまう欠点はありますが、継続を入れて何度も復活しながらジワジワ削っていくのは想像するだけで恐ろしいですね。
ブレイクを持つ本人が装備するのではなく、竜王の痕跡で炎の使い手状態になった味方に装備させるのもいいと思います。
えんまのつかいに装備して、仁王昇天殺でみがわり突破後に中身に継続ダメージ狙いとかになるでしょうか。
まとめ
ジェノアックスはカウント付与が強力でしたが、通りが悪いドルマ系だったことと、カウントの付与率が低すぎたことで、実用性は低かったです。
シンブレードは継続ダメージの付与率が30%あるので敵が5体いれば1~2体は入るし、昔に比べてメラの通りが良くなっているためけっこう実用性があるんじゃないでしょうか。
継続ダメージは耐性や魔王バリアで防げない割合ダメージが高い猛毒みたいなもので、放置しておくと意外と蓄積ダメージが大きくて厄介なものです。
思わぬところから継続ダメージを入れられると対処しにくいですし、HP20%以下で残ったモンスターは動いただけで落ちるので、防御でやり過ごして勝利みたいな展開もあり得ます。
ウェイト5使うのはちょっと重いですが、それだけの価値はある装備品じゃないでしょうか!
ただし、通常攻撃が分散して1体へのダメージは下がるのと、メラ耐性があるモンスターには火力が出なくなるので、普通の通常攻撃なら削りきれたのに!っていう場面は必ず出てきます。
けっこうバランスが難しい装備ですね。