新生転生 ジェノダーク
2021年1月21日、ジェノダークに新生転生が追加されました!
ジェノダークも2日後に実装されたアレフガルドの伝説に完全に話題を持っていかれてしまったモンスターですね。
ジェノダークはマスターズGPに特化した性能ですし、GPで使えないならクエストで、ってわけにもいきません。
新生転生ジェノダークはどのように使えるのか考察します!
三悪魔の宣告(MP98)
ランドの最後に発動し、全体をカウント3状態にする儀式系特技で、反射を無視することができます。
悪魔系3体以上のパーティだと、光のはどうで解除できないカウントダウンになります。
新生転生前に覚えるしにがみのぎしきは対象がランダム3体でみがわり無視でしたが、三悪魔の宣告は対象が全体になった代わりにみがわりを無視できません。
ラウンドの最後発動なので相手のにおうだちが残っているということは少ないと思いますが、もしにおうだちが残っていると全部1体に入ってしまいます。
ゴア・ジェノシドーの漆黒の儀式でカウントを進めることもできますが、ラウンドの最後発動ということもあり、カウントを入れたターンにカウントを進めるっていうムーブはできません。
また、カウントで倒してもリザオラルがかかっていればすぐに復活するし、蘇生持ちが生き残っていれば普通に蘇生されます。
カウントだけ入れて守りに徹すれば勝てるわけではないですね。
くるしみのぎしき(MP44)
全体に賢さ依存でドルマ系の儀式ダメージを与え、確率で回復封じと蘇生封じを付与する特技です。
こちらも悪魔が3体だと解除できない回復封じと蘇生封じになります。
ラザマナスの死者の解放(ゾンビ系が倒れると味方ゾンビの蘇生封じ解除)の特性でも解除できません。
賢さが高くなるほどダメージが上がりますが、ジェノダークは賢さが上がる特性も持ってないし、キャップに到達してもそれほど火力は高くないです。
ブレイク系の特性も持ってないので通りが悪いです。
最近はラプソーン、超ハーゴン、ジェノシドーの影響でドルマが強いように錯覚してしまいますが、ブレイク特性があるから強いわけですからね。
ただ、この欠点はジェノシドーと組むことにより、破壊神の痕跡(味方にドルマ使い手付与)の特性である程度使いやすくはなります。
カウントを進める漆黒の儀式といい、ジェノシドーとはかなり相性がいいモンスターですね。
悪魔3体どうやって組む?
従来の悪魔パーティは、デュランリーダーの速攻型がほとんどでした。
それにアンカー特技がメインのジェノダークはあまり相性がいいとは言えません。今までとは全く違った組み方になりそうです。
速攻以外の悪魔系モンスターといえば・・
- ファラオヘッド
- ジャハガロス
- ブルサベージ
- イブール
- 幻惑のムドー
- 妖魔軍王ブギー
このあたりと組むといやらしそうです。
ファラオヘッドはカチカチのみがわりでラウンド最後までジェノダークを守り、ファラオの左手でリザオラルも行けます。
ジャハガロスやイブールの自動復活でしつこく粘れるし、イブールの悪夢の再生もターン稼ぎに使えますね。
ムドーは夢の世界でダメージ軽減しつつ、ねむりボディや催眠の邪弾で眠らせて時間稼ぎ、ブギーのひれつなさくせんも行動制限+味方を守るのに使えるので相性が良さそうです。
全体的に上位はどうで無力化されやすいので、エルギオスがいる限り厳しいってのは現実問題としてあります。
悪魔以外だとケトス、超ウルノーガ、ジェノシドー、ヴェルザー、オムドなど相性が良さそうなモンスターはいますが、それを入れると今度は悪魔が足らない、っていうなんとも絶妙な調整になっています。
現状、系統の王であるタイタニスがいなくても悪魔パーティは成立していますが、もしかしたらタイタニスの新生転生は速攻型ではなく、こういった耐久寄りのモンスターと組むと強くなるのかもしれないですね。
その他の特技
- しにがみのぎしき(MP98)
- まばゆい稲妻(MP124)
- 極大魔瘴弾(MP48)
- デスファイア(MP33)
新生転生前から引き継げる特技は、どれもあんまり強くないです。
三悪魔の宣告でカウントを付与できるのでしにがみのぎしきは不要に感じますが、みがわりを無視できるし、使い分けできそうな気がしないでもないです。
ちなみに、意味があるのかはわからないですが、上位カウントと通常カウントは同時に入れることができます。
他に息と体技も引き継げます。これもちょっと今の環境では厳しそうです。
新生転生特技2つをメインに使っていくことになりますし、残り2枠は自由枠として使えるってことですね。
特性
- 悪しきオーラ
- 自動HP回復
- つねにみかわしきゃく
- 悪魔の癒し
- 最大MP+100
新生転生でいきなりマインドバリアが悪しきオーラに強化されました。(実はバラモスブロスが持ってる特性です)
3ターン状態異常を防ぐ、いわゆる魔王バリアですね。ジェノダークは眠りも混乱も耐性がなく、ラウンド最後まで生き残れるのか怪しいので、この特性はけっこう重要です。
悪魔の癒しは偶数ラウンドにHPが回復する特性で、スライムでいうところのルージュスライム、自然でいうところのバルケロスみたいなやつです。
メタルボディ持ちのファラオヘッドにはかなり相性が良さそうです。
ジェノダークはカウントで決める戦い方だと最低3ターンはかかるので、最大MPが上がって長期戦にも対応しやすくなったのはいいところです。
リーダー特性
- 最大HP25%アップ
HP20%アップから5%増えて25%アップになりました。
系統が関係ないので、悪魔3体以外を別系統にしたい時にはリーダーとしても使えます。
とはいえ、HPアップリーダーはラプソーンの40%、暗黒の魔人やヴェルザーの30%と比べると、ちょっと物足りなさはあります。
耐性
- ギラ半減→ギラ無効
新生転生するとギラ耐性が無効になります。
ギラといえばアレフガルドの伝説を意識しての調整なのでしょうか。
耐久モンスターにとって、耐性がいいに越したことはありません。
まとめ
ジェノダークは性能的には非常に面白いんですが、使いこなすのは難しそうなモンスターです。
カウント3だとけっこう余裕があるし、ホラーブレスみたいにダメージ+状態異常の後にカウントみたいないやらしい動きじゃないし、ラウンド最後発動の制限があるし、悪魔3体の条件もあります。
決めるのが大変なわりに、耐久同士だと立て直されやすいですし、ジェノダークだけ残ってしまった時に火力系の特技も持っていません。
これはけっこうセンスを問われるモンスターですね。完成度が高いパーティを組めればハメ技に近い動きができそうな気もします。
アレフガルドの登場で2日間しか使われてなかったですが、今後のルールや環境、もしくはタイタニスの新生転生次第で、大化けする可能性はあるんじゃないでしょうか。