キラーリカント
ドラ猫退治のイベントでは、リカント(キラーリカント)が仲間になります!
元々はレジェンドクエストDQ1で手に入ったモンスターで、初実装はけっこう最近で2020年2月です。
今回のイベントで手に入るブルドーガやエビルハムスターに比べると、明らかに使い道がないモンスターです・・。
白騎士と消えた姫君のイベントで活躍したことはありますが、魔獣の属性ダメージ+250%の特別条件があったからであって、キラーリカントが強かったのとはちょっと違います。
キラーリカントはどのように使えるのか考察します!
ツメとぎ(MP16)
- 1ターン攻撃ダメージを2倍
- みかわし率を50%にする
ちからためとみかわしきゃくがセットになった特技です。
なんと、これは昔のデスタムーアの夢幻の構えと同じ効果です。魔王が覚える特技のお下がりを討伐Sランクがもらえるとは。
先制発動なので、1回目の調整が入った時と同じですね。(現在の夢幻の構えは3回目の調整です)
実際使えるのかというと、ただのちからためよりは強いですが、あまり効果的に使える場面はないです。
れんごくきりさき(MP42)
- ランダム4回のメラ斬撃ダメージ
- 確率でメラ耐性を下げる
メラ系の斬撃は珍しいです。今のところ実用性があるのは、火葬のツメか獄炎斬りくらいしか実装されてません。
貴重な属性攻撃ではあるんですが、キラーリカント自体の性能が問題です。
攻撃力が☆4+4で440しかなく、物理アタッカーとしてはだいぶ物足りなさがあります。
どちらかというと属性耐性を下げる目的で使う特技になるでしょうか。
ひん死で会心や超ちからため持ちに獄炎斬りを覚えさせ、弱点ダメージを狙うためのサポート的なポジションなら使えそうですね。
その他の特技
- はげしいおたけび
- 超もろば斬り
- ちからため
- れんごく斬り
これといって引き継ぎたい特技はないかもしれません。はげしいおたけびくらいでしょうか。
超もろば斬りはひん死で会心を持っていたらHP調整に使ったりできたんですが、証の関係で威力が上がり過ぎて、反動ダメージで確実に死にます。
そもそもひん死で会心も持ってないので、ただ自滅するだけのそんなに倍率も高くない特技って感じになっちゃってますね。
バイシオンやピオリムなど補助特技に付け替えるのが無難でしょうか。
ステータス
☆0 | ☆4+4 | |
---|---|---|
HP | 528 | 637 |
MP | 254 | 309 |
攻撃 | 362 | 440 |
防御 | 285 | 345 |
素早さ | 357 | 433 |
賢さ | 221 | 269 |
キラーリカントは物理アタッカーなのに攻撃力がそれほど高くありません。
最近のモンスターだと、トンベリマスターやドッグスナイパーもそこまで高攻撃力というわけではないですが、条件次第で特技の倍率が大幅に上がって超火力を出すことができます。
キラーリカントにはそういうロマン要素もなくて、ただ攻撃力が低いだけなのがかわいそうです。
素早さも中途半端なのでGP運用も難しいし、これといって目立つ強みになる部分が見当たりません。
耐性
メラ | 無効 | ザキ | 無効 |
---|---|---|---|
ヒャド | 弱い | マヌーサ | |
ギラ | 半減 | マホトーン | |
バギ | 毒 | ||
イオ | 眠り | 弱い | |
デイン | 混乱 | 半減 | |
ドルマ | マヒ | 半減 |
ヒャドと眠りに弱い、わかりやすい魔獣って感じですね。
耐性面での強みはメラ無効だけで、全体的に耐性は無いに近いです。
特性
- AI1-2回行動
- ビーストビート
(偶数ラウンドに攻撃力と素早さ1段階アップ)
特性もキラーリカントならではの強さはあんまり感じられないですね。
偶数ラウンドの自動バフを持ってるのはまぁまぁ便利です。
リーダー特性
- 魔獣系の攻撃力を18%アップ
リーダー特性はそこそこ強めで、何かしら使い道はありそうです。
ドッグスナイパー、ビーバーン、ギロチンキャプテンも同じリーダー特性を持っていて、なぜか魔獣系のSランクは攻撃力18%が充実しています。
ランクエのオーダーでたまに使えますね。魔獣系は最強アタッカーのスケアリードッグがいますから。
まとめ
キラーリカントは今回復刻している3体の中では一番新しいのに、一番使い道がないモンスターです。
クエストアタッカーとして使うには火力が低いし、メラ耐性ダウン役として使うにしても他にメラ斬撃アタッカーが少ないので使いどころがないです。
もしブレイクや使い手を持ってないメラ斬撃アタッカーが増えればサポート役として使えそうなんですが・・。
環境次第では今後使えるようになる可能性はありますが、現状では厳しいですね。
討伐モンスターは全てがどこかで使えるなんてことはなく、当たりハズレがあるのはしょうがないです。